満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

いよいよ開催☆踊る!兄貴祭り

2006-08-27 02:49:38 | 映画



皆様ごきげんよう!ラジニ大好き☆黒猫でございますよ。
楽しい週末、いかがお過ごしでしょうか。

わたしはと言えば、もちろん今日から始まりました踊る!兄貴祭りに行って参りましたことよ。
ホントは初日の初回に行こうと思っていたんですが、起きたら10時でした。・・・僕ってものはー!

初回は12:00~なので、間に合うっちゃあ間に合ったんですが、初日の初回で週末ともあれば日本全国津々浦々からラジニファンが押し寄せていないとも限りません。同好の士に会えるのは嬉しくもありますが、それでもし満席すぎて立ち見だったらちと辛い・・・。というわけで、2回目15:30~に間に合うように行って参りました。

14:30頃会場のイメージフォーラム付近に到着。道路を渡る前にマンゴー求道者の嗜みとして華々美人(マンゴースイーツのお店)にてテイクアウト用のマンゴーアイスシャワーをオーダー(画像下)。なんか知りませんが「スプーンはおひとつでよろしかったですか?」と訊かれました。(※わたしはひとりでした)
連れがいたとしてもマンゴーモノを半分こするほど広い心は持ち合わせていませんことよ(威張るな)。

そしてマンゴーアイスシャワーを貪りながら会場前に到着。ちらほらと人がいます。コレ次回の待ち人か?と思いつつ、とりあえず入り口前でアイスシャワー完食。中に入ると、受付前でラジニグッズがちらほらと販売されています。うわ、大人買いしたいという気持ちを抑えてとりあえずピンバッジとパンフのみ購入(パンフでかいよ!A3だよ!)。その際VIPパスを提示すると整理券を渡されました。わたしは38番でした。自由席ですが、定員以上入れないようにとの配慮なのでしょうか?その場で待つことにして、時間があったので色々見てみましたが、どうやら座席数67と小さめのホールのようです。

そうこうするうちに前回が終わり、番号順に呼ばれて無事座れました。いちばんうしろに補助席が用意されていたので、定員より何人かはオーバーしても大丈夫なようです。でも1時間前に手続きしたわたしが38番だったので、直前に来ると厳しかったかも。入れ替え制だけどまた並んで続けて観る人もいるかもしれませんし。

さて、~9/1まではすべての回が『チャンドラムキ』です。昨年の東京国際映画祭を見逃したので、わたしはこれが初めて。タイトルロール前のスーパースタークレジットの時点でもうどきどきしてました。(※ラジニ主演の映画には必ず本編前に「SUPER STAR RAJNI」というクレジットが流れます)

とりあえず、

いきなり軽々と悪漢をやっつけ、Y字バランスをキメて颯爽と登場するラジニにキュンとしました。そして悪漢が全員規則正しく一人一台ずつ車のフロントガラスに突っ込むのに笑いました。

いやあん、ラジニ様・・・!相変わらず素敵・・・!

ストーリーに関しては今回まとめられる自信がないのでこちらを参照して下さい。

歌って踊るインドの京極堂(※京極堂=京極夏彦の妖怪シリーズ主人公?の古本屋兼陰陽師)って感じでしょうか。・・・え?違う・・・?だって憑き物落としだったよ・・・?
ラジニはアメリカ帰りの精神科医という役なんですが、なんとなくかっこいいからそういうキャラにしたんじゃないの、と思ったら、どうしてどうして、ちゃんとトラブルのもとを解明して原因まで突き止め、治療をするのです。その片手間に人妻にモテたりカップルの取り持ち役をしたり歌ったり踊ったり花火をバックに悪漢をぶちのめしたりマトリックスをパクったりと、大忙しです(笑)。
ラジニはどこもかしこも素晴らしかったんですが(笑)、ラスト、取り憑かれたジョーティカー(女優さんの名前)の演技がすごかった。眼がイってたよ。あれはまた観たいですね~。イヤ、観るけどネ☆

ホント、推理作品のように、最後のほうで謎を一気に明かすつくりになっているので、ラジニが推理を披露したところで「あ、あれはそういうことだったのか!マサラ映画にありがちな正直無駄なシーンじゃなかったのか!」と思いました(笑)。

ちなみにインド映画は長いので、本国では途中にインターミッション(休憩、5分程度)が入るのですが、今回残念ながら無しのようです。飲食禁止で喉が渇いたりしたし、どうにか入れて欲しいなあ・・・。あと、皆さん結構大人しかったですね・・・?てっきり最初のスーパースタークレジットで「ヘイ!ヘイ!」って皆で手を叩くかと思ったのに。


そんなこんなで鑑賞を終え、満足感とともに劇場を出たところで、ぴあ(雑誌)のスタッフにつかまりました。感想のアンケートに答えたのですが、五段階評価ですべての点に五をつけたのでわたしのアンケート結果は参考にならないかと思います。ただのラジニ信者ですから(笑)。思わず熱く語ったせいか、「差し支えなければお写真撮らせて頂いてお名前も頂いて、ぴあに載せる候補にしてもいいですか」と言われたんですが「差し支えあります」と即答・・・だってそんな、恥ずかしいじゃないですか☆
まだまだ世界の中心でラジニ大好きと叫ぶほどには覚悟ができていない、チキンな黒猫だったのでした(きょうのわんこ風に締めてみた)。