食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

▽[菓子・乳製品・蜂蜜]食品のカラクリシリーズ/食品別リンク表紙

2023年07月13日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 食品別リンク表紙  ■菓子・乳製品・蜂蜜

Indk11261949

いつも食品のカラクリシリーズにお越し頂き、誠にありがとうございます。
「菓子・乳製品・蜂蜜」の内容を、最新投稿順に掲載しております。リンクイ
ンデックスから記事にリンクされるか、このカテゴリをページダウンするとご
覧になれます。

Nindex

Sindk11a3796367 ■菓子・乳製品・蜂蜜

乳児の“パン喉詰まり死亡事故”2年後もまだ売っていた「かぼちゃとにんじんのやさいパン」
 ◇調査結果:一口サイズパン・水分量が少なく子どもの唾液だけでは柔らかくするのが難しい
板チョコの「溝」は割りやすくするためではない!製造時に熱を逃がす・早く均一に固めるため
 ◇コートジボワールやガーナのカカオ農園で働く農民はチョコレートを食べたことがない
「乳児用液体ミルク」新開発、哺乳瓶に移してそのまま飲めるが注意・問題点も
 ◇投稿者個人の感想として~乳児向けだけに実績のない商品の使用は慎重に
「六花亭バターサンド」の味が変わったとネットに出ているが私もそう思う
 ◇味は一切変えてないと言うが包装方法が変わり賞味期限が長くなったせいか?
ファストフード店のシェイクは牛乳や卵を使わず植物油脂やガムシロップを多用
 ◇シェイクは本来の原材料が入っておらず似て非なるニセモノ乳製品の代表

でん粉・ゼラチンなどの“まがい物”が入っていないプレーンヨーグルトを
 ◇トクホマーク付きでも食品添加物だらけのヨーグルトが存在する
プルプル・とろとろプリンの食感は卵や職人の腕ではなく食品添加物
 ◇中国や米国の素性の悪い液卵や粉末卵を使うので極めて品質が悪い
天然・純粋な蜂蜜は少なく液糖・水飴・甘味料が加えられた製品がほとんど
 ◇国産・中国産の蜂蜜から度々残留抗生物質や農薬が検出される
日本のチョコレートが美味しくないのは本場ヨーロッパとは全くの別物だから
 ◇ココアバターの割合が少なく植物油脂を多用する日本は世界から笑われる
市販のイチゴジャムは果実の含有量が半分から1/4程度
 ◇秋の台風シーズンになると落ちるリンゴを期待するジャム業者

ガムは石油から合成されたプラスチックだと知っていますか?
 ◇ガムベースの酢酸ビニル樹脂には発ガン性がある
和菓子は安全そうに見えても着色料や保存料が多い
 ◇京菓子や色鮮やかな和菓子は見て楽しむだけにしましょう
ポテトチップスの「うすしお味」は「うす塩」製品より逆に塩分が多い
 ◇食べ始めたら止まらないのは20数種のしつこい添加物の味付け
合成着色料が使われているアイス類やかき氷は買わないこと
 ◇トランス脂肪酸や脂肪の多さを考えシャーベットを
コーヒーフレッシュの中身はサラダ油と食品添加物だけでできている
 ◇牛乳や生クリームは一滴も入っていない典型的なニセモノ食品

誠に勝手ながらコメントのやりとりは致しておりません

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳児の“パン喉詰まり死亡事故”2年後もまだ売っていた「かぼちゃとにんじんのやさいパン」/食品のカラクリ・菓子乳製品15

2023年07月12日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 菓子パン/菓子
乳児の“パン喉詰まり死亡事故”2年後もまだ売っていた「かぼちゃとにんじんのやさいパン」
調査結果:一口サイズパン・水分量が少なく子どもの唾液だけでは柔らかくするのが難しい

K1115
■まず投稿者の文章|国民生活センターが「この商品はリスクが高い」と注意喚起
21年にカネ増製菓の「かぼちゃとにんじんのやさいパン」を食べた乳児が喉を詰まらせて死亡し、国民生活センターが注意喚起を行ったことを、失礼ながら投稿者はしばらくぶりにふと思い出した。現状はどう改善されたか調べたが、包装袋に「注意書き」がされた程度で、さして進展していないことから、今回、投稿するに至った。当時、投稿者はメーカーの不誠実を認識しており、2年前であっても新聞記事を保管してあったのでご紹介する。後段には、同傾向の「こんにゃくゼリー・22人死亡事故」と対比させた。なお、どちらの商品も大した改善もされず、今も平然と店頭や通販で売られているので注意願いたい。

▽「一口サイズパン」のど詰まり・国民生活センター注意喚起 (毎日新聞2021/10/21付)
国民生活センターは(21年10月)19日、大阪府河内長野市の「カネ増製菓」が製造した乳児向けの「かぼちゃとにんじんのやさいパン」を食べた沖縄県の生後10カ月の男児が、昨年(20年)3月に死亡していたと明らかにした。今年6月には、静岡県の生後11カ月の男児がのどを詰まらせたケースもあった。センターは、この商品はリスクが高いとの判断を示すとともに、乳幼児の食べ物による窒息事故を防ぐため、適切な大きさにして与えるなど注意を呼び掛けている。

センターによると、パンは1個が2~3センチ大。沖縄の男児は、母親が目を離した隙に丸ごとのみ込もうとした。母親は口に手を入れたが、わずかしかパンを出すことはできず、苦しみだし、救急搬送された。静岡の男児はベビーカーに乗った状態でパンを食べ、呼吸ができなくなった。センターは、乳児が食べる際に食べやすい大きさにすることや、お茶や水でのどを湿らせる配慮を求めている。さらに親などが硬さを確認し、のみ込むまで目を離さないようにして、万一詰まらせたらすぐ119番すべきだとしている。同社は事故を踏まえ、商品のパッケージに丸ごと口に入れるとのどを詰まらせる恐れがあるなどと注意喚起をすることを決めた。

▽「乳幼児向けパンの窒息事故、また浮き彫りになった基準作りの難しさ」(国民生活センター) 同
国民生活センターによると、サイズは一口大(縦約3センチ、横約3.5センチ、厚さ約2センチ)。死亡事故を受け、メーカーはまず45グラム入り(左)にはのど詰まりに関する注意書きを加えた。センターは(同)19日、パンの大きさや水分量が窒息のリスクを高めたとする調査結果を公表した。子どもに与えるときは小さくちぎり、飲み込むまで目を離さないよう呼びかけた。実験で、人工唾液(だえき)の中で、5分間、頻繁に容器に当たるようにかき混ぜたところ、形状が保たれたままだった。水分量は食パンの半分ほどで、類似品に比べて人工唾液の吸収スピードが15~20倍速かったという(※下記補足)。事故防止のために業界に働きかけることを消費者庁に求めた。ただ、食品の形状などに関する乳幼児向けの国の基準はなく、センターの担当者は「のどに詰まる要因には食べる人の発達具合も関係しているので、食品だけに安全を担保する基準を設けることは難しい」と述べた。
補足/水分量が少なくぱさぱさして、子どもの唾液だけではやわらかくするのが難しい。

