食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

▽[食肉・揚げ物]食品のカラクリシリーズ/食品別リンク表紙

2024年02月28日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 食品別リンク表紙  ■食肉・揚げ物

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いつも食品のカラクリシリーズにお越し頂き、誠にありがとうございます。
「食肉・揚げ物」の内容を、食品別・最新投稿順に掲載しております。リンク
インデックスから記事にリンクされるか、このカテゴリをページダウンすると
ご覧になれます。

Nindex

Sind2218572 ■食 肉

吉野家「生娘」騒動から見えるもの・既に吉牛戦略に国民全体が洗脳されてしまった
 ◇経営陣自ら牛丼は不味いと言っている、所詮「やすい・はやい」だけの食べ物?
他カテ|高齢者ほど肉を!見逃される栄養失調、元気そうでも70歳以上の2割が栄養不足
 ◇肉に多いタンパク質を摂らないと認知症や寝た切りを起こしやすく寿命を縮める

定額制のフレンチ・ステーキ・ラーメン店はお得そうだがあなたは通いますか?
 ◇客は月半分以上同じ物を食べなくてはならず果たして定額店は発展するのか
市販のハンバーグ弁当のご飯は炊飯油・乳化剤・pH調整剤を塗す
 ◇添え物のスパゲティ・新鮮そうに見えるキャベツ・漬物も粗悪な食材
市販のハンバーグ弁当は鶏肉・豚肉に大豆カスを多く混ぜ込んだ挽き肉
 ◇デミグラスソースも家庭にはない様々な添加物・食品添加物の集まり
帯広名物の豚丼は豚肉が十勝産じゃなかった!本当は米国・カナダ産
 ◇地元まるごと観光客を騙す“暗黙”の産地偽装・ニセ・ブランド豚
無塩せきハムは発色剤が添加されないだけで市販のハムと同じ
 ◇見掛けが悪くても健康を考えて「無添加ハム」がオススメ

ハムは30%もの水や添加物を注射針インジェクターで水増し注入する
 ◇100kgの豚肉から130kgのハムが作れる不思議さ・まやかし
豚の生レバーもE型肝炎ウイルスや食中毒菌の恐れから食べることを禁止
 ◇ルールを破って食べ食中毒になれば家族や職場に大変な迷惑が掛かる
ユッケに厳しい提供条件・レバ刺しなど牛の生レバーは遂に提供禁止
 ◇生肉は美味でも食中毒による死亡や重症化のリスクが高い
吉野家の牛丼は米国人が全く見向きもしない脂身肉ばかりが盛られる
 ◇牛丼トッピングの流行は牛肉そのものの旨みがなくなった証拠
焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2
 ◇店のメニューは加工食品・冷凍食品化、食品添加物に頼る体質

焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1
 ◇ニセモノの肉や魚を本物と言い切る・厨房ではできる限り調理しない体質
成形肉は大腸菌の温床、食中毒を起こして当然の危険な食肉
 ◇レアやミディアムで食べることは論外!しっかり火を通すこと
成形肉は原価が安く調理手間が要らないので店は二重儲けができる
 ◇法律的には合法でも不健全な成形肉は市場から排除しよう
ドロドロ牛脂で作る成形肉のニセモノ・ステーキ肉と焼肉の危険性
 ◇激安ステーキ店の肉に騙されると食中毒や病気になる恐れ
注射器のような100本の針を射ち込んで作る成形肉の霜降り肉
 ◇激安霜降り肉は堅い廃肉に牛脂や添加物を混ぜたインチキ肉

Sindk213383893 ■揚げ物
スーパーや惣菜店のコロッケは売れ残りを粉砕し2度揚げが常識・横行
 ◇揚げ立ての熱々コロッケと思えどもいつ作られたものか分からない
弁当店などのカツ丼は添加物で2倍に増量された劣悪な成形肉
 ◇カツサンドの肉もパンの大きさに合わせ型容器で作られた成形肉
惣菜トンカツは一般的に4:6の割合で肉より衣のほうが多い
 ◇トンカツも成形肉を使っていることを知り油脂や添加物に注意を
さくさくトンカツは調理人の腕ではなく多量の食品添加物を使うため
 ◇いつまでも中身の肉と衣がくっついている不自然なトンカツ
トンカツの軟らかさは注射針装置で添加物を注入し2倍に増量するから
 ◇クズ肉や古く硬くなった肉を寄せ集めた成形肉のトンカツが蔓延る

誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

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▽[鶏卵・玉子食品]食品のカラクリシリーズ/食品別リンク表紙

2024年02月28日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 食品別リンク表紙  ■鶏卵・玉子食品

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いつも食品のカラクリシリーズにお越し頂き、誠にありがとうございます。
「鶏卵・玉子食品」の内容を、最新投稿順に掲載しております。リンクイン
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Sindk314759991 ■鶏卵・玉子食品

小1男児・給食の「うずらの卵」を詰まらせて死亡、また痛ましい事故が起きてしまった
 ◇2015年にも大阪小1女児が同様なケースで死亡、先例事故が全く生かされず
飲食店が調理なし・チンだけで出せる玉子焼き・ベイクドエッグなど冷凍完成品の存在
 ◇お客は質の悪い冷凍液卵・添加物・食品添加物を大量に摂るはめに
安い飲食店の目玉焼きやスライス玉子は液卵を使い卵の形に作り替えた成形品
 ◇本物そっくりのカラクリ玉子!黄身・白身の液卵を機械や食品添加物で再合体
安いレストランのふわとろ半熟オムレツは業務用加工品を仕入れ加熱するだけ
 ◇キューピーなどは質の悪い多種の冷凍玉子製品を飲食店に勧める悪質性

有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る
 ◇中国から来る液体原料化した出所不明液卵の危険性と不安
ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?
 ◇店の作業性のために予め食品添加物で金太郎飴状に作り直す
業務用玉子焼きに黄身は入っておらず白身を黄色く着色したもの
 ◇着色料や保存料など驚くほどの食品添加物で作る不健康玉子
特売日の卵は数か月前から溜め込んだ低温保存卵
 ◇スーパーの大安売りの目玉に騙されず新鮮な卵で目玉焼きを
ブランド卵は工場で不要な栄養を与え着色された不自然な卵
 ◇イメージと違い自然の森や農家の庭先で産まれた卵ではない

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小1男児・給食の「うずらの卵」を詰まらせて死亡、また痛ましい事故が起きてしまった/食品のカラクリ・鶏卵9

2024年02月28日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 給食食材(うずらの卵)/鶏卵カテゴリ(鶉・うずら)
小1男児・給食の「うずらの卵」を詰まらせて死亡、また痛ましい事故が起きてしまった
2015年にも大阪小1女児が同様なケースで死亡、先例事故が全く生かされず


2月27日付 毎日新聞

■食べる対象者を考慮し形状を小さくする、食材を提供しない配慮が求められる
記事の通り、小学校1年生の男児が、給食の味噌おでんに入っていた「うずらの卵」を詰まらせて死亡した。またもや、同じ事故が起きてしまった。と言うのも過去2015年にも、大阪小1女児が同様のケースで「給食のうずらの卵」を詰まらせて亡くなり、先例の事故が全く生かされていなかった。何とも気の毒で、親御さんは子供が毎日楽しみにしている給食で死ぬとは思っていなかっただろう。専門家は、小学校低学年の年代は、乳歯から大人の歯に抜け替わる時期で「前歯」が欠けていることがある。すると嚙み切れないためついつい吸って、喉の奥に入り込んでしまうと言う。別の方は、遠因に給食時間が15~20分と短く”早食い”が余儀なくされていると言う。投稿者はブログ投稿の参考にと、長年、新聞や書籍、専門誌を読んでおり、いつも思うことは学校関係者は他の要因の事故であろうと、先例にせずまた同じ事故が繰り返されることが多い。今回の事故も、2015年に起きた事故(年齢=小学生低学年、食材=うずらの卵)と全く同じケースだ。失敗が生かされておれば、この事故は起こらなかった。また、例えばイジメ自殺の事故のように、起こると教育関係者は真っ先に保身と教育当事者を庇い、死亡した生徒や児童は二の次にされてしまうことだ。

