薬薬連携連絡会がありました。市医師会長、市歯科医師会長、病院・開局の薬剤師(薬薬連携推進委員)で構成されています。
今回の議題は「医療連携の中での薬薬連携の客観的評価」。
共有した情報が医療安全の確保に寄与していることは明らかですが、今後はその共有した情報の内容、回避したリスク等有用性の内容の評価を客観的に行いつつ、患者さんの、より適正な薬物療法と医療安全に寄与できるよう連携を継続。
医師、歯科医師からお薬手帳の重要性について高く評価され、お薬手帳の有効活用が薬剤師間だけでなく、医師をはじめ、患者さんにかかわる他の医療従事者にも情報が提供され、薬薬連携→医療連携に向けての発展も期待されます。
以上薬薬連携連絡会レポートでした。連携連絡会終了後は先生方と情報交換会へ。
新しく作成した施設間情報連絡書の管理表を支部の先生方に更に活用していただけるよう、7月の定例会でしっかり説明しないとね。さっ、モチベーション上げてまいりましょう!
今月の市薬学術講演会ではN先生が薬薬連携における事例を報告をされました。お疲れさまでした。
薬剤師同士の連携のみならず、地域医療連携の中で、他医療職との情報共有をはかり、いかにしてアウトカムに到達するか。いつも先生方の事例は大変参考になります。
薬薬連携の基本ベースとなるツールはお薬手帳です。医療機関の受付窓口等に、お薬手帳提示の啓発ポスターを掲示してもらうなど、患者さんの手帳持参意識向上の為に、協力してもらってます。
6月に在宅医療に関わる地域連携推進検討会があります。
参加予定者は市地域包括課、ケアマネージャー、薬剤師会。
お薬手帳活用はもちろんのこと、他医療職への服薬情報提供等ももっと積極的に行いたいですね。
相互コミュニケーションは日々こんなところからもです。
朝晩少し肌寒く感じる季節となりましたが、今日もさわやかな秋空でした。
薬薬連携連絡会がありました。地域の医師会、歯科医師会の代表と病院・開局双方の薬剤師から構成されており、施設間情報提供書の内容は、ほぼ全例が双方の薬剤師業務にとって有用であり、有用事例について報告会で発表し、意見を交換しました。
また医師、歯科医師には、薬薬連携事業内容、お薬手帳の重要性について、より一層の理解を得ることができ、かつ評価されました。そして更なる推進に向けての具体的なアドバイスを得ました。
薬薬連携を継続して進めていく中で、施設間情報提供書による情報交換は必要不可欠なものであるとの認識が深まりました。伝達方法は情報提供書にこだわらず、ファックス、メールなどの方法も用いて情報提供書が更に積極的に活用されることが必要であります。また保険薬局では入院時の情報提供の為に、日常的にお薬手帳に基本的な情報の記入と、薬歴の充実がより重要と考えられます。今後も病院薬剤師と保険薬局薬剤師との間で連携を更に充実させることが、患者さんのより適正な薬物療法に寄与できるものと考えられます。以上、薬薬連携連絡会レポートでした。
西野先生、日薬学会の発表がんばってください。道中宜しくお願いします。山内先生、専門医との治療におけるプロトコール作成から薬薬連携への展開についての解説をありがとうございました。