逍遥自在

日々のあれやこれやを気ままに発信します。

旅行代金精算完了!

2008-05-31 19:44:39 | 海外旅行
「どれだけある訳?」と嫌気が差すほどのレシートとカード利用票。
航空券、ホテルから始まってスーパーでのお菓子や水までカードを使っているから・・・。
自分の分と3人の分に先ずは分けカード会社の請求書と照らし合わせます。
「確かに間違えずに全部請求が来てるね。」とチェック、本当は一つくらい忘れて欲しいところだけれど
3人で使った物を詳しくチェック、間違いが無いので祝賀会分だけSさんと均等割りし残りは綺麗に按分しました。
イタリアではカードが使えない店が多く現金でご飯を食べた事もあるけれど思ったより安上がりでした。嬉しい~~

しかしなんと言っても航空会社へ支払う謎の燃油サーチャージとやらが47,000円もして高額すぎる
この代金が何にどう使われているか分かりにくいので腹が立つよ。
同じ路線でも航空会社によって金額が違うらしいしね。
どうせなら運賃の中へ組み込んで欲しいなあ。

精算は終わったし連絡も済んだし、後は入金を待つばかりです。 



おはようございます。

2008-05-31 09:41:16 | 朝のご挨拶

三日続けての雨になりました。
そろそろ太陽を拝みたくなります。
気温も低いので体調を崩さないように気をつけましょう。

昨日の定例検診、母の調子はかなり良い様子。
血流、血液への酸素取込能力も良く先生も笑顔で説明してくださいました。
脳梗塞を一度起こしているので私も少し安心しました。
認知症が進行していくのは仕方がないので毎日の見守りや穏やかにいられる環境を保っていくのが私の役割です。

さあ、今日は旅行の精算をしなければ・・・
乗車券、ホテル、入場料などカード決済ばかりなのでかなりの金額になります。
Sさん、Kさんからお金を頂かないと不良決済になってしまうのでさっさと片付けなくちゃ!!

5/10~18 フランス・イタリアの旅 22 道ばたの花

2008-05-30 18:04:46 | 海外旅行
個人旅行は歩く時間が長くなります。
移動のほとんどがバス、電車の公共交通機関だから建物横付けのツアーのようでは無いのです。
歩きながら道ばたの花を見るのは旅の楽しみの一つです。
今回も写真を撮ってみました。

フランス、ジベルニーの花 


「ネコノメソウ」に似ています。



陽射しが強すぎるので私が日除けになりました。
なんだか私の影がモネのようです。
乾燥に強そうな硬いガクを持ったアザミのような黄色の花です。



こちらは少し湿り気のある土地に咲いていました。
中心のアザミ様の部分から細長いブルーの花が輪になって咲いていました。
とにかく綺麗な花でした。



上の画像の花と混生しています。
茎の産毛、花びらの反り返りに細い糸状の部分があったりと目立たないけれど気になる花でした。



モネの庭のつつじ。
植栽された花には興味が薄いのですが黄色いつつじを見たのが初めてだったので。



フランス、モンサンミッシェルの花 

城壁の石積みの隙間に咲いていました。
茎が長く海風にゆらゆら揺れていました。
花はトキワハゼのようでしそ科の花に似ています。



ゲンノショウコのような小さな花です。
やはり石積みの隙間に生えていました。


イタリア、ポルトフィーノの花 

カステロへの道に咲いてい大きな穂状の花。
穂の部分だけで50cmになる大物もありました。


石垣の隙間から紅白のデイジー似た花が咲いていました。
最初は植栽だったのかなあ?


 チンクエ・テッレの花 

石積みの僅かな隙間から肉厚な植物が花を咲かせていました。


寄ってみると4mmほどの可憐な白い花、日本のツマトリソウの花に似ています。



「コバンソウ」
日本へ戻りネットで調べるとコバンソウは地中海原産で日本へは観賞用として入ったそうです。
近所の草むらでゆらゆらしていたのでてっきり和種だと思っていました。


真っ赤なポピー。
茎が長く潮風に揺れて静止してくれません。



群生していた青い花。
ちょっと見はゴマのようですが何の花なのでしょうか?



