九分ツアーと離れた私たちはMRT(台北の地下鉄)に乗って北投駅へ向かう。
この駅前は台湾ドラマ『いたずらなKISS』のロケに使われているから。
実は私はこのドラマは見たことが無い・・・、友人のたっての希望で来たというわけ。
パシャパシャ写真を撮る友人のハイテンションぶりから察すると余程面白いドラマなのだろう。
私も日本へ帰ったら見たくなってきた。
台湾ビール3回目はドラマファンに聖地と言われる(ているらしい)店でいただく。
周りの席は地元のビジネスマン、主婦でいっぱいだと言うのに真昼間から乾杯している私たちはやや浮き気味・・・。
私はランチメニューから「ロースカツ膳セット」を選ぶ。
箸袋の「楽雅楽」って何でしょう?
答えは、
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ロイヤルホスト
日本と店の作りもメニューも全くと言って良いほどそっくりでびっくり!!
ここの店でドラマの主人公がアルバイトしてたそう。
でも私が一番驚いたのはカツの大きさかな?
友人は「あの席に誰が座ってこんな話してたんだよ。」と教えてくれる。
ますますドラマが見たくなって来た。
この店で友人の姪っ子と合流、彼女はこちらの大学に留学中。
この後、通訳しながら別のロケ地に案内してもらう、まさに鬼に金棒。
MRT北投駅から淡水線で終点の新店駅まで小一時間乗車し「いたずらなKISS」のロケ地・碧潬へ。
駅前からロケに使われた吊り橋へは徒歩5分ほど。
友人のテンションはうなぎ上り。
もうお気づきでしょうか?
実は一枚もロケ地の写真がありません・・・。
台風の影響かかなり強い雨が降っていたのと友人のシャッターを押す係りで自分のカメラは仕舞ったまま・・・。
とても綺麗なところだったのに残念。
吊り橋から駅に戻る途中の豆花(豆腐のことです)店で食べた豆花。
さっぱりと甘い汁の中に豆花が入る基本パターンに好みで色々な具を追加出来る。
私たちは愛玉(オーギョーチ)、杏仁豆腐を足してもらった。
杏仁豆腐は日本のような柔らかすぎるものではなく歯ごたえがありナタデココのように弾力がある。
この一杯は暑い台湾の夏にはさぞかし合うのでは。
新店駅まで戻りMRTを乗り継いで台北101の市政府駅まで移動する。
そうそうMRTには「easy card」と言うsuicaのようなカードが有るのでこれを買うと便利、便利。
切符を買う煩わしさが無くなります。
市政府駅で地上に上がると雨が更に強くなり風も出てきた。
見上げると台北101が聳えている。
市政府駅近辺は台湾ドラマの撮影にたくさん使われていて見所が多いのだが雨風が強くて見学は断念し三越でお土産を買う。
前日のツアーでいろんな土産物店に行ったが値段が高く手が出ないのでここで買うのが便利なの。
私はきな粉のお餅、ゴマのお菓子を買い友人はお茶、カラスミを買っていた。
買い物が済むと三越地下一階のレストラン街にある「朱記」で夕食。
注文表に数を記入し入店を待つこと10分でテーブル席に着けた。
私は大好物の酸辛湯麺を頼む。
麺は細切りのうどん、とろみのあるスープに良く絡んで美味しくて堪らない。
おつゆまで綺麗に完食し噴出す汗をぬぐった。
また食べたいなあ。
友人は「刀削牛肉麺」、柔らかく煮た牛肉が美味しそう。
醤油系のスープはあっさりして美味しい!
姪っ子さんは「刀削湯麺」、こちらは塩味のスープ。
こちらもあっさり上品な感じで美味しかった。
この他に葱餅も食べたのに写真撮り忘れた・・・。
美味しかったのに残念・・・。
お腹も満たされ外へ出ると雨が更に強くなっている。
MRTで姪っ子さんと別れ私たちは台湾名物「パイナップルケーキ」の店へ寄りホテルへと戻った。
やっぱり「いたずらなKISS」見たくなってきたわぁ。