たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

夜中のたわごと

2021年05月23日 10時12分02秒 | 負け犬の遠吠え
真夜中、松煙墨で塗りつぶしたような天井をぼんやりと眺めた。
古希を過ぎ、喜寿も近くなった。
六人いる孫の中で、一番手のかかった男の子。
この子の面倒だけは、必死に頑張った。
今春中学校を卒業した。
私の役目は終わった。
今まで張り詰めていた、気力が急にすぼんでいくようだ。
この先、私は何歳まで生きるのが理想だろう?
男性の平均年齢は八十一歳。
少し長い?
六十歳の還暦で、人は生まれ変わるとも言われる。
将来に夢や希望に満ち溢れた十八歳。
私の人生、七十八歳が最高かな?
少し、はやいような気もする?
いい人は、早死にするって、誰かが言っていた。
わたし。
いい人、 それとも、 悪い人。
コメント
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