投稿者の孫は4歳・2歳なので、さっそく新聞記事とTVニュースをラインで送った。4歳は団子好き、2歳はミニトマト好きで、喉を詰まらせる危険性が高いので心配だ。世の中、餅・菓子などいくらでも喉を詰まらせる食材は多く、今回のように注意喚起の投稿をしている。企業は事故が起きると、製造中止や形状や容器変更を迫られる。私が一番腹を立てることは、ネットでは必ず「自己責任」を問い、亡くなった方を軽蔑する投稿をする。そして対象商品が販売中止になると、「お前のせいで食べられなくなった」と亡くなった方や親を責める。投稿者は、完全に筋違いであると言いたい。食べ物である以上、喉詰まりなど一定の危険性はある。であるならば食品メーカーは、喉を詰まらせないような食品形状や容器改善をするべきである。米国に比べ、日本とりわけ消費者庁は業者寄りで企業への規制が甘い。一方、食材提供者も、食べる対象者(今度の場合は、小学校低学年)を考慮し形状を小さくするとか、食材そのものを提供しない配慮が求められる。※今回の給食提供者が、学校あるいは地域専属の栄養士・給食員か、給食依頼先の外部の食材メーカーか不明。

■■危険への対策■■
※上記、記事の通り。
給食提供者は、食べる対象者を考慮し形状を小さくする、食材を提供しない配慮が求められる

Sankoua
乳児の“パン喉詰まり死亡事故”2年後もまだ売っていた「かぼちゃとにんじんのやさいパン」
こんにゃくゼリーで22人死亡も改善せず拡販を優先させたメーカーの悪質さ

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吉野家「生娘」騒動から見えるもの・既に吉牛戦略に国民全体が洗脳されてしまった/食品のカラクリ・食肉16

2022年04月25日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 吉野家の牛丼/食肉
吉野家「生娘」騒動から見えるもの・既に吉牛戦略に国民全体が洗脳されてしまった
経営陣自ら牛丼は不味いと言っている、所詮「やすい・はやい」だけの食べ物?

R1164655485_s 牛丼/フリー素材

■「安さの代償として食材の悪い食べ物を仕方ないこと」と受け止めさせる販売戦略
吉野家の常務が講演会で発した、『生娘をシャブ漬け戦略』(牛丼リピート策)。「田舎から出てきたばかりの若い女の子を、生娘なうちに牛丼中毒にする。男性に高い飯を奢ってもらうようになれば、絶対に食べない」という趣旨の発言だ。人権・ジェンダー関係者から痛烈な批判、経営専門家からも経営者失格の烙印を押された吉野家。さてこれから申し上げる投稿者の文章に、牛丼愛好家に限らず99%の方は反論されると思われる。でもでも、敢えて上から目線で申し上げておかねばならぬ。投稿者として、ジェンダー以上に発言の本質・問題性は他にあると考える。解任された常務は、吉野家など牛丼業界の味や質の悪さを言い当てている。“高い飯”は高級料理を言うものだけではなく、「本当に美味しく」「食材品質が良い品」を指していると考えられる。「生娘」を、失礼ながら地方や都市部は関係なく「国民」や「若者」に置き換えると、吉野家の安物牛丼マーケティング戦略がよく見えてくる。平成の30年間の長期不況により、質の悪い飲食チェーン店などの味に慣れてしまって、気の毒だが若い方は「本当の美味しい味」を知らずに暮らしている。吉野家など様々な食品や飲食チェーン店は、「安さの代償として食材の悪い食べ物を仕方ないこと」と客側に受け止めさせる販売戦略だ。そうしたことに、国民全体が既に「洗脳」されてしまっていると考える。

廃棄しても不思議ではない牛肉を、堂々とメニュー化したのが吉野家牛丼の実体だ。既号(下記リンク)のように吉野家の牛丼は、米国人が全く見向きもしない牛の下腹部の安い脂身肉ばかりが盛られている。「吉野家スペシャル/ジャパニーズカット」と呼ばれるクズ肉ショートプレートで、米国人が冷笑する捨てて当然・タダ同然の牛肉を、吉野家が年間300万トンと大量に買い付けている。現地の方は、日本には安くて美味しい牛肉・健康的な肉が溢れているのに、なぜ「クズ肉」ばかりを買うのかと不思議がる。牛丼にキムチやチーズ乗せなど多種のトッピング化は、まさしく牛肉そのものの旨みがない証拠。さて話を広げて格安ステーキ店やチェーン店のとんかつ・かつ丼は、「成形肉」(これもリンク参照)と呼ばれる硬くて食べられそうもない廃棄牛の断片肉を集め、別牛の牛脂と結着剤・多量の食品添加物で張り合わせてステーキやフライの形の肉にする。回転寿司ネタもニセモノ魚・深海魚が使われ、旨みがない分を脂や大量の「味の素」を添加する。大方の答が「安いんだから仕方ない」~質の悪さを隠すため、濃厚味や脂ぎった味しか「美味しい」と言わないほど、飲食チェーン店のヤスモノ戦略に「味の洗脳」がされてしまっている。日本には美味しいものが沢山あるのに、一向に手を出そうとしない。

■食の洗脳の代表例はマクドナルドハンバーガー戦略と戦後GHQが行った給食のパン食化
ここからは、過去、日本人が知らないままに特定の食べ物に洗脳されてしまった例を2つ。マクドナルドハンバーガーは、今や子供からお年寄りまで食べる国民食。その始まりは、1971(S46)年7月に、銀座三越の1階にオープン、若者をはじめとする客が押し寄せ大成功だったようだ。その日本マクドナルド株式会社の創業経営者が、藤田田氏(故人)。彼の発言は様々なところで物議を呼んだが、投稿者が印象的(本で読んだ)だったのは、「4・5歳の子供の頃からハンバーガーを食べれば、一生、ハンバーガーを食べ続ける」の名言? 当時、国民のほとんどがハンバーガーたるものを知らず、また珍しかったケチャップ・マヨネーズ主体の味が、日本人に合うのか懸念された。それは杞憂に終わり、彼の予言?通りこれも「食の洗脳」の1つ。子供の頃に覚えた味は、死ぬまで忘れない。そして親になって子供にも食べさす、言わば味の世代間・連鎖スパイラルで、食べ物の国際戦略の成功例だ。因みに、「田(でん)」という珍しい名は母親が付けた。息子が敬虔(けいけん)なクリスチャンになるよう、言葉を発する「口」という字の中に「十字架」を加えたのだという逸話がある。投稿者は、氏が多弁だったのは口に「プラス」の字を入れ込んだせいと思える(笑)。

食べ物に洗脳された例の2つめ。戦後まもなく米国占領下、GHQ(連合国最高司令官総司令部)・マッカーサー元帥が強力に進めたのが給食のパン食化。日本人が子供の頃からパンを食べる習慣を付ければ、未来永劫、米国は日本へ小麦粉(小麦)を売りつけることができるとした策略だ。戦後80年近く、案の定、日本人のパン食化が強まり今やお米を越えてパンの消費金額が上回った。日本人の主食はもはや「パン」であって、貧乏人は米を食え!という事態。(半世紀以上前、池田勇人首相が「貧乏人は麦を食え!」失言のパロディ)。関連話で、GHQが日本人とりわけ子供の栄養失調に驚愕し、本国から豚の餌に使われていた脱脂粉乳を緊急輸送。ご年配の方はご存じのように、この頃の給食は脱脂粉乳を牛乳の代わりにした。給食パンの味を覚えた日本人は、パンと牛乳の洋風化(米国化)が進んだ。朝・昼パン食は当たり前になり、夜もパン食の例えを「晩ごはん」ではなく“パンごはん”と言うそうだ。余談だが、「食パン」の語源は「主食パン」の略。明治以降、餡パンなど菓子パンが先行したことによる対抗語。まとめとして、やはり子供の頃からの「食の洗脳」は怖いと思う。多くの飲食チェーン店や様々な業界、菓子・飲料・その他の商品で、虎視眈々と国民への「食の洗脳化」(無意識のまま特定商品を食べ続けさせる戦略)が進められている。

Sankoua
吉野家の牛丼は米国人が全く見向きもしない脂身肉ばかりが盛られる
ネーム|吉野家|明治の頃に開いた店主の出身が大阪・吉野町だったことから
ドロドロ牛脂で作る成形肉のニセモノ・ステーキ肉と焼肉の危険性

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定額制のフレンチ・ステーキ・ラーメン店はお得そうだがあなたは通いますか?/食品のカラクリ・食肉15