■投稿者の文章|メーカー自身に子供を守る・子供の心理を考えて製造していない
案の定、世間は「こんにゃくゼリー」を食べて22人が亡くなった事件(下記リンク参照)と同じく、「母親が悪い!」「何でもメーカーのせいにするな!」ばかりで失望した。世間もメーカーも、「子供は社会で育てる(守る)」=「メーカーは子供が誤飲してもある程度は防げる対策が必要」の精神を持っていない。2008年当時の「こんにゃくゼリー」事故の時と大きく変わったのは、子育ては各家庭だけでなく社会全体で行うもの(守るもの)の認識が高まった。しかし、若いと思われる方(特に独身男性)は今も母親を責めるコメントばかりだ。「こんにゃくゼリー」の投稿で申し上げたことは(詳しくはリンク参照)、<若い方は、どれだけ我が子を注視しても、一瞬、目を離すことがありうることを認識していない。あなた方が今も生きていられるのは、小さい頃に悪いことをした時、たまたま運良く母親が見ていたタイミングだからだ>と書いた。つまり親の不注意に押し付けるのではなく、メーカーもできるだけ安全性(子供の命を守る工夫)を考えるべきと申し上げた。

両者の事故の共通性は、はっきりしている。(1)どちらも乳幼児が、一口で食べられそうなサイズ。ツルッと喉まで達し、詰まらせる。子供の心理で、どうしても一気に口に入れようとする。つまりもっと大きくしておけばそんな気は起こらず、本能でなめたり噛んで食べようとするし親もそうさせる。(2)どちらも“意外な食材”を使っていたことだ。「こんにゃくゼリー」は、いわゆるゼリーの食感ではなく、まさしく硬い「こんにゃく」そのもの。「パン」のほうも調査結果の通り、通常のパンより遙かに硬いことだ。言わんとすることは、メーカー側が全く子供の心理(親の心理も)や子供の身体機能を前提に作っておらず、大人の感覚そのままだ。消費者庁や国民生活センターは、親の注意だけでは限界があることを認識しているからこそ、できるだけ“子供が事故に巻き込まれない”商品作りを求めている。今回つくづく感じたことは、子育ては社会で!の掛け声が高まっていても、世の中の人々は過失を親だけに押し付け、安全努力さえ感じられないメーカーを擁護する態度に、我が国に本当の育児や子育ての精神が備わるには長い時間を要すと感じた。

Sankoua
こんにゃくゼリーで22人死亡も改善せず拡販を優先させたメーカーの悪質さ
メーカーはこんにゃくゼリー死亡事故を全て消費者の責任にした

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板チョコの「溝」は割りやすくするためではない!製造時に熱を逃がす・早く均一に固めるため/食品のカラクリ・菓子乳製品14

2022年04月11日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 板チョコ(チョコレート)/菓子
板チョコの「溝」は割りやすくするためではない!製造時に熱を逃がす・早く均一に固めるため
コートジボワールやガーナのカカオ農園で働く農民はチョコレートを食べたことがない

K1114new-file

■溝があることによってチョコレートと型が接する面積が広がり熱を逃げやすくさせている
板チョコの表面には、必ず縦と横の溝があります。昔、子供ながらに、簡単に「割りやすく」するためと思っていました。しかし溝の通りに割れたことは少なく、斜めにパリッと割れたりして、長年、疑問に思っていました。あることで理由を知り、子供の頃からの疑問が解けました。溝は、割るために作ったのではないということです。溝にした理由は2つあり、まず1つ目はチョコレートを早く冷やし均一に固めるためです。溝を入れることにより、チョコレートと型が接する面積が広がり、熱を逃げやすくさせているので早く固まります。冷え方が均一でないと、口溶けが悪くなってしまうそうです。もう1つが、チョコレートを型から取り外しやすくするためです。チョコレートが冷えると体積が減って縮み、溝があることによって取り出しやすくなるからです。

ところで、チョコレートはどうやってできるのでしょうか。チョコレートの原料は、ご存じの通り赤道近くで栽培されるカカオです。主な生産国は、コートジボワールやガーナなどです。カカオの実の中にある「カカオ豆」を、発酵・乾燥させます。カカオ豆を砕き・磨り潰し、ドロドロの状態にしたカカオマスに、ココアバター(カカオ豆から取り出した脂肪分)や砂糖などを混ぜ合わせます。口溶けがよく、つやのあるチョコレートにするには、温度調整をしてココアバターの結晶を安定させます。そうした後に液体状になったチョコレートを、先程のように型に流し冷やして固めるのです。板チョコによっては、1枚の中に細長い形やギザギザ模様など数種類の違いを施し、濃厚感を与えたり香りを際立たせる工夫がされているそうです。

■貧困国のカカオ農園・バングラデシュの衣料品・回転寿司ネタなど厳しい労働搾取で成り立っている
既号(下記リンク)「日本のチョコレートが美味しくないのは本場ヨーロッパとは全くの別物だから」を掲載した頃、ネットを調べたら「日本のチョコのほうが美味しく外国製は濃厚過ぎる」との正反対の声がネットにありました。リンク本文の通り、『日本のチョコレートはカカオの豆から取れるココアバターの割合が少なく、植物油脂(食用油脂)を加えている製品が多いからです』 『ベルギー・オランダなど伝統的なチョコレート生産国は、植物油脂を加えたものはチョコレートとして認められないとしています』。挙句に日本はチョコの国際基準さえ守らず、カカオ分やココアバターの含有限度の割合を決めて、「チョコレート」と「準チョコレート」の区分まで作り出す始末です。たとえその「チョコレート」区分でも、海外のレベルではチョコレートと呼べない製品ばかりが、日本では堂々と売られているのです。つまり日本の安物チョコを食べ過ぎたせいで、海外の本物チョコの濃厚さに着いて行けない人が多いということです。同じ現象(下記リンク)が、キユーピーのマヨネーズと「キユーピーハーフ」の違いです。要はニセモノ(後者)に慣れ、本物は “味が濃厚なので勘弁して”という困ったことが起きているのです。

話を変えて当シリーズ風に言えば、コートジボワールやガーナのカカオ農園では、栽培・収穫に対して毎日10数時間に及ぶ長い農作業が当たり前になっています。にも関わらず、1日、日本円で数円から数十円程度の賃金であることです。現地の方は、言わばチョコレートのような目が飛び出るほどの高級菓子は食べたことがないのです。何とも皮肉なことです。カカオ豆やコーヒー豆を取り仕切る世界的大手企業が貧困現地を仕切る、典型的な「労働搾取」なんです。カカオ農園に限らず、綿花農園など衣料品メーカーも同じです。ユニクロの柳井会長は資産3兆円以上を持っていても、傘下企業のウイグルやバングラデシュの女工さんを、間接的ではあるが極めて長時間労働・低賃金で扱い、厳しい「労働搾取」で成り立つ悪徳企業の最たるものなのです。バングラデシュの企業は工場施設の修理にゆとりがなく、作業場の床が抜ける大惨事で1000人以上の若い女性の命が一瞬に断たれたのです。回転寿司ネタも、東南アジアの女性が魚の骨を1本1本抜いたり、ネタサイズに切り分ける(その後冷凍され日本に送られる)。日本人にとっては身近なユニクロを始め衣料業界やチョコ・回転寿司でも、安いでは済まされない深刻な問題が潜んでいることを知っておいて下さい。

Sankoua
日本のチョコレートが美味しくないのは本場ヨーロッパとは全くの別物だから
 ◇ココアバターの割合が少なく植物油脂を多用する日本は世界から笑われる
キューピーハーフはカロリーを半分にした結果、無くなった旨みを添加物で誤魔化す
 ◇マヨネーズと勘違いさせる増粘剤・たんぱく加水分解物多用のフェイク品

