台風一過のすがすがしい天気の中、地元の祭り「村山デエダラまつり」へ母と叔母の3人で行ってきました。デエダラとは伝説上の巨人のこと。「ダイダラボッチ」と言われることもあります。
昨夜に予定されていた山車の運行が今日の日中に変わったので私たちにはラッキーでした。
昨年から始まったこの祭り。昨年も今年も初日(今年は昨日27日)が大雨で準備をしている有志の皆さんの気苦労が痛いほど感じられます。
会場に着くとちょうど山車の運行が始まったところでした。
運行順に紹介します。
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山車ではないけど「子ども神輿」です。
私の前で“エイヤッ!!”と持ち上げてくれました。
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一番山車は武蔵七党武士団「村山党」です。
なかなか勇猛さが出てます。
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二番山車は「次右衛門と大蛇」です。
これも伝説上の人物です。
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次右衛門のアップ、左肩から大蛇が顔を出しています。
伝説はこうです。「その昔、百姓の次右衛門が池で水浴びをしていると大蛇が体に巻き付いたので鎌で殺すと池は血で真赤に染まり大雨が降ってあっと言う間に蛇がくねる様に川が出来た。そこでこの川を蛇堀川と名づけた。」現在の「残堀川」の由来になっています。
この鎌の大きさ、張りぼてと分かっていても迫力が凄いです。
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三番山車は「親子金魚山車」です。
怖い次右衛門の後なのでホッとします。
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子どもの金魚が後ろからくっついて進んでます。
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四番山車は「てんけん君」です。
地元の自動車整備組合の山車です。
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五番山車は「デエダラボッチJr.」です。
デエダラボッチJr.が左手に持っているのは名物「村山かてうどん」。
柔らかめのうどんを熱いおつゆといろんな“かて”(ほうれん草、ナスなどの茹で野菜、ねぎ、茗荷etc.)で食べるのです。
ちょうど山車運行の最中、まつり会場ではこのうどんの大食い大会「大食い 粋麺(イケメン)選手権」が行われてました。
昨年はギャル曽根ちゃんが優勝だったけど今年はどうだったんだろう?
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六番山車は「ふるさと村山党」です。
これは張りぼてではなく板で出来ているようでした。
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八番山車、まつりの名前になっている「デエダラボッチ」です。
(七番出しは残念な事に気付きませんでした。)
青空に映えて迫力満点です。
左手は昨夜の台風で格納テントが飛ばされて溶けてしまったと聞きました。
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「デエダラボッチ」山車の後姿。
平面だけど存在感がありますね。
白い山はデエダラボッチが背負っていた浄土山です。
これで山車は全部通り過ぎました。
暑い位の陽気でしたが真っ青な空の下ゆっくりと楽しめました。
来年は初日も晴れるように祈ってます。