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回転寿司の真相シリーズ166皿目
第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND10 回転寿司を卒業しよう!
回転寿司の握りはシャリの旨みを帳消しにする載せるだけの寿司
握る絶妙な力のバランス加減によってネタとシャリに旨みが倍増
*皿図は、後日、貼り付けます
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回転寿司の握りは、アルバイトがネタを乗せただけの単なる“載(の)せ寿司”なので、握りとは言えません。このような回転寿司店の握りは、シャリの旨みを全て帳消しにし、ネタとシャリをわざわざ不味くさせて提供しているようなものです。美味しさが格段と求められる一般寿司店のシャリとの違いは、板前さんが握る絶妙な力のバランス加減によってネタとシャリに旨みが倍増します。ネタとシャリの一体感があってこそ、口の中でばらけて美味しさが広がるのです。
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2つめは、握りの美味しさは何といっても人肌の温かめなシャリと、10℃前後のネタケースから取り出したやや冷たいネタとの組み合わせです。偉そうに言う訳ではありませんが、このような握りが本来のシャリの味・握りの食感なのです。回転寿司はレーンを回ることによって、ネタが温まり逆にシャリが冷めてしまいます。2つの要素が相俟ったのが本来の寿司であり、回転寿司の乗せただけの握りは“亜流”とご認識して下さい。
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違いの最後は、一般寿司店の握りシャリは、口の中で最も味わいが深くなる小振りの16~18gです。回転寿司店はお客様を満腹にさせることが目的なので、シャリを美味しく食べる限界の23gを越え、中には25g以上の店があります。握りと呼ぶものの、似て非なる握りが回転寿司店の握りです。回転寿司を食べ続けていたら、本当の寿司の美味しさを知らないまま終わってしまいます。経済的には大変ですが、できれば一般の寿司を食す機会を設けて欲しいですね。その上でシャリの違いを認識して、懐具合で廉価な回転寿司を食べたらいかがでしょうか。
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酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。