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「乳児用液体ミルク」新開発、哺乳瓶に移してそのまま飲めるが注意・問題点も/食品のカラクリ・菓子乳製品13

2019年07月05日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 液体ミルク/乳製品
「乳児用液体ミルク」新開発、哺乳瓶に移してそのまま飲めるが注意・問題点も
投稿者個人の感想として~乳児向けだけに実績のない商品の使用は慎重に
K11132001011
■細菌が繁殖しやすいので飲み残しの液体ミルクは必ず捨てること
母乳や粉ミルクの代替として、やっと日本でも「乳児用液体ミルク」が開発・販売されました。投稿時現在、明治「らくらくミルク」 240ml スチール缶 232円(希望小売価格)、江崎グリコ「赤ちゃんミルク」 125ml 紙パック 216円(同)の2種類です。両社予測の2~3倍売れているそうです。好評の理由は、常温保存が可能なので液体ミルクから哺乳瓶に移すだけで飲ますことができます。出産された方は、授乳や粉ミルクなどの哺乳(ほにゅう)の大変さはお分かり頂けるでしょう。特に夜中に泣き止まぬ赤ちゃんの脇で、お湯を沸かし溶かして飲ませる苦労は身にしみます。昔は、外出時に泣く子を抱え右往左往、水筒(湯)、計量スプーンなどを持参、さらには湯が冷める一定の時間が必要でした。それらを解消したのが、この液体ミルクです。粉ミルクと同様の栄養分(*添加物=下記参照)が加えられています。「育メン」促進の効果も期待されます。両社は、今まで販路がなかたスーパーやレジャー施設での拡大を目指します。

特に注目されたのが、水やガスが使えない災害時・被災地(例・2011年東日本大震災、2016年熊本地震)には、海外メーカー品が緊急輸入・支援物資として無償提供されました。良いこと尽くしのように見えますが、液体ミルクの使用には2つ注意点があります。液体ミルクは空気に触れると細菌が繁殖しやすいので、飲み残しのミルクは必ず捨てる。開封して空気に触れたら、できるだけ早く赤ちゃんに飲ます。赤ちゃんが口をつけなくても、開封後の常温保存は厳禁。冷蔵保存も常温に戻す際に、菌が繁殖する恐れもある。電子レンジでは熱の伝わり方にムラがあるため避ける。もう1つが液体ミルク製造時、滅菌のため焦がすので、苦みがあり色も褐色に近い色です。また成分が沈殿するので、よく振らないと下痢を起こすことがあります。なお保存期間(賞味期限)は、江崎製6か月、明治製は1年です(いずれも未開封)。もちろん味は、粉ミルクのほうが優ります。

■当の江崎社調査でも衛生面・安全面の不安があり「使いたい」が半分に留まる
考えれば、今まで日本で液体ミルクがなかったのが不思議です。そもそも法的に液体ミルクの製造・販売が認められていなかったために、2009年・日本乳業協会が国に液体ミルクの規格を要望し、10年経過しやっと実現しました。ただ江崎社の父母層への調査では、衛生面・安全面の不安もあり「使いたい」が51.8%に留まり、使うとしても外出時や災害時が多かったそうです。投稿者も賛同してご紹介している訳ではなく、過去の例の通り食品・機械類を問わず、いくら国の認可が下りても開発初期段階は障害が多発したり、後年、後遺症が発症することが多々あります。言葉は悪いですが、当の人間を使ってモルモット実験している感さえ持ちます。まして食品・乳児対象だけに、慎重な選択が求められます。便利だからといっても飛びつかず、慎重な見極めが必要と考えます。調度、妊娠時にある娘には、余程の緊急時以外は使うなと言っております。

*液体ミルク・粉ミルクの添加物
液体ミルクに限らず、日本の粉ミルクには、数々の添加物が使われています。大人でも摂り過ぎれば問題あるパーム油を始め多種の添加物、遺伝子組み換え原材料、アレルギー源も「乳」の他に「大豆成分」も使われています。投稿者も我が子に粉ミルクを与えてきましたが、今思えば考えさせられます。
江崎グリコ赤ちゃんミルクのHPには、添加物が列記されています。

■高齢者や中年以上の女性が「粉ミルク」を飲んでいることをご存じですか?
話は変わって、高齢者や中年以上の女性が、よく「粉ミルク」を飲んでいることをご存じですか? “赤ちゃん返り”した訳ではないが(意味が違う・笑)、「赤ちゃんがベビー(粉)ミルクを飲んで大きくなるんだから、大人が飲んでもいいはずだ」という発想の下に、健康志向の影響で、結構、売れています。飽くまでも栄養補給・普段の食生活で摂り切れない分の補給、牛乳を飲むとお腹ゴロゴロの方です。実際、粉ミルクのメーカーや薬局・ドラックストアには、多く問い合わせが寄せられています。調子に乗ったメーカーは、「大人の粉ミルク」に積極的です。会社によっては、ミルク味・抹茶ミルク味・ポタージュ味が用意されています。また料理や青汁に混ぜて使うことも提案しています。でも懸念されることは、やれ乳酸菌だ、ビフィズス菌、カルシウムなどと多種の栄養成分を配合し、普通の「健康食品」と変わらない商品を販売し儲けていることです。粉ミルクが大人にも向いていることは確かですが、後者の品はいかがなものかと存じます。

Sankoua
森永ヒ素ミルク事件を厳しく糾弾した中坊公平氏のご冥福をお祈りします
*次元や要因が異なりますが参照を・・・
母乳や臍帯を介して我が子へと危険物質が移動し蓄積することを知る
家庭用品の危険(詳しい内容)
プラスチック製ほ乳びんは脳神経を乱す化学物質が溶出

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「六花亭バターサンド」の味が変わったとネットに出ているが私もそう思う/食品のカラクリ・菓子乳製品12

2016年11月10日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 六花亭バターサンド/菓子
「六花亭バターサンド」の味が変わったとネットに出ているが私もそう思う
味は一切変えてないと言うが包装方法が変わり賞味期限が長くなったせいか?

Vbdxxxhs0001fl 何か言いたげな女性

■いつまでも変わらぬ“雪の華”(六花)であって欲しい
北海道銘菓・六花亭(ろっかてい)の「マルセイバターサンド」は、現地でしか売ってない(通販OK)ので、北海道への旅行や出張した際に並んでも必ず買います。そして時々、知人からのお土産として貰うと、貴重品のように感じます。ビスケット地にホワイトチョコとバターを合わせたクリーム、そしてレーズンが相俟って美味しい商品。しかし先日、口に入れた途端、いつもと味が違う!! いつもならビスケット・クリーム・レーズンが個別に存在を示していたが、何だかまろやかになり物足りなくなった。

慌ててWebで検索したら、同様な声が多くあった。メーカーの社長は、全く味や製法を変えていないと言う。但し、包装方法を変更したそうだ(商品を改めて調べたら、包装が変わったことからか? 賞味期限が長くなっていた)。社長発言の真否は分かりませんが、結果的に味が変わったのは確か。一般論で言うなら、商品に人気が出て売れ出すとメーカーはもっと売ろうとして、万人の口に合うように、まろやかというか中途半端な味に変わってしまう。そして初期から支えてきた、昔からのファンが遠ざかる。「六花亭」は、どちらなんでしょうか? 名前の由来である「六花(りっか、と読む)」は、雪の結晶のこと。いつまでも変わらぬ、“雪の華”であって欲しいと思うのですが。

