ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

諸行無常

2014-12-21 21:52:57 | 雑記
今月の6日に、訓練校で一番親しかった友人の
ご主人が白血病で、あの世へ旅立たれました…
知らせを受けたのはその一週間後。
メールが届きました…
夏の終わりに病気が分かり、闘病生活へ。
一進一退を繰り返すご主人を看ながら
家に帰れば、ご主人の両親、義父母の介護…
強い薬を使うので副作用で命を落とすことも…
と言われた日に、久しぶりに電話があり、
不安と心配で動揺しているのが、伝わって来ました。
それから約2週間での旅立ちでした…

やっと彼女の声を聞いたのは、初七日の翌日。
ご主人の話をするうちに…涙声になる友人…
私も連れていってほしかった…と言う彼女に
“そんなことを言ったらご主人が悲しむよ…”
と言うのが精一杯で…私も電話口で泣いていました。

悲しみの底にいる彼女の気持ちには
私は寄り添ってあげられない…
彼女のように身を裂かれるような悲しみ、苦しみは
まだ私も経験なく、わかるよ…なんて絶対に言えない…
ただ、一緒に泣くしかできず…無力感を感じました。

泣いてばかりで駄目だよね…
と言う彼女に私が言ったのは…
“涙は無理に止めなくていいよ…枯れるまで泣いて
でも、いつから涙は止まるから…”

落ち着いたら、会いましょう…と
約束して、電話を切りました。
彼女は今も義父母の介護を続けています。
心残りは、介護のため、
ご主人に十分に付き添ってあげられなかった…
と言ってました。
きっとご主人もわかってみえたはず…
でも、辛く寂しかったでしょうね…
このご夫婦なら、試練に堪えられる…
と、神様は思われたのでしょうか…

今はただ、時が
彼女の心を癒してくれるのを待っています…

諸行無常…
この世のすべてに常はなし…
目に見える形は変わります。
どんなに幸せなにときにも別れはあります。
人は一人生まれ、一人帰って逝きます…
だからこそ、一期一会の縁であっても
大切にしていきたい…そんなことを感じました…

コメント (2)
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