2018年12月25日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 定額制外食店/食肉
定額制のフレンチ・ステーキ・ラーメン店はお得そうだがあなたは通いますか?
客は月半分以上同じ物を食べなくてはならず果たして定額店は発展するのか

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当該店のステーキではありません/フリー素材

■月額3万円のステーキ店・月14回以上行けば元が取れるというが・・・
「定額制」と言えばスマホやネット関連などが相場だったのですが、昨今はグルメ店・外食業にも広がっています。その店の同じメニューなら、月に何回通って食べても“同じ料金”です。コーヒーショップならまだしも、今やフレンチレストラン、ステーキハウス、ラーメン店、ケーキ店が食べ放題なのは、どうかなと考えてしまいます。TV番組でやっていましたが、探せばさらに他の食品もあるのでしょう。誰しも思うのが、そんなことで店が儲かるの? あるいは同じ店に毎日のように行って飽きないの?という疑問です。人は様々と言いますが、投稿者は行きたいと思いません。大きなお世話ですが、問題点を指摘します。

TV番組の内容を、簡単に紹介しましょう。「ザ・ステーキ六本木」店では、1ポンドステーキ(約450g)メニューの月額・定額料金が、64,800円(税抜き)。1/2ポンドステーキが、29,800円(同)。後者は単独の価格が2,200円なので、月に14枚以上食べれば元が取れる計算です。取材に応じた若者は、ある月に29回(ほぼ毎日)来た猛者で、毎月、得していると言っていました。別途、ラーメン店・コーヒー店・ケーキ店でも、月に半分程度行けば、得する状態です。もちろん各店では多数の単品メニューが用意されており、一部の人気メニューが定額制になっているのです。中でも予約オンリーのフレンチ店はワイン・ドリンク飲み放題で、月額15,000円、4人コースは3万円でした。1回でも元が取れるそうですが、予約が取れず詐欺だと怒る客も。

■様々な料理を食べる楽しみを否定することになり人生もったいない
店側は、長期に渡って客の囲い込みができる、安定した売り上げが見込めるとしています。そうだとしても定額制が浸透すれば、調理人や店長はだらけてしまって、味や食材への追及が疎かになると思われます。一般店は日々の来客変動に伴って、厳しく味の改善が求められます。そうしたことから、店の味は客に育てられると言います。厳しい試練を受け、努力した結果、段々、料理が美味しくなっていくのです。しかし定額制にしてしまったら、客の変動も苦情も出なくなってしまいます。また客も毎日同じものを食べていたら飽きも来るだろうし、逆に味の変化(例えば質の低下)が敏感に感じるようになってきます。店側は、却って首を絞めることになるのではないでしょうか。

一方、客側も問題があり、フレンチやステーキと言っても、毎日、同じ食事を求めるのは、グルメではありません。様々な味を交代交代に食べることによって、美味しさを楽しめる訳です。そもそも毎日同じものを食べていては、栄養のバランスが崩れ、健康に悪いことこの上ないでしょう。人間の味覚は大したもので、こってりした物を食べた翌日は、さっぱりした物が食べたくなるようにできているのです。そうした身体本来の機能によって、無意識のうちに栄養バランスを図っています。定額制は物珍しさやお得感から急展開していますが、本当に根付くのでしょうか? 多少の人はいても、「人間の生理」として、同じ物を食べ続けることは困難と考えます。また多様性がある食文化なのに、食べる楽しみを否定することになり、人生、もったいないと思いますね。食べ放題ではなく、“言いたい放題”でした。

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飲食店が調理なし・チンだけで出せる玉子焼き・ベイクドエッグなど冷凍完成品の存在/食品のカラクリ・鶏卵8

2018年10月31日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ キューピー業務用鶏卵冷凍加工品・各種/鶏卵・玉子製品
飲食店が調理なし・チンだけで出せる玉子焼き・ベイクドエッグなど冷凍完成品の存在
お客は質の悪い冷凍液卵・添加物・食品添加物を大量に摂るはめに

K38a_3 付け合せは別

■京風たまご・・そぼろ玉子・ベイクドエッグの冷凍完成品
キューピー社など大手食品メーカーが造り出す玉子製品は、フェイク玉子であり冷凍液卵(下記説明)を使った酷い食品であることを既号で説明しました。半熟玉子焼きやスライスされた茹で玉子は、1つの卵を割って焼いたり茹でたりしたものではなく、液卵を使ってソックリ作り替えた玉子です。あるいはトロトロのオムレツは、液卵や大量の添加物・食品添加物を混ぜた不健全な製品であると申し上げました。ビックリされた方も多く、多くのアクセスを頂きました。驚くことはまだまだあり、今号は残りのキューピー製の“如何わしい玉子”をご紹介します。ご覧になると、外食産業・飲食店の玉子食品の実態に幻滅するかもしれません。

K38b42630_3 付け合せは別

K38c 付け合せは別

普段、玉子食品は当然のようにレストランや和食店の厨房で、卵の殻を1つ1つ割って調理したものと思っていた方がほとんどでしょう。今回紹介するのは、キューピー社の玉子焼き・スクランブルエッグ・そぼろ玉子・ベイクドエッグ・茶碗蒸しです。作り方や使用卵のベースは、既にしつこく説明した通りなので簡略します。何だか写真集のようで、キューピー社を批判しているのかPRしているのか・・・(笑) 一見、美味しそうに見えても飲食店はこんな製品を仕入れ、店では調理せず袋から取り出し、チンするか温めるだけで客に出すのです。写真右のゴチャゴチャ書かれた原材料名(添加物・食品添加物)を見るだけで、うんざり・食欲を無くしてしまいます。しかし店のお客には知らされませんので、しっかり食べてしまうのです。

K38d65556 牛肉・付け合せは別

K38e66568 付け合せは別

■親子丼・玉子サンドイッチ・回転寿司店の玉子ネタも冷凍完成品
一連の不健全な玉子食品は氷山の一角で、この他にもまだまだ多数あり紹介し切れません。例えば親子丼は玉子・鶏肉・葱(ねぎ)などを予め煮込んだ冷凍完成品で、注文が入り次第、同じく加熱して樹脂袋から出すだけです。和食店や回転寿司店の玉子ネタ・茶碗蒸し、スーパーなどのそぼろ丼、数々の店の玉子サンドイッチなども同様です。一方、築地場外の有名出汁巻店といっても、液卵を使って大量販売しているのです。考え方として、高級店・こだわり店以外で、玉子の色が不自然に黄色い・玉子の香りが強ければ、それは新鮮な玉子を使っているのではなく、着色料・香料が塗(まぶ)されていると思ったほうがよいでしょう。詳しくは、この「鶏卵・玉子食品カテゴリ」をご覧下さい。玉子食品には、呉々も注意が必要です。

K38f

ここからは、“ボーッと生きている”と分からないことを書きます(笑)。因みに当ブログでは「キューピー」と表記しましたが、正式社名は「キーピー」→「」が大文字です。大文字で平坦にすることによって、見やすさ・安定感を示すとされています。但し新聞や文字に表す場合は大文字、読み方は普通にキューピー(小文字)です。キューピー社だけでなく、結構、こうした手法が使われています。キノン・シチハタ・オンキー・富士フルム・エドウンなど、探せばもっとあるでしょう。人間って大文字で書かれていても、意識せず小文字で読んでしまうものですね。申し遅れましたが、写真に表記の「スノーマン」は、買収した会社のブランドをそのまま継続使用しているためです。
*当ブログでは生卵は「卵」、茹でたまごや加工・調理されたたまごは「玉子」と表記しております(固有商品名は除く)。

▽いつ削除・変更されるか分かりませんが、参考までにキユーピー/業務用製品のサイトを
ご参照下さい。サイト先の左サイドバーのオムレツ・茹卵類カテゴリが見物です。
キユーピー/業務用商品(タマゴ関連) ←クリック!

