高校生や大学生になって、図書館へ本を借りに行く
余裕がなくなってきたので、アイリッシュの
読んでないと思われる作品を本屋で見つけては
文庫本を購入するようになった。
創元推理文庫のアイリッシュ短編集は1から6まで
所持している。
そのアイリッシュ短編集1に『三文作家』という
推理小説としてはとても興味深い物語がある。
だからと言って、本を読む時間が減衰してきた
その時代、それが特に印象に残るものではなかった。
けれども、アイリッシュの作品は短編でさえ、その
物語に入り込み、心を揺さぶられ、1話読むごとに
大きな溜息をついてしまう逸品揃い。この物語も
例によって読み終わった直後、私は思わず叫んで
しまった。
「これって、推理小説じゃないやーーーん」
-・=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=・-
とある私の尊敬する先輩が、ふと
「犯罪のない推理小説はありえないものかなと考えた
ことがある。」とそんな言葉を口にした。
私はどこかで何かが弾けた感じがしたが、確信が持て
なかったので、曖昧に返事をしたと思う。
しばらく読んでなかった、アイリッシュ短編集を読んで
みたくなったのだ。確か数字の若い巻だったが・・・。
再度、その短編集を読んでいくのだが、ストーリーを
覚えているものもいくつかあったものの、覚えていないものは
全く新しく読む感じで、自分の反応も初めてそのもの・・・
可笑しいのが自分で反応した後に、おそらく前回も同じ反応
だったであろうと、かすかに思い出すのだ。
そして、探していた『三文作家』に再会した。読み終わった
直後、私は叫んでしまった。
「これって、犯罪ないやーーーん」
その先輩にこの本を貸したのは言うまでもないことである。
ただし、これが推理小説なのかそうでないのかは私は
未だに疑問である。
余裕がなくなってきたので、アイリッシュの
読んでないと思われる作品を本屋で見つけては
文庫本を購入するようになった。
創元推理文庫のアイリッシュ短編集は1から6まで
所持している。
そのアイリッシュ短編集1に『三文作家』という
推理小説としてはとても興味深い物語がある。
だからと言って、本を読む時間が減衰してきた
その時代、それが特に印象に残るものではなかった。
けれども、アイリッシュの作品は短編でさえ、その
物語に入り込み、心を揺さぶられ、1話読むごとに
大きな溜息をついてしまう逸品揃い。この物語も
例によって読み終わった直後、私は思わず叫んで
しまった。
「これって、推理小説じゃないやーーーん」
-・=:=:=:=:=:=:=:=:=:=:=・-
とある私の尊敬する先輩が、ふと
「犯罪のない推理小説はありえないものかなと考えた
ことがある。」とそんな言葉を口にした。
私はどこかで何かが弾けた感じがしたが、確信が持て
なかったので、曖昧に返事をしたと思う。
しばらく読んでなかった、アイリッシュ短編集を読んで
みたくなったのだ。確か数字の若い巻だったが・・・。
再度、その短編集を読んでいくのだが、ストーリーを
覚えているものもいくつかあったものの、覚えていないものは
全く新しく読む感じで、自分の反応も初めてそのもの・・・
可笑しいのが自分で反応した後に、おそらく前回も同じ反応
だったであろうと、かすかに思い出すのだ。
そして、探していた『三文作家』に再会した。読み終わった
直後、私は叫んでしまった。
「これって、犯罪ないやーーーん」
その先輩にこの本を貸したのは言うまでもないことである。
ただし、これが推理小説なのかそうでないのかは私は
未だに疑問である。