たわいもない話

かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂

真夜のたわごと

2025年01月03日 14時19分34秒 | 雲雀のさえずり
古希も過ぎ喜寿も近くなった私が、真夜中に松煙墨で塗りつぶしたような天井をぼんやりと眺めていた。
六人いる孫の中で一番手をやいた、男の子が今春中学校を卒業し、神奈川県にある陸軍工科学校に入学する。
この子の面倒だけは何としても見てやらなくてはと、老体に鞭を打ちながら頑張ってきた。
孫の進路が決定し、今まで張り詰めていた気力が急にすぼんでいくような気持に陥った。
これからの私の人生、何を目的に生きればいいのだろうか?
私の人生、あと何年残されているのだろうか。
男性の平均寿命は82歳ともいわれている。
この寿命が長いのか、短いのか、人はそれぞれ天命に従って生きるもみだろう。
六十の還暦で人は生まれかわるとも言われ、かの空海が即身成仏した歳とも伝えられている。
将来に夢や希望に満ち溢れた18歳のころ。
自分の寿命などのついて考えたことすらなかったような気がする。
四分の三世紀を生きようとしている今、78歳くらいが最高になるような生き方をしたいと思っている。
平均寿命82歳、少し長いような気もするし短いような気もする、あなたはどっち?
いい人は早死にするって、誰かが言っていた。
わたし、いい人、 それとも、 悪い人。
あなた、いい人、 それとも、 悪い人。
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