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファストフード店のシェイクは牛乳や卵を使わず植物油脂やガムシロップを多用/食品のカラクリ・菓子乳製品11

2016年06月15日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ シェイク/(ニセ)乳製品
ファストフード店のシェイクは牛乳や卵を使わず植物油脂やガムシロップを多用
シェイクは本来の原材料が入っておらず似て非なるニセモノ乳製品の代表

K1111yun_12569 桃とりんごのヨーグルトシェイク

■サラダ油と食品添加物で作られているコーヒーフレッシュの応用がシェイク
ファストフード店の「シェイク」は、美味しそうに見えます。シェイクの正式名は、「アメリカンミルクセーキ」です。本来の製品は、牛乳・卵黄・バニラ・砂糖を凍らせながら攪拌して作ります。しかしファストフード店のシェイクは、たっぷり牛乳を使っているように思わせ、コストの関係から実際の中身は、植物油脂や脱脂粉乳・乳化剤、香料・ガムシロップなどに置き換えられています。酷い店では、牛乳や卵も使われていないのです。このようにシェイクは、ニセモノ乳製品の代表です。さらには数々の食品添加物が入れられ、本来品とは似て非なるものなので騙されないようにしましょう。

シェイクで植物油脂が使われるのは、コーヒーフレッシュと同じ原理です。コーヒーフレッシュは、ほとんどの方が牛乳から作られていると思っています。とんでもない間違いで、言わばサラダ油に乳化剤や香料を混ぜただけです。あの小さな容器(ポーション)の中は、サラダ油で一杯なのです。ぜひこの際、ご認識を改めて下さい。製品によっては牛乳に見せ掛けるために、わざとほんの少々牛乳を入れています。こんなコーヒーフレッシュの応用が、シェイクなのです。

■若い女性や子供さんはシェイクが好きでもこんな酷い成分なのですよ!
あるファストフード店の、ストロベリーシェイクの中身(原材料)です。・植物油脂 ・砂糖 ・乳脂肪(脱脂乳) ・スイートホエー(乳清~乳脂肪の代用→ヨーグルトの固まらない液体) ・高果糖コーンシロップ ・グアルゴム(増粘剤) ・グリセリン(乳化剤) ・リン酸ナトリウム(pH調整剤) ・カラギナン(増粘剤) ・クエン酸(酸味料) ・赤色40号(着色料) ・香料です。

乳化剤は油脂と水分を混じりやすくする、増粘剤はとろみを付けるためです。これほどの食品添加物の多さと、危険度5ランクのうち上位の4・3ランクの成分が使われています。また全体量の2割が植物油脂と糖分でできているので、高カロリーです。販売者は儲けるためとはいえ、若い方や子供が多く食すことを知りながら、よくこんな酷い成分を入れるなと思いますね。若い女性や子供さんはシェイクが好きですが、中身(食品添加物の危険度と高カロリー)を知って、やめたほうがよいと思います。

ニセ乳製品は先程のコーヒーフレッシュの他にも、ホイップクリーム・インスタントポタージュなどまだまだ存在します。ところで最近のニュースで米国スターバックス社は、「アイスコーヒーは氷ばかりでコーヒーの量が少ない」とある消費者から訴えられています。それどころか顧みれば日本の食品や外食・加工食品は、本来の原材料を使わずフェイク品ばかりです。日本人もどなたか、「本物の原材料を使っていない!」と訴えたらいかがでしょうか? 勝訴すれば個人のみならず、日本人全体の健康アップに貢献できます。

Sankoua コーヒーフレッシュの中身はサラダ油と食品添加物だけでできている

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でん粉・ゼラチンなどの“まがい物”が入っていないプレーンヨーグルトを/食品のカラクリ・菓子乳製品10

2015年07月07日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ヨーグルト/乳製品
でん粉・ゼラチンなどの“まがい物”が入っていないプレーンヨーグルトを
トクホマーク付きでも食品添加物だらけのヨーグルトが存在する

K11102021748

■増量目的にでん粉やゼラチンなどを加えたヨーグルトが出回っている
健康ブームから、様々な効果を謳ったヨーグルト、スイーツを思わせるようなヨーグルトが出回っています。ヨーグルトは健康のため、“腸内環境”を良くするために食べる方がほとんどでしょう。そうであるならば、TV/CMや容器に掛かれたコピーに振り回されずに、「生乳・乳製品」だけで構成された昔ながらの定番・伝統的な「プレーンヨーグルト」が一番です。ヨーグルトの原点でもある、「発酵乳」だけでできているプレーンヨーグルトをお勧めします。明らかに女性をターゲットにしたヨーグルトは、“まがい物”だらけです。

トクホ(特定保健用食品)のヨーグルトならそれに優るものはないと思っている方、ヨーグルトに限らずトクホを間違って捉えています。トクホのヨーグルトさえ、増量目的で馬鈴薯やトウモロコシのでん粉・ゼラチンなどが加えられているものがあります。まさかヨーグルトに、そんな物が入れられているとは思いません。さらに増粘多糖類・酸味料・甘味料・香料など、かなりの食品添加物も混ぜられています。健康的な食品であるとの消費者の思い込みから、食品表示をよく見ずにイメージで買ってしまう人が多いのです。

トクホ認定品は、確かに「健康的な効果が科学的に証明された製品」に、例の“万歳マーク”が表示できます。しかしトクホの性質上、製品の一部に効用さえあれば認定され、また食品添加物の有無を問いません。従って製品全体として見た場合、健康的かどうか怪しい製品が多々認定されています。また健康を売り物にする大手企業も、“トクホの威力”(知名度・影響力)を利用して、儲けのために平気で「不健康食品」を流しているのです。大企業だからといって、私達の健康を守ってくれていると思うのは間違いです。

■低脂肪・低カロリーヨーグルトは食品添加物で風味を出す
女性心理を見透かしたような、トロリとしたヨーグルト・ドリンクタイプに人気が出ています。それはヨーグルトには必要のない食品添加物が加えられているから、その食感が出せるのです。また低脂肪・低カロリーなど、ヘルシーさを強調したヨーグルトも疑うべきです。乳脂肪を減らすことによって風味がなくなり、その分を酸味料や香料などの食品添加物で誤魔化すのです。フルーツ・果肉・果汁・アロエ入りなど、加工された果物に栄養分は期待できません。ヨーグルトに限らず、全般的に加工度が高い製品は避けたいものです。

“腸で生き抜く乳酸菌”と、宣伝している製品も見ます。専門家の見解相違があり、乳酸菌は胃酸などで腸に達する前に死んでしまう、あるいは死菌でも有用な働きするとされています。従って、ことさらその機能を謳った製品だけを求めるのも筋違いのようです。買う時は容器の脇の表示を見て、原材料名/生乳・乳製品だけで構成されるプレーンヨーグルトが、一番、健康に良いと考えます。そしてあなたの好みで果物を用意し、プレーンヨーグルトと合わせて食べれば、ビタミンCなどの栄養も摂れます。

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プルプル・とろとろプリンの食感は卵や職人の腕ではなく食品添加物/食品のカラクリ・菓子乳製品9

