♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

好きな物語

2005-05-17 | Tue:推理小説と私
ホームズの物語はおそらく中学時代に全部
読んでしまったが、長編(4作)の中で
一番好きなものは一般的に「バスカビル家の魔の犬」
と題されている『呪いの魔犬』だろうか。

ここでは、私が最初に読んだ偕成社のホームズ
シリーズ(22巻だったと思う)のタイトル訳で紹介する。
と言っても読み直したわけでもないし、正確ではないかも
しれない。実はストーリーですらおぼろげにしか
覚えていない。

こちらにそのシリーズらしき写真を発見したので
リンクを貼っておく→
上の段全部と下の段の左6冊がそれだ。

ホームズと出逢ったのがこのシリーズだったので、
それを愛読するようになったわけなのだが、物語の書き手と
なっているホームズの助手が“ワトソン”ではなく
“ワトスン”と表記されていることにも何故か好感が
持てた。きっと発音的にワトスンの方が英語に近いで
あろうという理由だった。

大人になったらこのシリーズを全巻揃えることが私の
小さな夢だった。・・・しかし未だにそれは達成されていない。
もう昔の出版物なので、この夢の実現も難しくなってきたと
思われる。

もう1つはいつかホームズの物語を原文で読みたいと
いうことだった。これはほんの一部叶っているが、まだまだ
60篇すべてを読んだわけではない。思えば、私の英語に対する
興味はホームズのファンになることで熱くなったのだろう。

さて話を元に戻すと、「呪いの魔犬」はサスペンスも少し
入り、面白かったような気がする。『恐怖の谷』では
ホームズが失敗するところもあるので、あまり好きには
なれない。

56の短編の中では、『瀕死のホームズ』かな。
「瀕死の探偵」だったかも。これを読んだときに
“瀕死”という言葉を覚えた。
あとは、『マザリンの宝石』『金縁の鼻眼鏡』
なんかも印象に残っている。

特にホームズがただ単に難解な事件をスマートに
解決するのではなく、犯人を一杯食わせたり
驚かせたりするところが、少年のようなイタズラ気
ありきでいとおしく感じるのである。
コメント
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