木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 422 技術の向上

2006-10-19 | スポーツ障害
昨日の患者さん。高校生のテニスの選手との治療後の会話。「先生、どうしていくら練習しても上手くならないんですか。」・・・・

そんなもん、素質だよ! では終わってしまう。「心技体」日本にはいい言葉がある。スポーツを行う上で「心」「技」「体」どれが不足しても満足な競技ができない。

「心技体」をどれも満足に満たされている選手など皆無に等しいと思う。小生も学生時代は嫌というほど稽古をしたつもりだ。(今思うと稽古がいやなのは練習内容や量の問題ではないように思う)心の中にいやな先輩がいたのかも知れない。

技と体は指導者は力を入れて練習をしている。過剰なくらい練習をしているこ場合もある。CCRKに訪れる選手は体の痛いところを治してもらいたくて来る。治るとこなくなる。それは当たり前なのだが。

一歩前進して、痛みの無い体でいつも練習をできるようにと考えができない。痛みだけでない、体の切れが無い。だるい。重い、やる気が無い。痛みだけが症状だと思っている。

そんな体で練習をすると満足ないい練習ができない。動きは中枢が大きな働きをしている。勝手に体が動くのではない。動きが良くても悪くても動作は脳は記憶する。特に反復練習した記憶は残る。

切れのある体でいい動きを反復練習すれば「いい動きを記憶する」、切れの無い重い体を引きずって悪い動きの練習をすれば「悪い動きも記憶する」技術の向上もこんなところにある。

更に、動きを悪くしたり、切れの無い体や練習をやる気にさせないものが「心」にあることに気づかない指導者が多い。選手も気づいていない。「心技体」いい言葉である。

拳骨