2015年06月16日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ プリン/菓子
プルプル・とろとろプリンの食感は卵や職人の腕ではなく食品添加物
中国や米国の素性の悪い液卵や粉末卵を使うので極めて品質が悪い

K1194127352

■プルプル・ふわふわ・トロトロ食感は増粘多糖類で自由自在
プリンは、女性や子供さんに大人気です。王道のカスタードプリンは、卵のタンパク質が熱で固まる性質を生かした生菓子です。カスタードプリン以外にも、飲むプリン・パンに塗るプリンなど新食感の製品が目白押し。さらに最近は、プルプル・ふわふわ・トロ~リ・トロトロなプリンが多くなってきました。どうしてそんなに軟らかくできるのか、プリンがどうして伸びるのか不思議です。ケーキチェーン店や市販の安いプリンの実態を知ったら、あなたはもう食べたくなくなります。そして大事な子供さんには、与えられなくなりますよ。

プリンの原料は、よくて冷凍液卵、一般的には粉末卵(乾燥卵)です。冷凍液卵は、中国や米国産の何万個もの卵を液状にして冷凍させたものです。鶏や卵の素性も分からず、病気鶏の卵も混ぜられるので極めて品質の悪い卵なのです。2年も経過した液卵も使われます。粉末卵はさらに質が悪く、抗生物質や保存料などの食品添加物が過多なのです。外食・業務用の玉子製品に使われ、厚焼き玉子・出汁巻き玉子、オムライス・茶碗蒸し、コンビニ弁当・回転寿司の玉子握りなどです。調理場で、割った卵ではないのです。

プルプル・ふわふわ・トロトロなプリンは、調理人の技ではありません。増粘多糖類の種類と配合によって、食感を自由にできるのです。増粘多糖類とは、“とろみ”を調整するために使われる粘性の高い水溶性の多糖類です。増粘安定剤(増粘剤・安定剤・ゲル化剤、糊料など)として、使用されます。なお粉末卵は加熱しても固まらないので、さらに増粘多糖類が必要です。種類はカラギーナン・グァーガム・キサンタンガムがあり、天然由来であっても必ずしも安全ではなく、発ガン性が疑われるものも使われています。

■ケーキチェーン店や菓子メーカーのプリンは卵や牛乳は少なく食品添加物過多
さらには砂糖を使わずに、コストがかなり安いブドウ糖果糖液糖を代用します。砂糖を焦がして作るカルメラも、カルメラ色素という着色料です。香ばしいバニラやミルクの風味は、当然、香料です。日持ちさせるために、酸味料やpH調整剤などいろいろ添加します。こうした驚きの作り方が、よく食べられるケーキチェーン店や大手菓子メーカーのプリンなのです。もはやプリンではなく、プリンに似せたコピー商品です。発ガン、アレルギーを予防する意味において、女性や子供さんはできるだけ食品添加物を摂取しないスタンスが大事です。

そして生クリームの食感は、植物油脂と乳化剤、増粘多糖類で作り出します。あの「コーヒーフレッシュ」と同じものです。コーヒーフレッシュは、牛乳や生クリームが入っていると勘違いする人が多いのですが、全く入っていません。サラダ油と乳化剤を、混ぜ合わせたものです。余談ですが、安物ケーキのクリームは植物油脂です。プリンは少量ですが、ハンバーガー店のフライドポテトや一連の加工食品の多くに、業務用の植物油脂が使われています。業務用の植物油脂は、「トランス脂肪酸」による心臓病への注意が必要です。

ケーキチェーン店や安い洋菓子店の多くは、原材料や製造工程・添加物はそう変わらないと思って下さい。こうしたプリンは卵や牛乳は少なく、言わば石油由来の食品添加物~「ケミカルプリン」です。乳製品全般において女性が好む「濃厚さ」は、牛乳や卵が沢山入っているのではなく、多くの食品添加物で錯覚させているのです。たまにプチ贅沢のつもりで、高くてもしっかりした個人店で、卵・牛乳・砂糖だけで作った本格プリンを食べましょう。お母さん!子供が食べたがっても、菓子メーカーの安物プリンはやめましょう。

Sankoua
有名店の厚焼き玉子やオムレツは2年前の冷凍液卵で作る
コーヒーフレッシュの中身はサラダ油と食品添加物だけでできている

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然・純粋な蜂蜜は少なく液糖・水飴・甘味料が加えられた製品がほとんど/食品のカラクリ・菓子乳製品(蜂蜜)8

2015年05月21日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 蜂蜜(はちみつ)/蜂蜜
天然・純粋な蜂蜜は少なく液糖・水飴・甘味料が加えられた製品がほとんど
国産・中国産の蜂蜜から度々残留抗生物質や農薬が検出される

K9118133878 フリー素材/撮影地・パリ

■市場のほとんどが液糖を混ぜた「加糖蜂蜜」の製品と言われている
蜂蜜は健康食品の代表のようなもので、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富なことから女性や年配者に人気が高まっています。また花の種類によって、様々な香りや色合いも楽しめます。しかし天然・純粋のイメージとは裏腹に、ニセモノや抗生物質・農薬混じりの蜂蜜がほとんどです。蜂蜜の国内生産は5%程度しかなく、輸入の9割は中国産です。でも蜂蜜に限り、国産も中国産も同じように“まがい物”が市場に溢れているのです。蜂蜜だけに、“甘く”みてはいけません。健康のために本物の蜂蜜を、壇蜜より蜂蜜です!

蜂蜜の表示を業界に守らせる「全国はちみつ公正取引協議会」は、甘味料混入の事実を知りながら黙認するなど、業界・政治家ぐるみで消費者を騙していました。業界は異性化液糖(果糖ブドウ糖液糖)を何割か混入・増量し、それを「純粋はちみつ」として販売してきたのです。今でも市場のほとんどが、液糖を混ぜた「加糖蜂蜜」の製品と言われています。手っ取り早く、水飴・でん粉に着色料と香料を混ぜただけの悪質な蜂蜜?も売られています。なお同協議会は、名前とは裏腹に政治家がらみの怪しい組織として有名です。

■日本には純粋はちみつの他に加糖はちみつ・精製はちみつが認められている
コーデックス(国際食品規格)は、蜂蜜に何かを加えたり取り除いたものは、蜂蜜と認めていません。しかし日本では一定の表示規約を守れば、「はちみつ」として販売できるルーズな制度なのです。大まかに、純粋はちみつ・加糖はちみつ・精製はちみつに分けられます。加糖はちみつは、蜂蜜の含有量が重量の60%以上、その使用割合を表示します(残りが加糖)。精製はちみつは、臭いや色等を取り除いたものです。しかしビタミン・ミネラルも、抜き取られているのです。このように、日本だけ通用する蜂蜜の規格なのです。

本物は、あっさりとしながらも味に深みがあります。ニセモノは加糖されているので、ベトベトしてしつこい甘さが残ります。なお表示を問わず、加熱処理されているものが多いようです。消費者は、蜂蜜は天然・純粋といった思い込みから、ろくに表示も見ずに買ってしまいます。蜂蜜には基準や“ランク”があることを知って、安い蜂蜜は避けましょう。これからは、瓶のラベルをしっかり見ることです。赤い丸のマークが付けられています。なお後段に、注意事項を掲載しましたのでご参照下さい。