バラ科の花。
白いハマナスと思って調べましたが違っていました。



カラスノエンドウの仲間でしょうが出来ている鞘が日本で売られているさやえんどうの大きさの物もありました。
生長の良さにビックリです。



黄色いキク科の花。
花びらが八重です。
食用菊にも似ていましたが小ぶりです。



こちらも黄色いキク科の小さな花。
はなびらは一重です。




海に身を乗り出すようにいろいろな花が咲いています。
こんな綺麗な海を眺めて花々も幸せそうです。


これで道ばたで見つけた花はお終いです
花の正式な名称が分からず申し訳ありません。
花を撮る度に写真の技術が欲しいなと思うのですが元来、根が三日坊主なので直ぐに忘れてしまいます。
これからは毎日、デジカメに触るようにして腕を上げたいなあと考えています。










5/10~18 フランス・イタリアの旅 21 お土産編

2008-05-29 22:20:25 | 海外旅行
国内外を問わずお土産は食いしん坊なので消え物を買うことにしています。
今回のお土産です。
先ずはフランスのお土産


奥から
・ブルゴーニュワイン(デミサイズ)
・サン・ミッシェルのサブレ
・サン・オーベルのバタークッキー

どれも大好物たち 

続いてイタリアのお土産



左:トマトの濃縮したもの
右:カップスープ
イタリアは美味しい食事を楽しんできたのでこれだけです。
ワインもデミサイズが無かったし。

カップスープはプラハで買ったのが美味しかったのでジェノバでも買ってみました。お味がどうか気になります。

勿論、靴やカバンなんて買ってませんよ



5/10~18 フランス・イタリアの旅⑳ 5/17 ジェノバ観光前半

2008-05-29 21:49:41 | 海外旅行
今日は観光の最終日、本当に楽しいことは時間が過ぎるのが速いです。
ずっと宿泊していたジェノバの町を出発まで回ります。
ジェノバは「母を訪ねて三千里」でマルコ少年が住んでいた町でありアルゼンチンへ出稼ぎに行った母親を探しに密航した港でもあります。(まだ本を読んでいないのでこれはネット情報です・・・ 。)
しかしポルトフィーノで「地球の歩き方」を失くしてしまい何も参考になるものがありません。
Sさん、Kさんのガイドブックにはジェノバのページが無いのです。
仕方なくホテルのフロントで貰った地図を頼りに出発です。
小雨降る中「歩き方」のぼんやりした記憶であちこち進みます。



ジェノバと言えばコロンブス生誕の地。
プリンチペ駅前に堂々と建っています。



美術館。
時間の都合で中庭だけ入って終了。

「赤の宮殿」、「白の宮殿」を見て路地裏へ入るとちょっと怪しい雰囲気でカメラを出せません。
場の雰囲気を察知して道を直ぐ変えました。





入り組んだ迷路のような中に昔ながらの商店街の通りを見つけ進むと「フェラーリ広場」に出てきました。
ほっと一安心です。




地図でフェラーリ広場を探すと広場に面して「ドゥカーレ宮殿」がある様子。
建物へ入れば傘をささなくて良いので入ってみました。
ここはかつて総督官邸だったらしいが中に入って見学出来るのは“塔”と“古い牢獄”。



4ユーロを払いエレベーターで4階へ上がると何だか恐ろしげな雰囲気が漂っています。 
古いむき出しの壁をスクリーン代わりにジェノバの歴史らしきビデオを写しています。
薄暗い中なので怖さ倍増です。
係員のお兄さんに石のベンチに座って待てと言われ待っているとこんな物を渡されました。




朱色のヘルメットです。
なぜ、ヘルメットなの?
チンプンカンプンな私たち。
取り敢えず被ってみました。
ビデオが終わると「こことあっちと一つ上の階を頭上に気をつけて回るように!」とお兄さんから指示されました。(たぶん・・・。)
「へい!ガッテンだい!!」と答えて更に怪しげなうす暗がりへ入っていきます。



進んだ先は古い牢獄。
入り口の高さは120cmくらい、物凄く低いです。
ここでガツンとヘルメットをぶつけ必要性が分かりました。
中は狭く、石の壁がむき出しです。
この中に大勢の囚人が押し込まれていたのだと思うと怖さがどんどん増します。



もう牢獄は怖いので塔へ移りました。
おそらくこの部屋は総統が使っていたのでしょうか?
壁に絵が書かれ気球の様なものと軍人さん(?)が並んでいます。
なにせ確認するものが無いので間違ってたらごめんなさい。



塔からビデオ上映場所へ戻る階段。
写真ばかり撮って二人に遅れをとり一人ぼっちになると怖さが更に上がります。
さっさと戻らなくちゃ!
何だか恐怖体験ツアーのようで楽しい~!

