愛の輝きとつぶやき

写真、アート(絵画、書、詩)日記

日本文化の再確認その②

2015-03-25 21:09:10 | 今に生きる

 「おかげさま」(お蔭様)

この言葉は、「お元気でしたか?」という問いかけにたいして使われる言葉です。

最近は、あまり使っている場面が少なくなっていますが、昭和の時代では、挨拶として

あたりまえに使っていました。


「語源の由来」を調べますと、

「おかげさま」は、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お蔭」に「様」をつけて、丁寧にした言葉。

古くからは、「陰」は神仏などの偉大なもののお蔭で、その庇護を受ける意味として使われている。

これは「御影(みかげ)」が「神霊」や「みたま」「死んだ人の姿や肖像」を意味することにも通じる。

接頭語に「お」がついて、「おかげ」となり、それに接尾語の「さま」がついてあいさつの言葉となった。

「お蔭様」になったのは室町時代からで、悪い影響をこうむった時にも

「お蔭様」が使われるようになったのは、江戸時代からである。


「意味」

おかげさまとは、感謝の気持ちを表す言葉で、あいさつの言葉としても用いる。

「神様や周りの人のお世話によって元気に過ごしています」というような意味です。

つまり、感謝の思いの言葉になる。

英語では、Thank You の一言ですが、「お蔭様」の深い意味は無いように思います。

「お蔭様」は謙虚な大和の心が表現されています。

日常から、気軽なあいさつの使い方でいいですから習慣化していき、

心からの思いで発すると良い人間関係がスムースに出来ると思います。


お蔭様で今日も元気です!!!\(^o^)/