Sankoua
前々号/安いレストランのふわとろ半熟オムレツは業務用加工品を仕入れ加熱するだけ
前号/安い飲食店の目玉焼きやスライス卵は液卵を使い卵の形に作り替えた成形品

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市販のハンバーグ弁当のご飯は炊飯油・乳化剤・pH調整剤を塗す/食品のカラクリ・食肉14

2016年02月09日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 市販のハンバーグ弁当2/食肉
市販のハンバーグ弁当のご飯は炊飯油・乳化剤・pH調整剤を塗す
添え物のスパゲティ・新鮮そうに見えるキャベツ・漬物も粗悪な食材

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レストランのハンバーグランチ

■ハンバーグ弁当の挽き肉には豚が食べる餌と同じ大豆カスが沢山入っている
前号では、市販・コンビニ・弁当チェーンなどのハンバーグ弁当の食肉・デミグラスソースの酷さを説明しました。まだお読みでない方は、先に下段の「参考資料」のリンクからお移り下さい。鶏肉・豚肉の食肉は(牛肉は使わず)、原産国が8か国以上に渡りミックスされます。食品の常識としてミックスされるということは、どんな素性か分からず病気肉も入れられていることです。また何割あるいは半分以上が、食肉の代わりにコストが安い脱脂大豆・大豆カスが混ぜられます。脱脂大豆・大豆カスは、一般的に豚などの餌に使われます。従って安いこんなハンバーグ弁当を食べれば、私達は豚などと同じ餌を食べているのと同じなのです。市販の弁当の中身は、このようなものと考えるべきです。

ここからは、順番に添え物あるいは野菜・白いご飯などの酷さをお伝えします。大半は弁当会社では作らず、他の食品会社から製品状態で購入し添えるだけです。まずは、弁当のボリューム感を出すため、ハンバーグの脇や下に敷く「ナポリタン風スパゲティ」です。コストを下げるためケチャップは使わずに、トマトパウダーや酸味料の添加物で誤魔化します。例えばもう1つの添え物が、「ポテトサラダ」とします。ご家庭のようなシンプルな調味料は使わず、増粘剤(加工でんぷん・増粘多糖類)・ソルビット・アミノ酸等・pH調整剤・グリシン・酢酸Naなどで作られます。

漬け物・この場合の「福神漬」も、野菜の他にブドウ糖果糖液糖・たんぱく加水分解物・調味料(アミノ酸等)・酸味料・保存料(ソルビン酸K)・甘味料(サッカリンNa)、そして発ガン性が極めて高いとされる合成着色料の赤色102号・106号、黄色4号・5号などが使われます。野菜といっても、中国から送られ横浜港・山下埠頭で、数年間も大型ポリバケツに塩漬けされて置かれている野菜です。野菜そのものの形さえあればよく、漬け物のパリッとした食感や味はさらなる食品添加物で再生されます。こんな体に悪いものはありません。市販の弁当の中でも、特に漬け物は食べないことをお薦めします。

■キャベツがシャキシャキなのはプールの殺菌薬剤を使っているから
「キャベツの千切り」は、時間が経過してもシャキシャキ感も色も綺麗なままです。極めて新鮮な野菜を使っている?野菜管理が良いのではありません(笑)。野菜管理の工場現場では、プールのような大きさの水槽で何度も嫌というぐらい水洗い、そして次亜塩素酸ナトリウムで洗浄殺菌するからです。次亜塩素酸ナトリウムは、下着の漂白・手・指の殺菌、プールの殺菌などに使われるものと同じものです。そのため、野菜がいつまでも黒ずむことはなくパリッとしているのです。かなり希釈する、最終的に残らないこと前提にしています。しかし怪しいもので、残留がかなり懸念されます。こうした工程を経るため、キャベツの甘味や風味は消え、ビタミンCも損なわれます。コンビニのサラダパックも同様で、女性を始め男性も美容や健康増進には逆効果です。

最後は、「白いご飯」です。いつまでも、甘み・つやを保っています。ご飯には、何も入れていないと思っている方が多いのですが、申し訳ありませんが認識不足です。お米や焚き方が良いからではなく、食感、外見(つや・白さ)、日持ち、コストなどを考え、ご飯にも多数の添加物が入れられています。乳化剤・pH調整剤・調味料(アミノ酸等)、はたまた油脂(炊飯油)を塗したご飯さえあります。因みにコンビニおにぎりは、海苔とご飯をスムーズに合体させるため、ご飯そのものまたはセロハンに油脂を塗っています。だから市販・コンビニの弁当やおにぎりが飽きるのは、油脂のせいとも言われています。

失礼な言い方ながら、独身層やお小遣いが不足するお父さんが、安価な弁当に頼ることによる身体の支障を懸念します。多種に渡る市販弁当の便利さは認めますが、たまにならともかく常用することは避けたいものです。2回に渡り紹介した添加物と食品添加物は、数十種に及びます。しかし食品表示のインチキさで、一括表示・キャリーオーバーなど実際に使った食品添加物が表示されないカラクリがあります。恐らく今回のハンバーグ弁当(他の弁当も同じ)は、100種を超えると思われます。発ガン性が高い食品添加物が多く含まれ、複合摂取の怖さも指摘されます。つまり市販の弁当は、あなたの台所、いや、どこの家庭の台所にもない成分ばかりで作られる不自然さです。そのことを考えできるだけ食品を見分ける癖を付けるか、できれば手作りハンバーグの美味しさを再認識しましょう。

Sankoua
前号/市販のハンバーグ弁当は鶏肉・豚肉に大豆カスを多く混ぜ込んだ挽き肉
カット野菜は栄養が抜け落ち違法な漂白剤で消毒プール浸け
市販の漬物は発ガン性やアレルギーを伴う大量の化学物質漬け

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市販のハンバーグ弁当は鶏肉・豚肉に大豆カスを多く混ぜ込んだ挽き肉/食品のカラクリ・食肉13

2016年02月02日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 市販のハンバーグ弁当1/食肉
市販のハンバーグ弁当は鶏肉・豚肉に大豆カスを多く混ぜ込んだ挽き肉
デミグラスソースも家庭にはない様々な添加物・食品添加物の集まり

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■コストが高い牛の挽き肉は使わず大量の大豆カスで誤魔化す
市販・コンビニ・弁当チェーンなどのハンバーグ弁当は、食品会社の差はあっても概ね食べないほうがよいですよ。今号はハンバーグ肉・デミグラスソースそのものの不安、次号は添え物のスパゲティ・漬け物(福神漬)・キャベツの千切り、そして白いご飯の問題点など2回に渡りお伝え致します。ハンバーグ弁当としましたが、安価な「市販の弁当全般」の説明と言ったほうがよいでしょう。価格を抑えることから食材は悪く、それを補うため過剰な食品添加物が使われます。考えてみれば、食品のカラクリシリーズで数々取り上げた問題食品の集大成が、市販の弁当と言っても過言ではありません。

自社で食材から全て揃えて調理する会社もありますが、普通はそれぞれの食品を別の食品会社から仕入れて、弁当箱に詰めるだけです。そのため食材・調理の仕方が管理できず、結果的に質の悪い食材ばかりになってしまうのです。メインの食肉はコストが高い牛肉は使わず、何と鶏と豚肉です。牛肉の味や香りがするのは、牛の脂肪を混ぜるからです。さらにコストを下げるため食肉を減らし、安い粒状大豆たんぱくで増量します。簡単に言えば、脱脂大豆・大豆カスです。大豆から抽出したたんぱく質を粒状にし、着色して食肉に混ぜるのです。挽き肉は何割しか入ってなく、あるいは半分以上が大豆カスを食べさせられているのです。安い餃子やそぼろ丼などの挽き肉も、同様なものです。

まともな食材は鶏・豚肉(どちらも中国産や外国産)・玉ねぎ・パン粉ぐらいなもので、残りは、本来、不要な、牛脂肪・粒状大豆たんぱく・大豆たんぱく・乳たんぱく、ビーフエキス・たんぱく加水分解物などで構成されます。たんぱく加水分解物とは、植物や動物のたんぱく質を塩酸で分解した調味料です。調味料もアミノ酸、pH調整剤、加工でん粉、リン酸塩、着色料などの添加物・食品添加物が大量に加えられます。家庭で作れば、このようなものは入っていません。しかし市販やコンビニのハンバーグを食べれば、極めて質の悪い食材、身体に悪い添加物を大量に摂ってしまうのです。