■寒い冬場に白く結晶しない蜂蜜はニセモノかも?
国産・中国産を問わず、蜂蜜から頻繁に抗生物質が検出されます。花の蜜が足りないことから、養蜂家はミツバチにアミノ酸(調味料)・栄養剤・抗生物質を加えた砂糖を与えているためです。蜂の世界にも、健康ドリンク剤が必要なようです(笑)。また抗生物質を加えるのは、ミツバチの幼虫が腐ってしまう病気があるからです。本来は残留しないため、抗生物質の使用は許可されています。しかし検出されることからみて、大量使用が考えられます。無許可の農薬も、使用しているとも言われます。

国内の養蜂家は、蓮華や蜜柑などの開花に合わせ蜂を放つ場所を移動させて蜜を収集する、きめ細かく地道な方法で生産してきました。しかし国内でも年々自然環境が悪化し、中国では壊滅状態です。1匹の蜂が一生掛かって集めてくる蜜は、ティースプーン1杯ぐらいと言われています。そのため中国などの悪質な業者よる、ニセモノ蜂蜜が蔓延るのです。私達は、今や純粋の蜂蜜は稀少だということを認識すべきでしょう。騙されてニセモノ蜂蜜を食べたところで、糖類ばかりで肝心のビタミン・ミネラルは摂れません。

■1歳未満の乳児にはボツリヌス症の恐れがあるため絶対与えないこと
蜂蜜を買うならラベルをよく見て「純粋はちみつ」、できれば「非加熱処理」を選びましょう。ニュージーランド産は、ほぼ100%純粋はちみつだそうです。冬場(5~14℃)など白く結晶した場合は、純粋といえます。糖類が加えられた蜂蜜は、白くなりません。結晶した場合は、40℃以下で湯煎します。なお40℃以上に加熱すると色や香りが変化し、60℃以上では栄養成分が壊れてしまいます。また蜂蜜にはボツリヌス菌が存在していることもあるので、1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。

[2017.4追記] 先日、生後6か月の乳児が、蜂蜜を混ぜたジュースを飲み死亡しました。私は投稿時から、乳児の蜂蜜摂取の危険性をつかんでおりました。しかし投稿全体の趣旨から、前項までの簡単な記載のみでした。反省と共に事態が変化しましたので、文章とタイトルを追記します。厚労省によると、1999年前以降の蜂蜜による乳児の食中毒は、呼吸困難・全身脱力など16例がありましたが、死亡は今回が初めてです。大人の場合、ボツリヌス菌が腸に入っても、腸内細菌群によって繁殖が抑えられます。しかし乳児は腸内環境が未発達のため、ボツリヌス菌が増殖してしまうのです。市販の蜂蜜には、5%程度の製品に菌が見つかっています。親御さんは、小さな我が子の発育を願い蜂蜜を与える方が多いようですが、絶対、やめて下さい。なお菌は、魚介類や野菜に付いていることがあります。従って、手作りの野菜ジュースやコーンシロップも駄目です。

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本のチョコレートが美味しくないのは本場ヨーロッパとは全くの別物だから/食品のカラクリ・菓子乳製品7

2014年11月19日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ チョコレート/菓子
日本のチョコレートが美味しくないのは本場ヨーロッパとは全くの別物だから
ココアバターの割合が少なく植物油脂を多用する日本は世界から笑われる

K1184421326

■ベルギーなどは植物油脂を加えたものはチョコレートと呼ばない
ヨーロッパのチョコレートは美味しいのに、どうして日本のチョコレートの味は及ばないのかと思うことがあります。日本のチョコレートは、カカオの豆から取れるココアバターの割合が少なく、植物油脂(食用油脂)を加えている製品が多いからです。ベルギー・オランダなど伝統的なチョコレート生産国は、植物油脂を加えたものはチョコレートとして認められないとしています。

その後、植物油脂が5%以下ならOKの国際基準ができても、ベルギー・オランダなどではココアバターの含有率は高く、ガンとして植物油脂を加えない製品が多いのです。にも関わらず日本の業界は、“植物油脂5%以下”の国際基準さえ無視し続けています(国内基準は含有率が任意)。そのため日本ではチョコレートと言っても、海外のレベルではチョコレートと呼べない製品ばかりが堂々と売られているのです。

ところで国内のチョコレートは、「チョコレート」と「準チョコレート」などに分けられているのをご存じでしょうか?どちらもチョコレート生地が60%以上とし、生地成分が、「チョコレート」はカカオ分が35%以上(うちココアバターが18%以上)のものです。「準チョコレート」は、カカオ分が15%以上(うちココアバターが3%以上)・脂肪分が18%以上のものと区別されています。因みにココアバターとは、カカオ豆を絞った油脂のことです。またカカオマスとは、カカオ豆から皮を剥ぎペースト状にしたもので、チョコレート色した苦味成分です。

外装袋の食品表示欄に、「準チョコレート」と記載されています。外装袋そのものにも大きく書いてある製品もあるので、確かめてみましょう。チョコレート生地が60%未満の製品は、チョコレート菓子・準チョコレート菓子と表示されます。やはり、食べるなら“準チョコ”は避けたほうがよいでしょう。それよりも多少贅沢でも良質なチョコレートなら、まろやかで少しの量でも満足できます。

■生チョコレートはチョコレートが生ではなく生クリームを使っているから
軟らかい生チョコレートは、口解けが良く人気です。できたての高級なフレッシュチョコレートと、思っている方が多いようです。生チョコレートは、チョコレートが「生」だと勘違いしていませんか? 本当は、「生クリーム」が入ったチョコレートという意味です。そのため冷蔵庫に入れることと書いてあり、また賞味期限が短いのも生クリームが劣化しやすく・腐りやすいからです。

もう1つ「ホワイトチョコレート」は、どうして白いのでしょうか? 白いからホワイトチョコレート、という答もありますが・・・(苦) 一般的なチョコレートは、主にカカオマス・ココアバター・砂糖・ミルクで構成されます。しかしホワイトチョコレートはカカオマスを含んでおらず、後者の成分だけなので白いのです。さらに苦味もないので、女性や子供が食べやすいのです。皆様の疑問に、“白黒”決着がつきました(オヤジギャグ)。

チョコレート全般で気を付けたいことは、合成着色料の問題です。特に子供用のチョコレートには、要注意です。小さな子供の興味を誘うカラフルなチョコレートは、できれば食べさせないことです。そうでなくても子供の菓子類は着色料が多く、ぜんそくやアレルギーを誘発しやすいからです。可能な限り、国産でも「チョコレート」と呼ばれる製品を差し上げたらと思います。

ここからは余分な話ですが、あなたは「グ・リ・コ」 「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」 「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」といった、ジャンケン遊びをしませんでしたか?子供数人でジャンケンをして、階段や路上のブロックタイルの上を進む遊びです。何だか、投稿者の歳がばれてしまいますが。最近知りましたが、地域によって対象の品物が違うようです。子供の頃は、チョコレートもパイナップルも高級品でしたね。チョコレートは、今も大人を魅了します。

Sankoua 板チョコの「溝」は割りやすくするためではない!製造時に熱を逃がす・早く均一に固めるため

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市販のイチゴジャムは果実の含有量が半分から1/4程度/食品のカラクリ・菓子乳製品(ジャム)6

2014年04月09日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ イチゴジャム/ジャム
市販のイチゴジャムは果実の含有量が半分から1/4程度
秋の台風シーズンになると落ちるリンゴを期待するジャム業者