何の気なしに入ったドゥカーレ宮殿は「インディジョーンズ」のような探検が出来るアトラクションでした。
是非、ジェノバへ行かれたら皆さんも楽しんでみてください。
ただしくれぐれも頭上注意でございます。


私のヘルメットにはしっかりぶつかった痕が残っていましたから・・・。



 





おはようございます。

2008-05-29 09:13:42 | 朝のご挨拶

今朝の東京地方は朝方から降りだした強雨が続いています。
おまけに気温が急に下がったのでかなり寒く感じます。
寒暖の差が激しいので体調に気をつけましょうね。

さて、私は昨日まで張り切って外仕事をしたご褒美に今日はのんびりとすごしたいと思っています。
コーヒーを飲んで温まろうかな。

5/10~18 フランス・イタリアの旅⑱ 5/16 夕食

2008-05-28 11:18:05 | 海外旅行
ミラノから戻ると8時過ぎです。
驚きの回転寿司へ行ったとはいえ食べたのはほんの一皿。
今夜も「Sasso」で満腹になりましょう!


入り口を入ると「また来てくれたの~~!どうぞこちらへ。」と大歓迎です。
何度も通ったのはもちろん美味しくてボリュームがあってお店の雰囲気が良いこともありますが毎回「伊日辞書」をメニューと一緒に持って来てくれるのです。
この心遣いが嬉しいんですよ

今夜は旅の最後の晩餐、何を食べようか迷います。


何は無くともワイン。
「ローカルワイン」とマスターは言っていましたが軽い口当たりの辛口ワインで美味しかったです。



ジェノバ初日は各自が3皿頼みましたが今ではすっかりこの通り。
シェアを覚えてお財布も喜んでいます。



Sさんの元気の源「シーフードのスープ」、スープと言ってもほとんど汁はありません。
今宵も私とKさんは優しい眼でSさんを見守ります。



「ビーフの薄切りとパルミジャーノチーズ」、レモンを絞っていただきます。
肉に塩味があるのでソースはありません。
さっぱりして美味しいです。



トマトソースのラビオリ。
もちもちふわふわで美味しい~
イタリアでパスタを絡めているトマトソースはどうしてこんなに美味しいのでしょう?
私が作る味と全く違うのです・・・

これまでの旅を振り返りながら笑い続けていると今夜も暖簾の時間になりました。
ホテルに帰って荷造りをしなくちゃ 



 
「Sasso」の皆様、3日間お騒がせしました。
美味しい料理をいただけて幸せでした。
再会出来る日を楽しみにしています。







おはようございます。

2008-05-28 08:56:20 | 朝のご挨拶

予報に反して良いお天気です。
太陽が出ると嬉しいですね。
最近は翌日の天気を見こして早めの行動を心がけているので昨日も庭の片付けに励みました。
強い陽射しの中での作業はキツイものがありましたが今朝窓を開けて綺麗になった庭を眺めると達成感を覚えます。
こんな小さな喜びを励みに今日も頑張ろうっと 

5/10~18 フランス・イタリアの旅⑰ 5/16 ミラノ詣で

2008-05-27 21:54:33 | 海外旅行
今日はイタリア旅行らしく(!?)ミラノ観光へ行ってみます。
これまで訪れたイタリアの中で一番印象が希薄な町なのでほとんど何も覚えていません・・・

昨日までと違い少しゆとりのある今朝はホテルの朝食をがっつりと食べました。

鶴光さんの「こんなに食ってええのんか~?」が背後から聞こえたような・・・。
気のせい!?



