誰も知らない南の島

いつか南の島にいきたい

貸本の鬼太郎がしょこたんの寝子と共に今蘇る/そして鬼太郎の初恋の結末は/墓場鬼太郎 第二集

2009年04月19日 | 谷本歩実柔道一本勝負
猫子役のしょこたんが唄う「君にメロロン」は平成の絶唱であると個人的には考えている。


5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 お勧めの逸品, 2008/5/31
By アマゾニア - レビューをすべて見る
第二集は収録されている3・4・5話いずれにも登場する「寝子」編。
第二集でもレトロモダンな雰囲気は健在だが、第一集(1・2話)で表現されていたモノノケとしての鬼太郎は封印され、その分ちょっとコミカルで人間臭い鬼太郎と寝子やニセ鬼太郎といったゲストキャラが魅力的に描かれている。
意外にも(ファンの方失礼!)ショコタンの瑞々しいアフレコが素晴らしく、寝子の魅力を一層引き立てている。また劇中歌「君にメロロン」は単なるアニメソングの域を超えた出色の出来栄えで、意外にも(これまたファンの方失礼!)聞かせるショコタンの歌唱力とともに本集の売りと言える。
是非本集の原作である「貸本まんが復刻版墓場鬼太郎2(角川文庫)」と比べてみることをお勧めする。アニメ墓場鬼太郎全編を通じて言えるが、原作の再編成・アレンジが素晴らしく、原作の味わいを失うどころか、更に魅力を高めていることに気がつかれると思う(うさんくさいテレビ番組「死後の世界は存在するか」の進行に合わせて過去と現在のエピソードがあやしく交錯する5話がその典型)。スタッフの力量と原作に対する愛着にただただ脱帽するばかり。
そして、原作にはない5話のラストシーン、現実を受け入れることを拒否し泣き叫びながら寝子を迎えに行く鬼太郎と、人間と死霊の間を揺れ動きながら鬼太郎を拒絶する寝子の頬を伝う涙は、悲恋のエピソードを一層盛り上げ原作とは違ったテイストを出すことに成功している。(原作での鬼太郎がどう失恋の痛手を乗り越えたかは是非ご自身で確認してくださいね)
コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)




5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この2巻は必見, 2008/5/23
By たけ (埼玉県) - レビューをすべて見る
3話から5話が収められていますが、4話目の「寝子」とそれに続く「にせ鬼太郎」が秀逸です。「寝子」は、後の猫娘の原形だと思いますが、鬼太郎の初恋の相手である女の子でもあります。ただし、ねずみを見ると猫娘になってしまうという体質の持ち主。リアルで怖いです。ちなみに声はショコタン。「にせ鬼太郎」は、「寝子」に続く話ですが、こちらは一家で笑いました。とぼけた鬼太郎が最高です。
コメント コメント | ブックマーク | このレビューは参考になりましたか? はい いいえ (報告する)




2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やっぱり野沢さん!, 2008/5/18
By 金沢1号 "レスポール野郎" (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
野沢×田の中×大塚
黄金のトライアングルが織り成す掛け合いが最高です。

墓場鬼太郎 第二集 (初回限定生産版) [DVD]

角川エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。