K997030102

■外国産果実を使ったジャムは果実含有量が多いほど農薬の危険も
市販の苺(いちご)やブルーベリーなどの「ジャム」には果実が100%入っていると思われますが、糖分も加味されることから果実含有量は半分程度でしょうか。ある調査では、主要メーカーM社が55%、A社が50%の製品があります。紙容器の低価格ジャムは、40%~26%とバラツキがきつい結果です。同じジャムでも、メーカーや製品によって果実含有量が違うことを理解しておきましょう。

果実量の多いジャムを見分けるには、ラベルが特級JASマークのものです。因みに、「プレザーブスタイル」と書いてあるものは果肉の原形が残っているもので、果汁だけを煮込んだものは「ゼリー」表示です。

一概に、果実含有量が多ければ良いとは言い切れない面があります。果実が多ければ農薬も多く、特に原材料が外国産だと「ポストハーベスト農薬」(米国産柑橘系のように、収穫後も農薬を吹き掛ける)の危険が心配です。一方、果実含有量が少なければ、糖分が多く糖尿病や健康に影響します。各自の基準で、選ぶしかないでしょう。特にマーマレードは残留農薬が多いので、有機認定品を選びましょう。

■農家の丹精込めた林檎も落ちれば悪質業者がイチゴジャムに
林檎(りんご)農家には、秋の収穫シーズンの台風は最大の心配ごとです。その陰で、ウキウキ心待ちしているのが、一部のジャム業者です。長野や青森を始め東北に台風が直撃しそうものなら、台風が来る前から総出で現地にトラックを走らせます。傷が少ない林檎は“理由(わけ)あり商品”の道があっても、多くはジャム業者がタダ同然で買い取ってしまいます。

問題は、落ちた林檎を買い取った悪質業者は、芋やでんぷんで粘り気を出して、高く売れるイチゴジャムやあんずジャムに変身・誤魔化してしまうことです。着色料や合成香料、保存料のソルビン酸、増粘剤のアルギン酸、その他食品添加物のオンパレードです。食品添加物の効用で、材料によらずどんなジャムも作れることです。

主な用途先は、品質が悪くても分からない業務用のジャムです。パン・ケーキ・スイーツ・ファストフードなどに使われる業務用ジャムを始め、市販ジャムにも怪しいものが多く出回っていることです。主要メーカーの製品であっても、安いジャムは質が悪く香料や食品添加物が多いため、買わないようにしましょう。

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガムは石油から合成されたプラスチックだと知っていますか?/食品のカラクリ・菓子乳製品5

2014年04月08日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ガム/菓子
ガムは石油から合成されたプラスチックだと知っていますか?
ガムベースの酢酸ビニル樹脂には発ガン性がある

K1171927255 白い歯が素敵な女性/フリー素材

■メキシコ・マヤ人だけ?が天然チクルのガム噛んでいた
虫歯予防からキシリトールガムが人気でも、ガムの成分が石油(プラスチック)からできていると知って噛んでいる人は、どのくらいいるでしょうか。かつてガムベースは、天然の植物性のチクルと呼ばれる樹脂でした。ガムの起源は、メキシコ・マヤ文明まで溯ります。当時、マヤの人は、天然のガムを噛んでいました。

現在では中南米や東南アジアの熱帯雨林が大量伐採され、チクルの生産量が減って価格が高騰してしまいました。そこで値段が安い、酢酸(さくさん)ビニル樹脂というプラスチックが使われています。言わば、日曜大工の接着剤や塗料の材質と同じです。石油を精製し、さらにナフサを分解精製してエチレンを作る。そのエチレンを酸素と酢酸に反応させ、繋ぎ合せると酢酸ビニル樹脂ができる~それが皆様が噛んでいるガムベースなのです。

■ガムは歯の健康に役立つが気を付けないと虫歯の原因でもある
ガムベースの酢酸ビニル樹脂に、発ガン性が示唆されています。さらに繋ぎ合せる前の酢酸ビニル(モノマー)の段階では、厳重な注意が必要な有害化学物質なのです。これも発ガン性が認められており、モノマーが完全に除去し切れずに、ガムに含まれている恐れが高いのです。それを知ったら、口の中からペッと出してしまいたいぐらいではないでしょうか?昔ながらのチクル100%の安心したガムは、存在しません。

噛んでいると段々味や香りがなくなるように、ガムベースそのものは無味無臭です。キシルトールガム(原料はいっしょですが)以外の味付けされた一般のガムは、虫歯の原因になると考えて下さい。子供さんの歯の健康を考えているならともかく、目的もなくダラダラと味付けガムを与えるぐらいなら、虫歯と発ガン性の恐れからやめたほうがよいと考えます。人前でクチャクチャ噛んでいると、今やマナーも問われます。

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子は安全そうに見えても着色料や保存料が多い/食品のカラクリ・菓子乳製品4

2014年04月01日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 和菓子/菓子
和菓子は安全そうに見えても着色料や保存料が多い
京菓子や色鮮やかな和菓子は見て楽しむだけにしましょう

K1163026807
京菓子・羊羹・桜餅・すあま・ひなあられ等が対象

■和菓子は砂糖が多く入っていても高脂肪の洋菓子より良い
健康を考え、若い方もケーキなどの洋菓子から「和菓子」にシフトする方が多いようです。良い点と問題点を指摘します。饅頭などは砂糖が主体でも、脂肪分がほとんど含まれず低カロリーです。また小豆(つぶ餡)・寒天は食物繊維も多く、おやつに食べてもそう気にするほどでもありません。小豆は1/3が輸入され、そのうち約9割が中国産です。過去に、DDT・ジクロルボスなどの神経毒性や発ガン性が疑われる農薬が検出されました。しかし小豆は予め調理前によく洗うので、農薬残留の心配は少ないようです。

ここからが問題で、着色料や保存料などの食品添加物の量です。色鮮やかな羊羹(ようかん)・桜餅・その他の綺麗な和菓子には、赤色O号、黄色O号などタール系の発ガン性やアレルギー性が強い人工着色料が使われています。スーパーなどの和菓子はしっかり食品表示がされているので、試しに確かめてみましょう。

和菓子の中で着色料の多さの最たるものが、「京菓子」です。美しい菓子はついつい口に入れたくなりますが、健康のために“鑑賞用”に留めたほうがよいようです。和菓子全般に、ソルビン酸カリウムなどの保存料の多さも懸念されます。できれば蓬(よもぎ)など、昔から使われている天然素材を活かした無着色の和菓子を選びましょう。和菓子だけに、“甘く”みないことです。

ここからは雑談で、あなたの「卒業歌」は何でしたか? Webに載っていた、ある年配者が中学の卒業歌の思い出談です。事前に行う体育館での、学年全体の歌唱練習のことです。当該クラスの男子全員が申し合わせて、♪仰げば尊し“和菓子の餡”と歌ったので、学年指導や担任にこっぴどく怒られたとのことです。とんだ歌詞(菓子)違いです。もっとやるなら、♪食べれば美味し和菓子の餡でしょうか?

