散歩していると
甘い香りが
漂ってくる。
ヒイラギの花の
香りだ。
ヒイラギの花には芳香があり
葉を魔除けとして使う
風習もあるため
家庭でよく植えられている。
ヒイラギは
雌雄異株なのだが
各家庭や公園で
植栽されているものは
ほとんどが雄株だ。
たくさん花が咲き
賑やかで美しいからだろう。
拙宅にある貧相なヒイラギは
数少ない雌株である。
山から小さい苗を母が
引いてきたそうだ。
雌株の花をよく見ると
子房が膨らんだ雌しべと
角のように突き出した
2本の雄しべが見えるので
両性花である。
一方雄株の雄花は
立派な雄しべと
真ん中にかすかに
雌しべの痕跡が
見られるだけだ。
もちろん果実はできない。
拙宅の雌株には
いっちょ前に
大きな果実をつける。
ちょうどモクセイ科の
ネズミモチの果実を
大型にしたような
色と形をしている。
ヒイラギと言えば
鋭いトゲで一度くらい
痛い目にあった経験が
あると思うが
老木になるにつれ
徐々にトゲは小さく
目立たなくなり
全縁の葉となる。
これは草食動物などに
食べられやすい時期には
トゲのある葉で身を守り
生長して大きくなると
葉を食べられる恐れが
少なくなるのでトゲを
作らないのだと
言われている。
全縁の葉については
nampooさんのブログ
で紹介されている。
ちなみに
クリスマスリースによく使われる
セイヨウヒイラギは
モクセイ科のヒイラギとは
別種でモチノキ科だ。
今回は、お散歩の途中で晩秋に咲くヒイラギの花を観察なさり、自然の妙を観察なさいました。
雌株の花をよく見ると、両性花であるとの解説はわかりやすく、参考になります。
自然界は人間が考える以上に、賢い知恵者として進化しています。
実物のハスカップの実を見てないのですが、形が似てる気がします。
https://hokkaido-labo.com/haskap-12478
この季節、ヒイラギの花のいい香りが漂っていますね。
公園などに植わっている花のほとんどが雄株なのですね。
何気なく見ているだけで、気がつきませんでしたが、画像でよく分かるように見せていただきました。
雌株の花も探して見たいと思います。
匂いに誘われて・・この花でした
数枚写真に収めてあるので・・そのうちに
アップしたい、確かにひいらぎはトゲの葉とトゲのない葉とありまして
その理由がよくわかりました。
いつも教わります <(_ _*)>
棘の話おもしろいです。うちのはまだ子ども、バンバンに刺してきます。
香りは嗅いだこと無い様な気がします。
トゲの話も興味深く、自然界の知恵には
いつもながら驚かされます。
ご自宅の実はいっぱいなるのですか?
何かに使われるのでしょうか?
可愛い清楚な花ですね。
イワシの頭も信心からも、ヒイラギの枝に付けるのでは。
知らなくて、あるお宅の格子戸に刺してあるのを見て、ちょっとギョッとしました。
お花を見て、ほっとしました。
今年は暖かい日が多くてもう12月になるなんて信じられない思いです。
母の実家にヒイラギが植えられていてかなり古い木でしたから
全縁の葉だったかもしれません。刺を作らなくなるとは初めて知りました。
こんばんは。
拙宅の雌株の近くに雄株はありません。もちろん遠くの雄株から虫が花粉を運んできているのだと思いますが、自家受粉も可能なのかなとも考えたりしています。
こんばんは。
ハスカップの実と本当によく似ていますね。リンクはっていただいたので、調べてみました。北海道なんですね。
まったく知りませんでした。
こんばんは。
雌雄異株の植物は雄株にたくさんの雄花がつきますので、植栽するには喜ばれるようですね。雄はいずこも同じで生存競争が厳しいのでしょうね?!(笑)
こんばんは。
2年前の同じような時期にヒイラギの葉のトゲがなくなる話をアップしていました。
いつも同じような話になってしまいます。
こんばんは。
トゲのある葉はすべてヒイラギという名がついているような気がします。
科目が違ってもヒイラギという名をつけるのも面白いですね。
こんばんは。
ブログにアップしましたように
拙宅のヒイラギが雌株だと言うことに気がついたのも最近ですし、実が出来ているのを見たのも最近です。
実を初めて割ってみたら、カシュウナッツのような実が2つ出てきました。
一応植えてあります。
こんばんは。
鬼にぎょっとしてもらうためのヒイラギと鰯の頭ですね。ヒイラギは鬼の目をついて、嫌いな鰯の頭の臭いで追い払う算段なのですね。
こんばんは。
ヒイラギが、年を取ったらトゲがなくなって丸くなるので、人間もかくありたいねとよく観察会でもまとめました。
2年前のブログでも同じことをかいています。人間進歩しませんね。(笑)
こんな造りはイチョウもそんな気がしましたが、植物的には進化している種類のなのでしょうか?
と云うのも、年をとると、棘がとれる辺りは人間に似ているのだなと思ったものですから。
こんばんは。
イチョウも
ヒイラギと一緒で雌雄異株です。雄の木と雌の木があります。
植物の進化で言うと、植物の性の起源はもちろん両性花、ひとつの花に雄しべも雌しべもある花です。その事から考えると当然、雄と雌の株自体が違う雌雄異株の植物は進化した植物の形だと言えると思います。
fukurou0731様のブログは色んなことを教えていただいて、
とても勉強になりますし、楽しいです。
柊の花初めてよくよく見せていただきました。
清楚なお花ですね。
よくみると花も雌雄で違ったりするのですね🌿🌿🌿
fukurou さん、こんばんは。
ヒイラギが、雌雄異株とは考えませんでした。
そう言われて、初めて知った実、見た事がありません。
ボ~ッと見てたんですね。
家にある ヒイラギ も雄花です。