■デミグラスソースも家庭の台所にない添加物・食品添加物の集まり
次に「デミグラスソース」は、本当なら玉ねぎを炒めてブラウンソースを作り、トマトや赤ワインで煮込んで作るので手間が掛かります。食品会社は面倒なので、手っ取り早くスープ会社から製品状態で仕入れます。その成分が、ブドウ糖果糖液糖・砂糖・トマトペースト、食塩・小麦粉、アミノ酸液・野菜エキス・チキンエキス・たんぱく加水分解物・香辛料。添加物は増粘多糖類(加工でんぷん・キサンタンガム)・調味料(アミノ酸等)・酸味料・カラメル色素です。添加物・食品添加物の集まりです。これもほとんどが、家庭の台所にないものです。成分を列記すると、到底、デミグラスソースとは言えない代物です。

家でハンバーグを作る方なら分かりますが、ソースをハンバーグに掛けると、時間の経過とともに肉がソースを吸ったり皿に滴れてしまいます。しかしコンビニ店の棚に置かれているハンバーグ弁当は、流れ出ていません。店でチンしても、ソースが凝固したままなのはなぜでしょうか?実はデミグラスソースの中に、ゲル(ゼリー状)を混ぜているからです。若い方は、こんなものばかり食べていては身体に悪いですよ。それが市販・コンビニなどのハンバーグ弁当(市販の弁当全般)なのです。

どうでしたか?何だか、食べたくなくなるでしょう。この程度で、驚いていてはいけません。弁当の中には、まだまだ怪しい?ものが入っています。次号では市販のハンバーグ弁当に付いている、スパゲティ・ポテトサラダ・福神漬、なぜか?いつまでもシャキシャキしているキャベツの千切り、白いご飯にも沢山添加物が入っている等の説明を致します。ハンバーグ弁当の酷さをお伝えしたく、必ず今号と次号をセットでお読み頂きたいと存じます。

Sankoua
次号/市販のハンバーグ弁当のご飯は炊飯油・乳化剤・pH調整剤を塗す
市販品の餃子や安い居酒屋・外食の餃子は挽き肉の替わりに大豆カスが
鳥そぼろ丼は廃鶏と大豆カスを混ぜた無縁ぼろぼろ丼

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安い飲食店の目玉焼きやスライス玉子は液卵を使い卵の形に作り替えた成形品/食品のカラクリ・鶏卵7

2015年10月19日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ キューピー業務用目玉焼き・スライス卵/鶏卵・玉子製品
安い飲食店の目玉焼きやスライス玉子は液卵を使い卵の形に作り替えた成形品
本物そっくりのカラクリ玉子!黄身・白身の液卵を機械や食品添加物で再合体

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いわば卵の成形品(そっくり品)で、本物の卵と見紛うばかりです

■外食店のハンバーグや焼きそばに乗った半熟目玉焼きは3D卵?
前号の「ひらけオムレツ」の他に、キューピー社は驚くような様々なインチキ品を製造しています。2回目は、半熟目玉焼き(写真上)、スライス茹で玉子・半切り茹で玉子(写真下)のカラクリです。安いレストランや飲食店の熱々ハンバーグ、香ばしい焼きそばに乗った半熟目玉焼きは、調理場のフライパンで焼いたものではありません。前号同様、親鶏から“ポコ”って産まれた、純粋な卵をそのまま使っているのではないのです。もう1度、写真上(他の写真も)をご覧になって下さい。驚くほど本物そっくりに見えても、原材料表のように添加物や食品添加物で工業的に合体加工されたものです。言わば「3Dプリンター?」で作ったような(笑)、目玉焼きの形をした工業製品・フェイク食品なのです。実に精巧に作られているため、食べる側は全く気が付きません。皆様も、この話を初めて聞いた方が多いのではないでしょうか!

詳しく説明すると、メーカーはまず大量に仕入れた黄身だけの冷凍液卵(液卵の説明・ページ末)と添加物・食品添加物の力を借りて、半熟のようなトロトロな黄身加工します。次に白身だけの液卵を、同様に添加物・食品添加物と製造機械を駆使し、いかにも焼いたような形状・色具合に作り上げます。最終的に、黄身と白身を合体させて半熟目玉焼きの完成!です。一見、手間が掛かっていそうですが、殻の付いた卵を一々割っていると効率が悪く・コストも掛かるため、このように液卵と食品添加物などを使って不健全な目玉焼きに作り替えるのです。見た目はいっしょでも、ご家庭で卵を割って焼いた目玉焼きとは、似て非なるもの・全く異なるものです。こんな目玉焼きを食べれば、原材料表のような不要な添加物と発ガン性のある食品添加物を、知らないまま大量に摂ってしまうのです。

原材料> (重量順)
・鶏卵 ・還元水飴 ・デキストリン ・植物油脂 ・ゼラチン ・食塩 ・加工でん粉 ・グリシン ・ピロリン酸ナトリウム ・pH調整剤 ・調味料(アミノ酸等) ・増粘剤(アルギン酸Na・キサンタンガム) ・カロチノイド色素
*あなたがご家庭で作る目玉焼きに、こんなものが入っていますか?


■スライス玉子は黄身と白身を棒状に加工し金太郎飴のようにカットしたもの
また「半熟風スライスたまご」(写真下)は、茹で玉子を薄く輪切りにしたような形状でも、普通の卵をそのまま冷凍したものではないのです。黄身と白身別々の液卵を使い、それぞれ添加物・食品添加物と機械加工によって金太郎飴状に合体します。初めて知る方は、概念さえ浮かばないと思います。そこで詳しく説明すると、竹輪(この場合・白身)を例にとり、胡瓜やチーズの代わりに黄身を差し込んだような棒状加工します。棒状(ソーセージ状)になったものをスライスカットして、1パック15枚入りの冷凍パック(写真下)にしたものがスライス玉子です。レストラン・ファミレス・飲食店などでは、解凍しそのままサラダやメニューの添え物として出されるのです。お客は、カラクリ玉子であることに気が付きません。でもこの場合は、見破る方法が1つあります。普通の茹で玉子なら直径が微妙に違うはずですが、「3D玉子」はスライスされた白身の全経・黄身の径が全く同じです。店で出された際に、しみじみ見てみましょう。全径や黄身の径が少しずつ違えば、まず本物卵でしょう。
*企業は悪賢いので、いずれは敢えて径が異なる製品を作り出すかもしれません(苦)。

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半熟風スライスたまご(輪切り)

次に「半熟風ハーフたまご」(写真下)は、卵を縦に2つに切った半切りの形状です。これも先程のように、添加物や機械操作などで合体させていることには変わりありません。信念のないハンバーグ店・ラーメン店・カレー店・丼店・弁当チェーン店では、こんな半熟風(成形)の玉子を乗せて、誤魔化しているのです。目玉焼きや茹で卵ぐらい自分の店で作れよ!と思いますが、飲食店は手間やコストを惜しみ、「不要成分・食品添加物の塊」のようなニセモノ玉子を仕入れるのです。不自然さを越え、食べ物を弄んでいると感じます。

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半熟風ハーフたまご(半切り)

■インチキ玉子はコンビニ・回転寿司店・和食店など日本中に蔓延中!
インチキ・カラクリ玉子製品は、今号までの紹介の他にも、玉子焼き・京風たまご(ネギ・にんじん入り)=商品名、寿司の玉子ネタ、出汁巻き・そぼろ・スクランブルエッグ・ベイクドエッグ・茶碗蒸し・親子丼、サラダパック・サンドイッチの玉子など~これでもはごくごく一部で、ありとあらゆる種類の如何わしい玉子製品が出回っています。上記の半分程度を、次号でご案内致します。従って業態も広がり、今まで紹介した以外にも、コンビニ・回転寿司店・有名出汁巻き店・ピザ店・和食店などでも使われています。一方、大手食品会社はこんな玉子製品を出して飲食店を儲けさせ、大事な消費者を騙しているのです。大手食品会社を始めレストラン・飲食店の、「食の倫理観のなさ」に呆れます。消費者の健康よりも企業や飲食店の己の利益を優先するため、残念ながらインチキ玉子が日本中に蔓延中です。残念ながらこんな製品から逃れられませんが、実態を知っていれば、こうした食品を避けることによって、悪い成分の摂取がかなり防げます。
*当ブログでは生卵は「卵」、茹でたまごや加工・調理されたたまごは「玉子」と表記しております(固有商品名は除く)。

▽いつ削除・変更されるか分かりませんが、参考までにキユーピー/業務用製品のサイトを
ご参照下さい。サイト先の左サイドバーのオムレツ・茹卵類カテゴリが見物です。
キユーピー/業務用商品(タマゴ関連) ←クリック!

3回連載の最後<次号>は、業務用玉子焼き・京風たまご・スクランブルエッグなどです。

Sankoua
前号/安いレストランのふわとろ半熟オムレツは業務用加工品を仕入れ加熱するだけ
ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?

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安いレストランのふわとろ半熟オムレツは業務用加工品を仕入れ加熱するだけ/食品のカラクリ・鶏卵6

2015年10月14日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ キューピー業務用オムレツ/鶏卵・玉子製品
安いレストランのふわとろ半熟オムレツは業務用加工品を仕入れ加熱するだけ
キューピーなどは質の悪い多種の冷凍玉子製品を飲食店に勧める悪質性

K36a41fzbmhmpgl 画像はひらけオムレツの包装状態
楕円状に入れられた半固体状の中身、下部は調理例の写真
周囲の文字は裏面の食品表示内容です


■解凍・加熱するだけの品なのにあたかも店で調理したように見せ掛ける
ふわとろの半熟玉子のオムレツ・オムハット、熱いハンバーグに乗った半熟の目玉焼き、サラダのスライス玉子、ベイクドエッグなどの玉子料理は、どれも美味しいそうです。でも安いレストラン・飲食店・コンビニ・弁当チェーンの多くは、親鶏から“ポコ”って産まれた純粋な卵を、そのまま調理しているのではありません。酷い飲食店は手っ取り早く、大手食品メーカーが販売する、質の悪い「冷凍液卵」(液卵の説明・ページ末)に、大量の食品添加物が加えられた業務用加工品を仕入れるのです。写真上が、飲食店専用に納められる食品です。この製品は解凍・加熱し、樹脂袋から取り出せばできあがりです。舐めているのは、店はあたかも厨房で調理したようなフレーズや見せ掛けをして客に出すのです。これら不健全で“怪しい玉子”の裏事情を、3回に渡り説明します。

「鶏卵冷凍加工品」と呼び、キューピー社では、“ひらけポンキッキ”ではなく、「とろっと名人 ひらけオムレツ」というふざけた製品名で業務販売しています。加熱し袋から取り出すだけで、日本橋・たいめいけんで見るような、割れてジュワっとふわとろの半熟オムレツに変化するものです。安いレストランに来たお客は、流れ出る半熟卵に感激するそうですが、まさか冷凍加工品とは知りません。投稿者はある雑誌から情報を入手したのですが、そこには「日本の加工食品の技術のすごさ」ということが書かれていました。それは全く筋違いで、原材料表のように添加物や食品添加物が過剰なのでお客の健康を蔑ろにしている、原価が極めて安いにも関わらず不当に高い料金を取るなど、お客への二重の騙まし討ちです

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原材料> (重量順)
・鶏卵 ・植物油脂 ・クリーム(脱脂粉乳加工品) ・食塩 ・砂糖 ・でん粉発酵調味料 ・乳たん白 ・ほたてエキスパウダー ・チキンブイヨンパウダー ・加工でん粉 ・トレハロース ・増粘多糖類 ・ピロリン酸ナトリウム ・乳化剤 ・カロチノイド色素 ・調味料(アミノ酸等)
*あなたがご家庭で作るオムレツに、こんなものが入っていますか?


■多くの飲食店はコスト削減・調理人を不要にするためこんなメニューを出す
もちろん、たいめいけんのふわとろオムレツはシェフの腕です。でもこの製品は、ゾロゾロと入っている、本来、不要な成分や食品添加物の“為せるワザ”なのです。多くのレストランや飲食店が喜び重宝がってこの製品を仕入れる理由は、低コストの他にも厨房で調理しなくてよいことです。つまり調理人が不要、技術がないアルバイトで済むからです。店の身勝手さに乗じたのが、キューピー社や大手食品会社が製造・販売する、一連の業務用加工品です。安さでレストランを選ぶと、こんな物を食べさせられます。家庭ではふわとろ半熟オムレツは作りにくいでしょうが、こんな不要な添加物と発ガン性のある食品添加物を摂らなくて済みます。

店によっては、ベースとなるチキンライス・味付けライスも業務用ライスかもしれません。炒め味付けされた鶏肉・ニンジン・玉ねぎなどの具材と、ご飯がいっしょになった業務用袋入り冷凍加工米も存在します。投稿者は初めての店でピラフを頼んだら、カウンター席だったので、店員がいきなり冷蔵庫から大手メーカーの業務用ピラフの樹脂袋を破って、そのまま炒めているのを見てしまいました。言葉通り、味気ない気持ちになりましたね。このようにオムレツ・オムライスに限らず、店で調理せず業務用製品を炒めたり、加熱するだけの店が多いのです。キューピーなどの大手食品会社は、こんな製品を出して飲食店を儲けさせ、大事な消費者を騙しているのです。大手食品会社ほど、「食への倫理観」がないのです。だから高収益が、保てるのです。そもそも多くのレストラン・飲食店が、こういうやり方について何とも思っていないことに呆れます。調理し味の勝負をしてこそ店の価値があるのに、そんな信念などないのでしょう。

■オムレツなど鶏卵冷凍加工品に使われる卵は冷凍液卵ばかり
玉子食品が好きな方は気を付けないと、毎回、玉子そのものを食べているつもりでも、身体に悪い成分を摂取することになってしまいます。写真下のプレーンオムレツも然りで、添加物と食品添加物が過多です。もう1度写真をよく見ると、100個と記載されています。業務用だけに、メーカーは100個単位の梱包箱で飲食店に納めるようです。それだけ、飲食店からの注文があるということでしょう(笑)。なおキューピー社のサイトでは、オムレツにも関わらず黄身を使わず、白身と加工でん粉にカロチノイド色素で黄色く着色しただけの、極めて悪質な製品をラインナップしています。理由は食品業界全体が黄身ばかりを使用し、白身はほぼ廃棄物なのです。そのため白身に着色した、原価がタダ同然のインチキ玉子製品が作られるのです。女性や子供は玉子製品が大好きだけに、健康やアレルギーが懸念されます。そうしたことから当内容をご覧になった方は、ぜひこの実態を多くの方にお知らせされて、身体を守るようお伝え下さい。

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解凍したプレーンオムレツ(付け合せは別) 同様に食品添加物過多です

もう1つの問題は、一連の「鶏卵冷凍加工品」は全て『冷凍液卵』が使われていることです。冷凍液卵の詳細は下記に記しますが、不健全性の点でかなり問題があります。これらが日本中を席捲し、多方面に渡る玉子の加工食品は、全て液卵が使われていると言い切っていいでしょう。今や飲食店の裏に、卵の殻のゴミを出す店は少ないと思われます。大手玉子料理店・有名出汁巻き店でも、液卵が使われています。話を戻し、キューピー鶏卵加工品の液卵使用例は、次号でお伝えします。
*当ブログでは生卵は「卵」、茹でたまごや加工・調理されたたまごは「玉子」と表記しております(固有商品名は除く)。

▽いつ削除・変更されるか分かりませんが、参考までにキユーピー/業務用製品のサイトを
ご参照下さい。サイト先の左サイドバーのオムレツ・茹卵類カテゴリが見物です。
キユーピー/業務用商品(タマゴ関連) ←クリック!

