誤解されてる無抵抗主義, 2009/1/17
By 亜音宇璃頭無 (大阪府東大阪市) - レビューをすべて見る
普通に日本でも有名な、ガンジーさん&無抵抗主義を描いた映画です。
とある、世紀末救世主のコミックで、覇王様が街を占拠する際
ガンジーさんに似た街の長が
”我々は抵抗しません”
とニコニコしている姿が覇王様の怒りを買い、
”人ならば抗え!”
とブチ殺される場面がありました。
”無抵抗主義”というと、単語からそういう解釈をする人が多いですが、
実際のニュアンスとしては、”非暴力での抵抗”であって
同じく、世紀末救世主のコミックで、覇王様が街を占拠する際
手下が
”服従の烙印を焼き付けて、生かしてもらうか、
服従が嫌なら、焼けた鉄板に飛び込んで、死ぬか選べ”
と選択を迫り、迷わず鉄板に飛び込む少女の行為に
ニュアンスとしては近いです。
映像で見れば、武装した圧力に対して、非武装で毅然とした態度を取る
恐怖&勇気が伝わってくると思います。
民衆の支持を得て、世界中から注目を浴びても、服装や生活は
インドの庶民水準を貫き、民族、宗教紛争にも身を呈して仲裁に入る。
そんな人物を映画で体験し、ぜひ感動して下さい。
2枚組みでオマケもバッチリだと期待しています。
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実際製品は、画質に古さはあるものの、頑張って調整しており
松明で夜行進するシーンなどは、かなりしっかりしています。
あとエキストラの群集が凄くはっきり見えて、ド迫力でいい感じです。
おまけはDVDと変わらないSD画像です。
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