少数派シリーズ/米軍基地・沖縄問題
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化10
米大統領ヘリ新宿低空飛行、副大統領はスカイツリー遊覧飛行、やまない低空危険飛行
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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■バイデン米大統領搭乗でも許されない・都心の高度200m台の低空飛行
毎日新聞の記事(一部要約)/東京都心に飛来する在日米軍ヘリの飛行実態を明らかにする取材の一環で、毎日新聞はバイデン米大統領とハリス副大統領が昨年22年に来日した際にヘリの動きを調査した。バイデン氏を乗せた大統領専用ヘリは、日本のヘリであれば認められない高度で、大勢の人が利用する新宿駅上空を通過。一方、ハリス氏らを乗せたヘリは3機編隊で都心を頻繁に行き交い、目的地に直行せず東京スカイツリー(墨田区)方面に向かうこともあった。毎日新聞は在日米軍の都心での飛行実態を可視化するため、22年1月~今年23年5月にかけて断続的に調査を実施した。今回は、この期間に東京を訪れた正副大統領の飛行実態を報告する。
バイデン氏は22年5月22~24日、ハリス氏は同9月26~29日に日本に滞在、両氏とも空路で米軍横田基地(東京都福生市など)から入国し、六本木の米軍へリポートとの間をヘリで往復するなどをした。取材班は、複数の高層ビルなどからヘリの動きを調べた。バイデン氏は5月22日、米海兵隊所属の大統領専用ヘリ2機で横田基地から六本木に移動した。バイデン氏が乗るヘリに先行した専用機が200m台の高度で新宿駅上空を通過すると北上し、駅の北側を旋回。西新宿の高層ビル近くを、かすめるように飛んだ。航空法の最低安全高度にあたる300mよりも低く、日本のヘリであれば認められない飛行だった。バイデン氏が乗ったヘリは、その約7分後に六本木に着陸した。来日3日前の19日には、大統領専用ヘリが離着陸訓練とみられる飛行を実施。日没後に、へリポートの北約1kmにある神宮球場のすぐ横を通過した。球場では、約15500人がプロ野球のナイターを見ていた。
左/米陸軍ブラックホークから降りてパイロットを労うハリス副大統領(一番上の人物) 右/ハリス副大統領が来日中、ブラックホーク3機編隊×2が都内上空を頻繁に飛び交った。
■ハリス副大統領搭乗でも許されない・東京スカイツリーの低空遊覧飛行
一方、ハリス氏は、安倍晋三元首相の国葬に参列するため来日。29日までの滞在中に複数回、米陸軍ブラックホークを6機の2編隊に分けて基地と六本木のヘリポート間を移動した。編隊は、原宿・表参道エリアを周囲の200m台のビルより低い高度で通過し、六本木のへリポートに8回飛来した。搭乗者を降ろして飛び立つと、もう一つの編隊が入れ替わるように都心に飛来。ハリス氏は後続の編隊に乗っており、六本木に直行せず東京東部に迂回し、東京スカイツリーの北約4km地点でUターンしてから六本木に向かった。ヘリポートに降りると、ヘリの操縦席に歩み寄りパイロットをねぎらうような仕草を見せた。28日には、ハリス氏一行は米軍横須賀基地を視察。6機に分乗し、六本木のヘリポートと横須賀基地の間を往復するなどした。この時も、200m台の高度で飛ぶ様子も見られた。また、ヘリとヘリの間隔が100mに満たない状態で都心をさらに低い高度で通過したり、2つの編隊が都内上空ですれ違ったりもした。
ヘリの事故調査を手がけてきた元運輸安全委員会の統括航空事故調査官・楠原利行氏は、「大統領専用ヘリが新宿の駅や高層ビル群近くを低空で通過した飛行などについて、『いくらVIPのための飛行とはいえ、人口密集地でリスクのある飛行は認めるべきではない。米軍側の都合や警備のしやすさで運航を行っているとみた上で、『地位協定でいくら米軍の日本国内での活動が認められているとしても、ダメなものはダメだとはっきり言うべきだ』と指摘した。
ここからは投稿者の文章/ハリス副大統領に限らず、米国の要職が来日すると、東京スカイツリーや新宿・渋谷・浅草などを低空の“遊覧飛行”を行うのが定例のようになってしまった。東京の空が、連中の“アトラクションの場”化している。ハリス氏を乗せたパイロットは腕前を見せたくて、この時ばかりと“アクロバット飛行”を試みる。米軍には低空飛行が当たり前で、200m下の国民の危険・騒音の意識が消え失せている。日本政府は一言も抗議しないので、在日米軍やパイロットは全く認識していない。舐められたものだ!日本の「占領地」化は、依然、続く。<連載・次回に続く>
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。
前号/9・六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行
毎日新聞大スクープ!米軍ヘリ都心超高層ビル群低空飛行常態化10
米大統領ヘリ新宿低空飛行、副大統領はスカイツリー遊覧飛行、やまない低空危険飛行
●新聞取材時より年月が経過も危険飛行は投稿時の現在も継続されている
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■バイデン米大統領搭乗でも許されない・都心の高度200m台の低空飛行
毎日新聞の記事(一部要約)/東京都心に飛来する在日米軍ヘリの飛行実態を明らかにする取材の一環で、毎日新聞はバイデン米大統領とハリス副大統領が昨年22年に来日した際にヘリの動きを調査した。バイデン氏を乗せた大統領専用ヘリは、日本のヘリであれば認められない高度で、大勢の人が利用する新宿駅上空を通過。一方、ハリス氏らを乗せたヘリは3機編隊で都心を頻繁に行き交い、目的地に直行せず東京スカイツリー(墨田区)方面に向かうこともあった。毎日新聞は在日米軍の都心での飛行実態を可視化するため、22年1月~今年23年5月にかけて断続的に調査を実施した。今回は、この期間に東京を訪れた正副大統領の飛行実態を報告する。
バイデン氏は22年5月22~24日、ハリス氏は同9月26~29日に日本に滞在、両氏とも空路で米軍横田基地(東京都福生市など)から入国し、六本木の米軍へリポートとの間をヘリで往復するなどをした。取材班は、複数の高層ビルなどからヘリの動きを調べた。バイデン氏は5月22日、米海兵隊所属の大統領専用ヘリ2機で横田基地から六本木に移動した。バイデン氏が乗るヘリに先行した専用機が200m台の高度で新宿駅上空を通過すると北上し、駅の北側を旋回。西新宿の高層ビル近くを、かすめるように飛んだ。航空法の最低安全高度にあたる300mよりも低く、日本のヘリであれば認められない飛行だった。バイデン氏が乗ったヘリは、その約7分後に六本木に着陸した。来日3日前の19日には、大統領専用ヘリが離着陸訓練とみられる飛行を実施。日没後に、へリポートの北約1kmにある神宮球場のすぐ横を通過した。球場では、約15500人がプロ野球のナイターを見ていた。
左/米陸軍ブラックホークから降りてパイロットを労うハリス副大統領(一番上の人物) 右/ハリス副大統領が来日中、ブラックホーク3機編隊×2が都内上空を頻繁に飛び交った。
■ハリス副大統領搭乗でも許されない・東京スカイツリーの低空遊覧飛行
一方、ハリス氏は、安倍晋三元首相の国葬に参列するため来日。29日までの滞在中に複数回、米陸軍ブラックホークを6機の2編隊に分けて基地と六本木のヘリポート間を移動した。編隊は、原宿・表参道エリアを周囲の200m台のビルより低い高度で通過し、六本木のへリポートに8回飛来した。搭乗者を降ろして飛び立つと、もう一つの編隊が入れ替わるように都心に飛来。ハリス氏は後続の編隊に乗っており、六本木に直行せず東京東部に迂回し、東京スカイツリーの北約4km地点でUターンしてから六本木に向かった。ヘリポートに降りると、ヘリの操縦席に歩み寄りパイロットをねぎらうような仕草を見せた。28日には、ハリス氏一行は米軍横須賀基地を視察。6機に分乗し、六本木のヘリポートと横須賀基地の間を往復するなどした。この時も、200m台の高度で飛ぶ様子も見られた。また、ヘリとヘリの間隔が100mに満たない状態で都心をさらに低い高度で通過したり、2つの編隊が都内上空ですれ違ったりもした。
ヘリの事故調査を手がけてきた元運輸安全委員会の統括航空事故調査官・楠原利行氏は、「大統領専用ヘリが新宿の駅や高層ビル群近くを低空で通過した飛行などについて、『いくらVIPのための飛行とはいえ、人口密集地でリスクのある飛行は認めるべきではない。米軍側の都合や警備のしやすさで運航を行っているとみた上で、『地位協定でいくら米軍の日本国内での活動が認められているとしても、ダメなものはダメだとはっきり言うべきだ』と指摘した。
ここからは投稿者の文章/ハリス副大統領に限らず、米国の要職が来日すると、東京スカイツリーや新宿・渋谷・浅草などを低空の“遊覧飛行”を行うのが定例のようになってしまった。東京の空が、連中の“アトラクションの場”化している。ハリス氏を乗せたパイロットは腕前を見せたくて、この時ばかりと“アクロバット飛行”を試みる。米軍には低空飛行が当たり前で、200m下の国民の危険・騒音の意識が消え失せている。日本政府は一言も抗議しないので、在日米軍やパイロットは全く認識していない。舐められたものだ!日本の「占領地」化は、依然、続く。<連載・次回に続く>
▽飛行の調査方法記事・画像のコピペ“は、適法ではないことを投稿者として認識しております。しかし昨今は新聞を読まない方が増えており、また米軍の常態化する低空飛行の危険性を看過する訳にはいかず、皆様のご認識を高める上で転載を致しております。
毎日新聞は、米軍ヘリの都心での飛行実態を20年7月~21年1月にかけて調べた。調査日数は任意で選んだ平日の90日で、1日あたり3~5時間。このため低空飛行の回数はさらに多い可能性がある。※今回の記事は、22年1月~23年5月の調査。東京都庁の展望室(202m)など都心にある高さ200m級の複数の地点や地上、上空(取材ヘリ)から飛行状況を確認。複数の調査地点から機体がビルより低いと確認できた飛行 ▽機体が調査地点から見下ろす位置か水平の位置にある飛行――といった条件を満たしたものを低空飛行とみなし、撮影できたケースのみ集計した。
*ブログタイトルは、新聞タイトルを基に投稿者が付け加えたものです。
*同じくブログ投稿用に、若干、文章補足を加えた箇所があります。
前号/9・六本木・米軍ヘリポート離着陸のため麻布の人口密集地の住宅街・商業ビル上を超低空飛行