3回連載の2回目<次号>は、業務用目玉焼き・スライス卵・半切り卵です。

Sankoua
次号/安い飲食店の目玉焼きやスライス卵は液卵を使い卵の形に作り替えた成形品
有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る
業務用玉子焼きに黄身は入っておらず白身を黄色く着色したもの

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帯広名物の豚丼は豚肉が十勝産じゃなかった!本当は米国・カナダ産/食品のカラクリ・食肉12

2014年06月06日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 帯広名物の豚丼/食肉
帯広名物の豚丼は豚肉が十勝産じゃなかった!本当は米国・カナダ産
地元まるごと観光客を騙す“暗黙”の産地偽装・ニセ・ブランド豚

R1122404372 十勝の大地

■帯広の豚丼店は「みんなで騙せば怖くない」の論理
帯広市の名物、香ばしい甘ダレの十勝産の「豚丼」は有名です。市内には無数の豚丼店・専門店が並び、楽しみに来る観光客を取り込んでいます。観光客は十勝産の豚だと全く疑っていませんが、多くの店ではほとんどが米国産・カナダ産なのです。言わば、観光客に、帯広の豚丼は十勝産だと勝手に思わせる・錯覚させる“集団詐欺”で成り立っているのです。

これでは、地元丸ごと暗黙の産地偽装です。“ニセ・ブランド豚”の典型的な例でしょう。外国豚を使う理由は、当然ながら外国産に比べ、十勝産は極めてコストが高いのです。またこれだけある店の数に対し、十勝産の豚肉を安定して供給できないことも理由の1つです。従って名物を謳っても、肝心な十勝産豚肉使用の看板は全く見当たりません。

中には、本当に十勝産を使っている店も存在します。それならば、他店との差別化を図る意味でも、自慢気に「当店は、十勝産豚肉を100%使用しています」と表示しそうなものです。もちろん表示したくても、そんなことをしたら業者全体から“嫌がらせ”、現実に“袋叩き”になってしまうからです。帯広の豚丼店は、「みんなで騙せば怖くない」の論理でしょうか。

■観光客に地元産と思わせ外国産を出すことが全国で行われている
十勝産は言うに及ばず、そもそも普通の豚肉でも、米国・カナダと日本とでは3倍のコストの開きがあります。輸入豚肉全体のうち米国・カナダ・デンマーク産で8割を占めます。全国の食肉業者は外国産を国産表示、さらには国産の“ブランド豚”に偽装し利益を貪っているのです。

寿司店で、団栗(どんぐり)の餌で育ったスペイン産・イベリコ豚の「豚丼」を出す、何だか分からない世の中になったものです。ところでラーメン好きの方でも、とんこつやスープに使われるゲンコツ(豚の骨)は、ほんどが外国産と考えたことはないでしょう。とにかく外食産業は、牛肉・豚肉・鶏肉・野菜など、コストの関係から外国産でないと成り立たない現実があります。

考えてみれば、仙台の「牛タン」(同じく米・カナダ産)、長野の信州蕎麦(中国産)、沼津の鯵(あじ)の干物(外国魚)、若狭小浜の鯖(さば)(ノルウェー産)など、観光客には当然地元で獲れたものと思わせて、平気で外国産を出す“観光食材の空洞化現象”は、全国各地で行われています。そこには、観光客への裏切り・無視の視線しか見えてきません。昔は“名物に旨いものなし”、現在は“名物に本物なし”

Sankoua
吉野家の牛丼は米国人が全く見向きもしない脂身肉ばかりが盛られる
格安国内旅行や格安バスツアーは至れり尽くせりの中国食材豪華?旅

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無塩せきハムは発色剤が添加されないだけで市販のハムと同じ/食品のカラクリ・食肉11

2014年04月23日 | 食肉・揚げ物・玉子
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ハム2/食肉
無塩せきハムは発色剤が添加されないだけで市販のハムと同じ
見掛けが悪くても健康を考えて「無添加ハム」がオススメ

R1114593592 一般のハム
食品区分はマイブログ独自のものです。

■無塩せきハムは結構・食品添加物や他添加物が入れられ安心できない
市販の「ハム」に付いて、2回目です。ヨーロッパ本場のハムを召し上がった方は、口を揃えて日本のハムは歯ごたえがなく不味い・甘いと言います。ロースハムとは良質の肉を使ったハムのことでも、日本の水増し・糖分や食品添加物の過剰注入では台無しです。前号の説明のように、製造工程中に糖類・添加物がたっぷり加えられた30%前後の水溶液が注入されるからです。

「無塩せきハム」は、どうなのでしょうか? 無塩せきハムの定義は、JAS法で見栄えをよくする発色剤が使用禁止だけのことです。従ってあまり過信せず、多少、一般のハムより食品添加物が少ない程度と考えるべきです。メーカーは消費者に良質のハムと思わせ、買わせる手口です。名前やイメージに、釣られないことです。

「塩せき」という言葉は、肉などを塩漬けにすることです。古代人は肉を塩漬けにして保存したことが、今日のハム・ソーセージへと発展したものです。そう考えると、“現代人”のハムなどの製造がいかにインチキなことかが見えてきます。元々の読み方は「塩漬」(えんし)ですが、“えんせき”と読み間違えたことが定着してしまいました。そのため今では、「塩せき」のままでひらがなで表します。

無塩せきを、塩がゼロと勘違いしている方も多いようです(笑)。結論を言えば、一番身体に良いハムは、「無添加ハム」です。一部のスーパーに、片隅にポツンと置かれています。無添加のため見掛けが悪いので、あまり売れません。でも下記の添加物の相違を見れば、どちらが良いか一目瞭然です。健康を考え、また賢い消費者が増えて、無添加ハムが売れるような状況になって欲しいものです。

◇一般のハムと無添加ハムの添加物の相違 (前出)
無添加ハム ・豚肉 ・食塩 ・砂糖 ・香辛料 (ピンク色が薄く、色が悪い)

一般のハム (メーカー・製品によって異なる・重量順表記ではない)
・豚肉 ・糖類(水飴・乳糖・ブドウ糖など製品よって異なる) ・食塩 ・香辛料 ・大豆たんぱく
・卵たんぱく ・乳たんぱく(カゼインナトリウム) ・亜硝酸塩 ・リン酸塩 ・コチニール色素
・グルタミン酸ナトリウムなどの調味料 ・その他

 *亜硝酸塩…発色剤(加熱・酸化による褐色化を防ぐ)、ボツリヌス菌の増殖抑制など。
  急性毒性など、食品添加物の中で非常に危険度が強い。
 *リン酸塩…結着剤・保水剤、歯ざわりをよくする効果など。リン酸塩を多く摂取すると、
  カルシウムの吸収を妨げ、骨や歯が弱くなる。
 *コチニール色素…着色剤(南米のサボテンに寄生するエンジ虫を磨り潰したもの)。
  天然でも突然変異性(遺伝子に傷を付ける作用)がある。
 *カゼインナトリウム…保水性、脂肪の分離を防ぐ。

Sankoua 前号/ハムは30%もの水や添加物を注射針インジェクターで水増し注入する

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ハムは30%もの水や添加物を注射針インジェクターで水増し注入する/食品のカラクリ・食肉10

2014年04月23日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ ハム1/食肉
ハムは30%もの水や添加物を注射針インジェクターで水増し注入する
100kgの豚肉から130kgのハムが作れる不思議さ・まやかし

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食品区分はマイブログ独自のものです

■市販のハムの味は水増しされた単なる調味料の味
市販の「ハム」について、2回に渡り説明します。ロースハムなどには、製造工程中に糖類・添加物がたっぷり加えられた30%前後の水溶液が注入されてます。そのため100kgの豚肉から、130kgのハムが作れる“まやかし”があるのです。言葉通り“水増し”され、“水ぶくれハム”を食べさせられているのです。冷蔵庫にハムを入れておくと、ハムが凍ったり水っぽくなってしまいます。豚肉と同量のハムの値段が、さほど変わらないことが大量水増しの証拠です。

さらに説明するには、ハムの製造方法の改悪をご紹介する必要があります。本来(過去)は、豚肉に塩や香辛料をすり込む、または調味料を溶かした液に肉を漬け込んでいました。これでは手間や時間が掛かるため、市販のハムは大幅に手を抜き、「成形肉」(せいけいにく)や「激安居酒屋のほっけ」と同じく、インジェクション(ピックル注入機)と呼ばれる数百本の注射針を並べたような機械で、ズボッズボッと何度も豚肉に針を差し込みます。

その際に、大量の調味料液(肉量に対し30%分)を注入するのです。そのままではぶよぶよな状態のため、丹念に加熱・揉み込み工程を経ると、注入液に加えた食品添加物の作用で自然に固まります。つまり、普段、食べているハムの味は、ハムそのものの味ではなく、調味料の味なのです。家庭的な雰囲気のTV/CMとは裏腹に、食品製造とは思えない“不気味”な作業を行っているのです。なお「無添加ハム」「無塩せきハム」の説明は、次号でお伝えします。

◇一般のハムと無添加ハムの添加物の相違
無添加ハム ・豚肉 ・食塩 ・砂糖 ・香辛料 (ピンク色が薄く、色が悪い)

