ガチャピンのHAPPY LIFE 2

日常生活で感じたままに綴っています。

たて続けて映画鑑賞。

2016-05-26 23:13:44 | 舞台、映画観賞
観たいなぁと、思う映画が幾つかあり
休日やら、仕事帰りのレイトショーを利用して
行ってきたので、その備忘録です…

観た順に…
「スキャナー 記憶のカケラを読む男」
狂言師の野村萬斎さんが物や場所に残った人間の
感情や思い、残留思念を読み取る力のある主人公を
演じている作品…
野村萬斎さんといえば陰陽師やのぼうの殿様とか
時代劇のイメージですが、今回は現代が舞台。
彼の独特の雰囲気が良かったです。
ストーリーはミステリーでグイグイと引き込まれ
見応えありでした。

「殿、利息でござる!」
仙台藩の重税に苦しむ宿場町の商人たちが
幕府に金を貸し付けて
その利息を宿場の人々に配布する救済計画を
実現するために、私財を投げ出し奔走する…
このお話、実話だそうです。
“無私の日本人”今の政治家さんに聞かせたい…
阿部サダヲさん始め、妻夫木聡さん瑛太さん…
芸達者な俳優さんも見応えありますが
仙台藩の殿様を演じたフィギュアの羽生選手、
堂々と演じられていて、良かったです。

「世界から猫が消えたなら」
脳腫瘍での余命わすかと診断された青年の前に
自分そっくりな悪魔が現れ、
大切な物と引き換えに、一日命を延ばすと…
電話、映画、時計…大切なものが世界から消えて
彼の想い出までも変わってしまい…
家族や人との絆、繋がりを知らされる…
佐藤健さんは初めて観ましたが
淡々と演じているのが、かえって良かったです。
濱田岳さん、いい役者さんですね~。
“金八先生”の頃から知っていますが
「殿、利息でござる!」でもナレーションを
つとめるなど、これからの活躍が楽しみです。
函館の風景も良かったです…
主人公がアルゼンチンを訪れた回想シーンで
エビータのお墓の風景も映ります…
一瞬なんですが…“エビータ”また観たいなぁ~。

「海よりもまだ深く」
大人になりきれない男と年老いた母、
夢見ていた未来とは違う現在を生きる元家族…
ただ、ただ、樹木希林さんが観たくて…
希林さんを観られただけで、満足です(*^^*)
ほんと、この人は特別!
阿部寛さんが、ダメ男を見事に演じています。
ただ淡々と日々の日常を綴り、
その中で、共感するセリフだったり
場面だったり…観たあと、じんわりと来ます…
実はまだ備忘録は書いていませんが
希林さんの「あん」の次に好きな作品に
なりそうです…


最近、“オペラ座”で泣いていなかったので
映画鑑賞で“涙活”してきました。
歳のせい、年々、涙もろくなりますね~。

コメント (4)
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