福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

どんど焼き

2013年01月14日 | 国立市

   大雪にびっくり!! でもどんど焼きはやりました。

 どんど焼きは公園で、前日から準備されており、小さな焚き火が始まっていて、間違いなくやると分かったので、私たちも、ぜんざい、甘酒、豚汁など用意しました。

 当日の今日、朝は雨、天気予報も山沿いが雪というので、雨ならとたかをくくっていたら、国立までこんなに大雪になるとは!びっくり!

谷保駅前にお迎えの種まきカー

 それでも、どんど焼き会場に10時~11時頃までいて、すいとんや甘酒、ココア、おじや、等の振る舞いを受け、その後暖かい事務所でもまた、みんな温かいものを食べながら交流しました。

   

    ボサボサと降ってくる雪の中で、温かいすいとんはうれしい!美味しい!

  

いよいよ点火の準備   ワンちゃんをつれて合掌  だるまさんも真っ白

 

          火種の焚き火             テントから「甘酒いかが~?」

  

なかなか火がつかない。 男の子が頑張る!!  やっと点火できた!

  

 

    ようやく二つの山に火がついた!

 

 参加者は少なかったですが、新年最初の交流会だったので「今年もよろしく」のご挨拶を交わしあい、新しい年もまたみんなで元気にやっていこうと語り合いました。

  

     「てくてく農園」の里芋がたっぷり入った豚汁と甘酒

    (食べるのが忙しくてぜんざいの写真を撮り忘れました・・・)

福島からの避難者のお話をお聞きしました。子どもが鼻血を出して心配、とか放射能の健康被害のことについてツイッターでつぶやいたりすると、「そんなことを書くな」というような反応がとても増えているそうです。

 帰郷する人としない人がだんだんはっきりしてきて、一つの家族の間でも帰郷を巡って意見が分かれ、意見の違いが気持ちのズレとなって、うまく関係がとれなくなってしまうという話も増えているそうです。曖昧さが許されない状況が被災者を苦しめ追いつめてしまうということでしょうか。

 県からは、仮設住宅もできたので帰ってくださいというメッセージがしきりとのこと。もう帰れる状況になったのだというメッセージが届くようです。しかし抱える状況も考え方も、それぞれが同じわけではなく、様々な課題の解決もみえないままとにかく帰っていいのだいうのは、ちょっと乱暴な気がします。

 時間をかけて、被災者の皆さんが、自分なりに納得のいく解決を見いだすことができるような支援のあり方が求められていると感じます。

 人の輪ネットの能登さんのお仕事はボディワーク。「皆さん肩は凝ってませんか?」なんてきいてくださり、自分でできるワークをレクチャーしてくださいました。

         

             

 私たちも被災者の皆さんの気持ちに寄り添いながら、ささやかでもできることを続けていきたいものです。

 能登さんはさすが福島の方。車のタイヤチェーンを持っていて帰路は危険なのでここでチェーンを穿いていきますとおっしゃって装備。大風も吹くというので早めに帰りますということで、おひらきにしました。

お月見は雨、どんど焼きは雪と、たねまきネットのイベントは天気に恵まれませんね~。でもそれだけ忘れませんね。そして今度こそはと、またやるところがいいところ。

2月10日~11日の小高高校生が来る時は、お天気になりますように!皆さん、今から予定して、ぜひお越しくださいね。

会場は国立駅南口、西友となり「せきやビル」。

マルシェは11時~ 小高高校プレゼンは14時~ 。お待ちしています!