一般のハム (メーカー・製品によって異なる・重量順表記ではない)
・豚肉 ・糖類(水飴・乳糖・ブドウ糖など製品よって異なる) ・食塩 ・香辛料 ・大豆たんぱく
・卵たんぱく ・乳たんぱく(カゼインナトリウム) ・亜硝酸塩 ・リン酸塩 ・コチニール色素
・グルタミン酸ナトリウムなどの調味料 ・その他

 *亜硝酸塩…発色剤(加熱・酸化による褐色化を防ぐ)、ボツリヌス菌の増殖抑制など。
  急性毒性など、食品添加物の中で非常に危険度が強い。
 *リン酸塩…結着剤・保水剤、歯ざわりをよくする効果など。リン酸塩を多く摂取すると、
  カルシウムの吸収を妨げ、骨や歯が弱くなる。
 *コチニール色素…着色剤(南米のサボテンに寄生するエンジ虫を磨り潰したもの)。
  天然でも突然変異性(遺伝子に傷を付ける作用)がある。
 *カゼインナトリウム…保水性、脂肪の分離を防ぐ。

投稿者補足/ハムには水分と添加物が30%も注入され、健康に良くない成分が大量に加えられているのです。ソーセージも同様と考えて下さい。またベーコンは水分量が異なりますが、添加物の種類はハム・ソーセージとほぼ同様です。スーパーで安売りされるバラ売りハムは食品表示が不要のため、添加物を始め食肉自体に何が混入されているか不明なので、避けたほうがよいでしょう。

◇安全な食べ方ハム・50℃のお湯に10秒ほど湯ぶりする。食感が悪くなっても、水に溶けやすい亜硝酸塩とリン酸塩などを減少させることができます(その湯は使用できません)。
ソーセージ・3本以上の切り込みを入れ、1分程度湯に浸すと同様な効果が出ます。

Sankoua
次号/無塩せきハムは発色剤が添加されないだけで市販のハムと同じ
注射器のような100本の針を射ち込んで作る成形肉の霜降り肉
ホッケに400本の注射針を射ち込むインジェクターとはどんな機械?

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豚の生レバーもE型肝炎ウイルスや食中毒菌の恐れから食べることを禁止/食品のカラクリ・食肉9

2014年04月14日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ 豚の生レバー/食肉
豚の生レバーもE型肝炎ウイルスや食中毒菌の恐れから食べることを禁止
ルールを破って食べ食中毒になれば家族や職場に大変な迷惑が掛かる

R1093651606 写真は牛の生レバー

■サルモネラやカンピロバクターなどの集団食中毒を起こしている
[2015.6追記修正]ユッケなど牛の生レバー禁止に続き、「豚のレバー(肝臓)」もE型ウイルス・病原性大腸菌による食中毒の危険性があることから、2015.6から飲食店が提供することを禁止しました。今までは豚レバーを生で食べないよう呼び掛けに留まっていましたが、今回、法律で規制されました。豚の生レバーでも、サルモネラやカンピロバクターなどの食中毒菌によって集団食中毒が発生しています。また豚はE型肝炎ウイルスの抗体を持っている確率が高いので、食中毒を起こす危険性があるからです。

豚肉は焼いて食べるのが常識(昔は食中毒の危険が高かった)であり、私は子供の頃から、親にしっかり焼けと言われてきました。日本では今まで豚肉を生で食べる習慣がなかったことから、規制する法律や取扱いの基準がなかったのです。食文化の変化に対して、法律が追い付いていないのが現状でした。しかし感染者が急増したことから、厚生労働省が一歩踏み込んだ結果です。

食べたい気持ちは理解できますが、食中毒を起こせば、当然、当該の飲食店は罰せられます。また、あなたが生レバーを違法に食べて食中毒を起せば、食べた本人だけに留まらず、家族や職場、その後(食べた当日に限らず)に行った多くの飲食店にも保健所の調査が入り、迷惑を掛けます。最悪、あなたの職場にも保健所が立ち入る可能性が高く、あなたの立場は相当損なわれますよ。

■知っていて食べて食中毒になればあなたに非難が及ぶ
熊本などでは馬肉(馬刺し・レバ刺し)が有名で、刺身で食べる文化が根付いています。そのため1998年に牛肉と同様に、生食用食肉の衛生基準・細かなルールが策定されました。馬肉は業界がしっかり管理しているため、病原性大腸菌の食中毒の報告はないようです。

一方、牛肉は「焼肉酒家えびす」がルールを守らず集団食中毒を起こし、多数の死者を出したことから牛肉管理が強化され、牛の生レバーは一切販売提供が禁止されてしまいました。鶏肉はカンピロバクターの菌が付着、猪の生レバー・生鹿刺しもE型肝炎の発症事実が出ています。

飲食店の悪質な例は、禁止されている牛の生レバーそのものを、「自分で焼く(生)レバー」と称しメニュー化していることです。“これ見よがし”の炭火七輪(しちりん)とのセットで提供し、“ご自分でお焼き下さい”と口添えしながら、お客が生で食べることを意図的に誘導しているのです。口コミで人気が出たため、都が緊急立入するなど防止に躍起になっています。豚生レバーの場合も、悪知恵を働かす飲食店が出てくるでしょう。でも熟慮して、食べてはいけないものはやめましょう。

Sankoua ユッケに厳しい提供条件・レバ刺しなど牛の生レバーは遂に提供禁止

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ユッケに厳しい提供条件・レバ刺しなど牛の生レバーは遂に提供禁止/食品のカラクリ・食肉8

2014年04月14日 | 食肉・揚げ物・玉子
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食品のカラクリシリーズ ユッケの提供条件・牛の生レバー禁止/食肉
ユッケに厳しい提供条件・レバ刺しなど牛の生レバーは遂に提供禁止
生肉は美味でも食中毒による死亡や重症化のリスクが高い

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■衛生基準を守らない店が多く生肉食中毒のリスクを再認識すべき
ユッケに厳しい提供条件が設けられたことに続き、「牛の生レバー(肝臓)」は2012年7月から店の提供が禁止されました。生肉などの食文化は国や行政が規制するものではない、個人の自由の考え方もありますが、あまりにも酷かった焼肉チェーン店の集団食中毒死亡事件から規制が強化されたものです。好きな方や若い方には不満があっても、やむを得ないことと考えます。

家畜・家禽(かきん)は、どんな肉でも食中毒菌を持っています。取り扱いの衛生基準があっても、昨今の飲食店やチェーン店は食べ物をいい加減に扱い、安全・衛生管理体制がなされていない、全く守る気さえない店が多いのも事実です。焼肉チェーン店の死亡事故は、氷山の一角に過ぎません。牛肉の腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒は、死亡や重症化させてしまいます。

牛の生レバーは、内臓以外の牛肉の23倍以上も食中毒を多発させているからです。このような現状から今回厳しい規制を掛け、抵抗力の弱い高齢者や子供達だけに留まらず、一般の方も生肉の食中毒死亡や被害を防がなければなりません。若い方は今は菌への抵抗力が強くても、将来のご自分の加齢を見据え、生肉のリスクを下げる規制や提供禁止は重要と考えます。

■あなた一生の肉食生活を考え“母親の言葉”を大事にしよう
鶏肉・豚肉・馬刺しは、どうでしょうか?豚肉は寄生虫の危険性が高いことから、皆様も母親から「よく焼いて食べろ」と言われませんでしたか?豚の生レバーはE型肝炎ウイルスや食中毒菌の恐れがあるため、2015.6から禁止されました(2015.5追記)。馬刺しは、生肉の衛生基準が適用されています。馬刺しは店自体が相当厳しい管理を行っているので、食中毒は発生していません。鶏肉はカンピロバクターという病原菌が問題でも、食中毒になっても死亡や重症化する例は少ないようです。しかし今後は、どうなるか分かりません。

私達は、安易に違法となる飲食店の生肉文化に乗らずに、生肉や食中毒の怖さ・悲惨さを再認識すべきでしょう。確かに肉はあまり焼かないほうが美味しくても、長い一生の肉食生活を考えるべきです。生肉を食べ続ければ、いつか食中毒になる恐れが高いでしょう。食中毒は、必ず子供が巻き添えを食います。自分だけでなく可愛い我が子を守る上で、遠い昔に聞いた“母親の言葉(肉はよく焼く)”を大事にしたいと思います。

Sankoua 豚の生レバーもE型肝炎ウイルスや食中毒菌の恐れから食べることを禁止

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