ミラノ行きのインターシティに乗り込むと10分くらいで車内販売のお兄さんがやって来ました。
カプチーノを注文してみました。



いや~ん!インスタントじゃないの
でも美味しかった。


ミラノ中央駅から地下鉄に乗り換えてドゥオモに先ずご挨拶。
げっ~、気持ち悪いよ、この鳩たち。(鳥嫌いな私。)
中に入ってみると初めて来た時のことをスッカラカンに忘れていました。
ステンドグラス、宝物殿などこんなに見る物があったんだと・・・。
(お天気が悪く教会内が暗いためステンドグラスの写真は全滅でした 。)



ヴィットリオ・エマニュエーレ2世ガレリアを抜けてスカラ座方面へ。



スカラ座前のダ・ヴィンチ像。
「最後の晩餐」は見たいけど予約しないと見れないのでダ・ヴィンチよ、さようなら



スカラ座の角を左折(白いバンのあたり)してブレラ美術館へ。
宗教色たっぷりの絵画ばかりで途中で飽きてきました。
キリスト教の基礎知識を勉強しよう、しようと思いつつもう何十年も経ってしまいました。
反省しきり・・・。



絵画も充分見た後はお昼ご飯です。
ブレラ美術館直ぐ近くの紅白パラソルの店にしました。
ジベルニー以来のパラソル下。
白ワインを注文。
ワインのハズレが無いのが嬉しいですね。




店員さん曰く「ジャンボツナサラダ」。
丸くて白いのはモツァレラチーズ。
確かにボリュームたっぷりです。


チーズと野菜を卵焼きで巻いた料理。
チーズがしっとり、味付けは絶妙な塩加減でとても美味しかった


ミラノ名物は「オッソブッコ」と「ミラノ風カツレツ」の二つ。
オッソブッコは煮込んだ肉が不得意なSさんを疲れさせるのでここはカツレツをいただくことにしました。
レモンをぎゅっと絞って口に入れるとサクサクした食感が堪りません。
軽く下味がつけてあるのでレモンの酸味だけで充分です。

どこに入ってもハズレの無い美味しさにイタリアの食の高さを改めて実感です。

おっと、雨が激しく降ってきました。
でも私たち以外の誰も雨を気にしていません。
濡れることなどお構いなしなんでしょうか!?

小雨の中モンテナポレオーネ通りを目指します。
Sさんがお出かけ用の靴が欲しいと言うのでブランド店を回るのです。
私はブランド品には全く興味が無いのでナビゲーター役、「はい!左にグッチ。その先にプラダ、反対側にフェラガモだよ!」と教えるのです。
結局、フェラガモで懐かしいリボン付きの靴をお買い上げ、お値段は4万円超えです。
円の弱さをまたまた(他人の)財布で実感。
10年前だったら半額くらいだったよ、確か。(Sさんには内緒

雨が止まないので運河観光は諦め再度ドゥオモへ。
地下鉄の一日券(3ユーロ)を買ったので使わなくては。
「まっぷる」で紹介されていたジェラート店を探すがなかなか見つからない
31アイスのような店構えを想像していたらごく普通のカフェだった見つからない筈だ・・・。



買った途端にこの状態。
いくらなんでも溶けるのが早すぎます。
特に美味しくもなく普通のアイスでした。


更に雨脚は強まり傘を持たない我らは軒下を選んでドゥオモ駅へ向かいます。
駅の手前に「リナ・シェンテ」発見!!
スーパーよりもうちょい良いお土産が有るかもと入ってみます。
食品売り場の階でウロウロするも高級デパートの値段には手も足も出ない
帰ろうかとした時に凄いものを発見しました。



 回転寿司があったの~
もちろん、物は試しで入店。
日本と同じように回っていますがお皿にまん丸の透明なふたが付いています。
面白いでしょ!



私は皿の縁が水色の2.5ユーロ、海苔巻きの海苔無しを選ぶ。
卵焼きときゅうり入り、結構おいしいです。



Sさんのサーモンの海苔巻き。
美味しかったそうです。



Kさんが選んだのはサーモンの握り。
こちらは縁の色がオレンジで3.5ユーロです。
お味はこちらも良かったようです。

コペルト(サービス料)代わりに飲み物を頼まなくてはならず私たちは日本茶(2.5ユーロ)を注文しました。
私は〆て5ユーロの物見料になりました。

さあ、充分楽しんだので
田舎者はジェノバへ帰りましょう



回転寿司の映像も撮って来たのでブログへの載せ方が分かったら公開します。
お楽しみに 


5月28日、回転寿司の映像をアップロードしました。
良かったら見てください。



ちょっと気になる。

2008-05-27 13:18:47 | Weblog
昨日のニュースで驚いたのは
 「東京税関が麻薬探知犬の訓練のために旅客便の乗客のスーツケースに無断で大麻を入れ一時紛失した。」
と言うもの。
本来、税関の内規では禁止事項なるもののこれまでも同様の訓練をしていたがたまたま今回の様な失態を起こさなかっただけらしい。