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポテトチップスの「うすしお味」は「うす塩」製品より逆に塩分が多い/食品のカラクリ・菓子乳製品3

2014年03月24日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ ポテトチップス/菓子
ポテトチップスの「うすしお味」は「うす塩」製品より逆に塩分が多い
食べ始めたら止まらないのは20数種のしつこい添加物の味付け

K1155278329

■「うすしお味」のネーミングに騙されずに成分表で塩分量を確かめよう
「ポテトチップス」に『うすしお味』と表示されていれば、誰でも塩分が低いと思ってしまいます。これが消費者の健康志向を逆手にとったメーカーの、悪質な“騙しの手”の最たるものです。食品規格でいうと「うす塩」の表示は、栄養表示基準で100g当り・ナトリウムが120mg以下の場合しかできません。

食品規格の「うす塩」と、メーカーが袋に書く「うすしお味」では全く意味合いが異なります。紛らわしい「うすしお味」の書き方(表現)には、何ら基準(規制)がありません。「うすしお味」が、製品名になっています(笑)。実際、「うすしお味」製品には、「うす塩」規格の数倍の350~550mgもナトリウムが含まれる製品もあります。必ず裏面などの小さく記載されている、成分表のナトリウム量(食塩相当量)を見て確かめましょう。

話は飛躍しますが、醤油もみりんも“OO味、~△△風味”という表記ならば、まず本来の食材とは丸で違うもので作られていると考えて下さい。その醤油も、「うす塩」と「薄口」表示では、塩の量は全然違います。薄口表示は塩分の量を指すのではないので、却って塩分が多いのです。こうしたマヤカシを知っていないと、「うす塩?」と勘違いして余計に塩分を摂取してしまう怖さがあります。

■20数種にも及ぶ添加物で味付けしたポテトチップスの不自然な食べ方
ポテトチップスの添加物は通常は10種程度、凝った味付けほど添加物が多く、ピザ味だと20数種類にも及びます。こうした添加物が、ポテトチップスを食べ始めたら“とまらない”要因です。売上を伸ばすための、メーカーの仕掛けなのです。

栄養素の高いじゃがいもを、身体にも好ましくない不必要な化学物質で味をつけて食べる不自然さを感じます。時には無性に食べたくなることがあっても、子供のうちから食生活・食習慣を身に付けさせることが大事です。もう少し親が配慮して、塩分や添加物を控えさせましょう。身体への影響の他に、子供のうちから正しい“舌作り”(味覚を養う)をしてあげるべきです。

フライトポテトと同じように、ポテトチップスには問題が山積です。過剰な塩分・油脂と添加物の他に、何といっても心臓病を引き起こすトランス脂肪酸の多さです。またポストハーベスト農薬(収穫後も農薬散布)、じゃがいもの違反遺伝子操作、じゃがいもを高温加熱した際のアクリルアミドの危険性~遺伝毒性や発ガン性の懸念などです。詳しくは、リンク先のフライドポテトのページをご覧下さい。子供はポテトチップス・フライドポテトが大好きでも、食事替わり(満腹に食べる)にすることをせず、ほどほどにすべきでしょう。

フライドポテト・他食品のトランス脂肪酸含有率/図表
Gs22h02
ポテトチップスのデータはないものの、フライドポテトと同様と考えて差し支えないでしょう。有名ハンバーガー店のフライドポテトMサイズ135gには、1日のトランス脂肪酸摂取制限2gの2日分以上のトランス脂肪酸(4.55g)が含有しています。
因みにポテトチップスは、じゃがいもをスライスしたものだけではありません。じゃがいもを熱し・乾燥、それをご存じのシート状に成型します。問題は成型タイプは海外産のじゃがいもが使われ、ポストハーベスト農薬による発ガン性の恐れがあります。表示からは分からないが、識別できるなら「スライスタイプ」「国内産」が望ましい。

Sankoua フライドポテトを食べ過ぎると将来心臓病を引き起こす恐れ

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合成着色料が使われているアイス類やかき氷は買わないこと/食品のカラクリ・菓子乳製品2

2014年03月10日 | 菓子・乳製品・蜂蜜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ アイスクリーム・かき氷/菓子
合成着色料が使われているアイス類やかき氷は買わないこと
トランス脂肪酸や脂肪の多さを考えシャーベットを

K112ice_crm

■アイスもかき氷も真っ先に合成着色料に気を付けること
アイス類は、乳固形分によってアイスクリーム(15%以上)、アイスミルク(10%以上)、ラクトアイス(3%以上)、氷菓(0%)に区分されます。気を付けたいのは、天然由来の色素を使うことが増えていても、まだまだ合成着色料が使われていることです。爽やかそうなレモン色・メロン色・ソーダ色は、かなり要注意です。黄色4号は、アレルギー性じんま疹の原因になっています。青色1号は発ガン性の疑いがあり、ヨーロッパでは禁止されているのです。必ず表示を見て、野菜色素などの自然なものを選ぶことです。

かき氷も同様に、シロップの着色料と人工甘味料が問題です。まだまだ、合成着色料を使っている店や出店(でみせ)も少なくありません。説明が一部重複しますが、着色料の赤色2号・102号、黄色4号、青色2号などは、ガンやアレルギーになりやすく危険です。こうしたアイス類やかき氷を、小さなお子さんに与えるのは考え物です。暑い時は、持参した麦茶やミネラルウォーターに留めましょう。家庭で作った場合でも、市販のシロップを掛ける際は合成着色料に気を付けることは言うまでもありません。

イチゴ味・メロン味などいくつものかき氷のシロップの種類があっても、味や酸味・旨み成分(原材料)は全く同じなのです。違うのは、着色料と香料だけです。食べる人は、赤いシロップはイチゴの味がする、緑はメロンの味がすると言いますが、それは錯覚です。心理の専門家は、食べる側が過去の食経験から、色や香りによって勝手にイチゴ味やメロン味と誤った判断をしてしまうと言っています。

アイス全般には、冷凍状態を保つことで品質が保持できることから保存料が入っていません。また大抵のメーカーでは、繰り返し高温殺菌して衛生管理を徹底しているので、食中毒の問題は少ないようです。因みにこうした品質の変化が少ないことから、アイス類には賞味期限を表示する義務がありません。

■植物油を使ったラクトアイスはトランス脂肪酸を案外多く摂取してしまう
ここからは、見えにくいアイス類の注意点です。家庭の冷蔵庫は、霜取り時に冷凍庫の温度が上がるので、どうしてもアイスクリームが溶け出してしまうのです。カップの中が減っているのは、溶けた証拠です。すると酸化油脂になり、老化を早める作用があります。長期保存をせずに、早めに食べましょう。

植物油を使ったラクトアイスは、健康によさそうと思えても不飽和脂肪酸~トランス脂肪酸が、100g中0.24gが含有しています。ショートニング13g、マーガリン7~8gに比べ低いものの、アイスクリームは季節的に食べる量が増えるため、トランス脂肪酸の摂取量が多くなるので注意が必要です。安定剤(増粘多糖類)も含有し、アイスクリームに粘り気を与え氷の結晶化の進み過ぎを防ぐ食品添加物です。海藻から作られるカラギーナンは、種類によって発ガン性が疑われています。

夏バテをフォローする栄養満点のアイス類でも、食べ方によってはこうした問題点や脂肪の多さが気になります。酸化も考えると乳脂肪100%のアイスクリームを少々食べる、あるいは冷凍庫で買い置きする場合は、脂肪を含まない氷菓/シャーベットが良いと思います。

Sankoua
マーガリンはトランス脂肪酸によってバターよりも却って健康を損なう!
合成洗剤・スナック菓子・アイスクリームがアトピー性皮膚炎の原因に

Gstopkarakuri2

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする