今年、フィリピンは

今年、フィリピンは２つもの大きな自然災害を受け、今までにない大ダメージを受けています。
首都マニラではなく、セブ島周辺でそれは起きました、ボホール島が震源の大地震・そしてつい先週の台風３０号による被害です。
ボホール島の大地震は全く予期せぬモノでした、マニラも含めフィリピンではほとんど地震というモノが無く、それに対する準備というものが全くない状態だったのです、それとおそらく初めての経験：いつまでも続く余震への恐怖もものすごいものだったと思います。
それらの恐怖も少しは和らいできたか…、と思っていたら今度は超大型の台風です。
台風は地震と違って事前に警報が出され皆その対策はしていたはずです。
しかしその被害は予測していたレベルとははるかにかけ離れていて、雨や風が強いから家の中で待機していよう…そんな安心を総て流し去ってしまいました。
その水害は高潮であり、津波に変わらぬ脅威でした。
家屋他総てが流されてしまい、テレビで見る映像はあの３．１１地震と何も変わらないものでした。
レイテはセブから近い細長い列島のようなエリアです。
私が毎年行っているセブでは幸いなことにほとんど被害はありませんでした。
ただ、レイテ他では未だに生存者の数も死者の数もはっきりとは分からず、漠然と１万人以上の死亡が予測されると伝えられるのみです、なのでセブ島にいる多くの友達が大事に至らず良かった…と言っている場合ではないのです。
テレビで、両親を失った子供達が映し出されていました。
その子達には少しでも早く落ち着けるよう祈るばかりです。
私が毎年お邪魔している施設の風景が思い浮かびました。

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