ターンテーブルから荷物が出てくるのを見ながら「バックヤードで探知犬がクンクンカバンの臭いを嗅ぎ回ってるんだよ。キムチは大丈夫かなあ!?」なんて冗談を言っていたがいたが実際は恐ろしいことが行われていたのですね~。

私が気になるのは入れられてしまったカバンの事。
今回は探知犬が気づかなかったとしても微量ながら「麻薬臭」は残るのでは?
成田の犬よりもっと訓練された探知犬がカバンの臭いに反応して別の国であらぬ疑いを掛けられお縄になることはないのだろうか?

もちろん税関は今回の方には新しいカバンを渡し当該のカバンは回収しているであろうが・・・、これまで勝手に大麻を入れられ探知犬が反応したのでそのまま何も知らない乗客に戻ったカバンと持ち主のその後がどうしても気になる。
私のカバンにも入れられていたのではと思うとゾッとする事件でした。


おはようございます。

2008-05-27 09:32:33 | 朝のご挨拶

今日も良い天気です。
こう天気が良いとぐうたらな私も活動開始です。
明日から天気が下り坂のようなので今からカーテンを外して洗濯します。
私は一年に2回しかカーテンを洗いませんが皆さんはどうしてますか?

さあ、頑張ろう! 

5/10~18 フランス・イタリアの旅⑯ 5/15 夕食

2008-05-26 21:37:46 | 海外旅行
チンクエテッレから戻ると部屋でビールで乾杯。
本当にジベルニーから今日のハイキングまで良く歩いたとお互いを称えあう。
Sさんもすっかり足が回復、またイタリアのご飯が気に入ったようで「さっぱりした物OR焼肉」が無くてもシーフードで元気を充電している様子です。
軽く一杯も終わり夕食はどこに行くか考える間も無く「 Sassoに行こう!」と意気投合。
さっそく歩いて3分の店へ向かいました。



昨日も行った「Sasso」です。
入り口を入るとマスターが「また来てくれたの?」と言わんばかりに目を見開き腕を広げて歓迎してくれました。



部屋でも飲んだけどやっぱりビールが飲みたくて注文。
缶だけ置かれて私ってそんなに飲めそうなのかと恥ずかしくなるが「グラスください!」と手を上げてみた。(って、これの方が恥ずかしいかな・・・。)



またまたサーモンマリネ。
Sさんの元気を生むシーフード??待てよ、鮭って川の物だっけ?



トロフィエのジェノベーゼ・トマトソース。
見た目は??だけどとても美味しい。
初めての味でした。
(トロフィエはジェノバのあるリグーリア州特有のパスタ。4センチくらいの長さで食感は少しもちっとします。ソースと良く絡まるようです。)



いかリングフライ。
物凄いボリューム。
柔らかくて塩味が絶妙で美味しすぎます
Sさん、食欲全開です 
このフライを大方たいらげたSさんが「もう一つ注文しても良いかな?」と申し出。
モチロン、OKですよ。



で、Sさんが頼んだのがシーフードのミックスフライ。
私は“エビ・カニアレルギー”、Kさんは“貝アレルギー”を持っているので二人でSさんの旺盛な食欲を見守っていました。


エビがカラッと揚ってますね~。
でもこれを食べたら私には命取り、見るだけです。

今宵も楽しい時間は過ぎて行き、気づけば暖簾の時間になっていました。
明日はミラノ詣で、念願の叶った私へすでに腑抜け状態です。 






5/10~18 フランス・イタリアの旅⑮ 5/15 チンクエテッレ

2008-05-26 13:58:27 | 海外旅行
ついに念願のチンクエテッレに出発です。
5年前に日経から出ているガイドブックを買ったときから行きたくてウズウズしていました。(そのときはシチリアへ行ったので丸で別方向だったのです。)
ただ、お天気がどんどん下り坂なのが玉に瑕です・・・。
昨日と同じようにジェノバP.P駅から乗車。約2時間かけてチンクエテッレの一番東の町・リオマッジョーレへ。
車内では遠足か移動教室か小学生がわんさか乗っていて五月蝿くてたまりません。せっかく惰眠を貪るつもりが・・・。


