先週、イースター島と皆既日食をテーマにして作った
『光る影2010』の解説をHPにアップしました。大した
ことは書いてませんけど
さて、昨日は皆既月食でしたね

皆さん、ご覧になられましたか? 私は始まって10分後
くらいに外へ出ていき(うちの部屋から空は見えないので)、
ぎょ~さん、雲あるなぁ~

と思ってたけど、雲の流れも早く雲の隙間から見えた月は
少し欠けていました

これが通常見える月の欠け方じゃなくて
ぼんやり欠けるというか、欠けてる部分の輪郭がぼやけてるん
ですね。双眼鏡で見ると、影の部分もちゃんと見えるのです。
けど、皆既日食を観測した感覚からは欠けるスピード早っ!と
思ったので、最大食は12時くらいだと思っていた私、もっと
早そう!と思い、10時半頃再び外へ出ました。雲はなく、普段、
新大阪で星なんか見えないといつもボヤいていましたが、
この日はよく見えました。月の傍にオリオン座がちゃんと
見えたんですよ。
それに、双眼鏡で覗くと意外と細かい星も見える見える。
昨日は空気澄んでたんかなぁ~。空が比較的開けている
新大阪駅の線路を跨ぐ歩道橋で観測しようと考えていたので、
そこまで行ったのだけど、高所恐怖症でもない私が双眼鏡で
かなりの角度で見上げなければならず、ちょっと怖い気が
しました。それと寒い! それに・・・温度表示(当時7℃
でした)されているダイキンの電飾看板が明るすぎて、周りの
星が見えない!
というわけで、マンション近くの通りのある電信柱を利用して
そこにもたれかけながら、欠けていく月を見ていました。
最初白っぽかった月も皆既に近づくと次第に赤みを帯びてきて、
双眼鏡ではしっかりと月全体が見えていて、影になっていく
様子がばっちりわかります。肉眼で見るとフィルタをかけた
感じで、一回りも二回りも小さい月なんですね。
月食を見ながら、やはり思い出すはイースター島で見た皆既日食。
その時ほどの感動はなかったけど、しばらく皆既月食を観測した
後、一旦部屋に戻って、30分ほど休憩(?)してからまた外に
出ました。すると、明るくなっている方向が逆転していました。
ちょうど月が再び姿を現すところでした。
いや~、1人で観測しても意外に興奮するものですね。
今回思ったのは、普段の欠けている月を双眼鏡で見たら
どんな風なんだろう?ということです。前にも月は双眼鏡で
見たことはあるんだけど・・・あんまり影の部分は気にして
いなかったので。。。天気のいい日に観測してみようっと