ホームに下りたら人の波に乗るしかない大混雑。
振り返って写真を優雅に撮ることも許されないほどです。



人並みに押されているとチケット売り場の前に出ました。(電車進行方向(ラ・スペツイア方向)に向かって左側にありました。)
ここで「チンクエテッレカード」(5ユーロ)を買い、売り場まん前の階段からスタートです。
(このチンクエテッレカードは世界遺産となっている五つの村への入場、バス、電車に自由に乗れるようです。ハイキング中2箇所カードのチェックポイントがあり提示を求められました。)




ここリオマッジョーレ駅からマナローラ駅までは「VIA dell' AMORE」(愛の小道)と名づけられた30分ほどの海沿いの道になっています。
のっけから急な階段を上ります。


階段を上がって海側へ出ると本格的にハイキングが始まります。
断崖絶壁に沿うように道が続いています。
道は舗装されてしっかりしているし海側には手摺もあるので安心して歩けます。




海の中の石が見えますか?
とても綺麗な海です。
お天気がよければさぞかしと思います。



10分も歩くと隧道の中にこんなモニュメントが。
「愛の小道」だからでしょうが素晴らしい自然とマッチしません。
が、記念撮影には持って来いでおのぼりさんが入れ替わり立ち代り写真撮影。(って、私もだけれど。)



さらに10分ほどでマナローラの駅の後ろに町が見えて来ました。


マナローラの港へ入るフェリー(?)。



もう少しでマナローラ駅に着きます。
山肌にはびっしりと黄色い小さな花が咲いています。




マナローラ駅へ降りる階段の所には重厚な標識が付けてありました。
リオマッジョーレ駅のよりこちらの方が良いですね~。



マナローラの町。
交通手段が船であることを教えるかのようにボートが家の前に置かれています。




マナローラからコルニーリアへ続くハイキングの道。
山の上を行く道もありましたが私たちは海沿いの平坦な道を選びました、




歩き始めて振り返るとマナローラの家々が断崖にびっしりと建っています。




マナローラ~コルニーリア間は約一時間のハイキング。
途中の標識は赤と白の二重線になっていました。
日本の山でも道沿いの木に赤いテープが巻かれていますがそれと同じ意味でしょうか?


つり橋、これが結構揺れて怖いです。




海は穏やかで海底の丸い石が透けて見えます。



何箇所か海に降りられ気の早い子供たちが足を濡らしていました。
気持ちよさそう。




コルニーリア駅に到着。
次の電車まで少し時間があったのでアイスキャンディを食べました。
1・7ユーロもしましたが果汁80%だけあってとても美味しかった。
コルニーリアの町は駅からだいぶ離れているので電車で次のベルナッツアへ向かいました。




ベルナッツアへ到着。
町は小さくも多くの観光客を集めています。
これまでの町とは異なりお土産物屋がたくさんありました。



この店で友人へ「チンクエテッレワイン」を買いました。
どれにしようか迷った挙句、店員さんお勧めの物にしました。
辛口の白ワインです。



海岸縁まで来ました。
お腹も空いてきたのでこの景色を眺めながらお昼ご飯をいただきます。



イタリアでの食事に慣れてきて各自が1~3の皿を注文せず各自が一つづつ選んでシェアするようになりました。
目ではたくさん食べたようでも3人で分けているのでちょうど良い量です。
今回は魚介のピザ、ジェノバペーストのスパゲティ、カプレーゼ、写真には有りませんが白ワインを一本注文しました。
潮風に当たりながらのご飯は最高に美味しく感じました。



ここでも住民の足、小型ボートがたくさん停泊しています。
山の斜面の段々畑では葡萄を栽培している様子、おそらくチンクエテッレワインもこここから採れるのでしょう。



レストランを出て岬の縁からベルナッツアの町を振り返りました。
色とりどりの建物が可愛らしいです。
以前、テレビで見たのですがこの派手な壁の色は漁師が海からいち早く自分の家を見つけるために目立つ色にしたとか。
う~ん、確かに直ぐ分かりそうですね。


このあともお土産物屋を冷やかしジェノバへ向かいました。
今回は五つの村のうち三つ回り、モンテロッソ、コルニーリアには行きませんでした。
次回訪れる機会があれば行ってみたいと思います。
希望の叶った素晴らしい一日でした。