ステップ4では、下部車体の組み立ての続きを行ないます。足回りのサスペンションが中心です。前照灯のパーツD61は形が異なりますので作中車のそれに近いG1に差し替えます。車体前面のA20の星章と銘板のモールドを削り取る指示がありますが、これは中国人民解放軍車輌に仕上げるための工程なので、日本軍車輌に仕上げる今回の製作では削り取らないでおきます。
またA18とA19ではA18を選びます。ピストルポートは全て閉状態であるためです。
組み立て前の状態。
組み上がりました。
次の工程に進んでパーツを切り出して準備しました。
組み上がりました。前に作った久保田車と同じ工程なので、組み立てガイドを見なくても覚えていてスムーズに進みました。同じ車輌のキットを連続で作るのは、組み立ての段取りを覚えているために、全体作業量が削減出来て楽に感じます。塗装するうえでもまとめて行なうので、塗装時間が短縮出来ますし、塗料の節約にもなります。
ステップ5では車輪類を組み付けます。私の製作では車輪は全て塗装後に組み付けますので、ここでは車輪以外のパーツを取り付けます。
ということで、車輪以外のパーツを取り付けるべく準備しました。
組み上がりました。このサスペンションダンパーの組み立てに関しても、今回のドラゴンのキットは楽に出来たという感触があります。パーツの肉厚があるため、タミヤやファインモールドのようにパーツが華奢で破損の危険におびえることがありませんでした。この精神的負荷の差というのは、プラモデルの製作においてはけっこう重要だったりします。
ステップ6から車体の組み立てに入ります。上下の車体を組み合わせ、左右のフェンダーを取り付け、排気管を組み立てます。この段階で一気に車体が形になってきます。
このガイド図ではF1とF17の表記が逆です。またA38、MA3、MA4、MA15、MA16は劇中車に見えませんので不要です。
組み立て前の状態。
組み上がった状態。
排気管カバーはエッチングパーツですが、治具を使って難なく成形してセットしました。
ステップ7ではエンジンフードの範囲を組み立てます。エッチングパーツのMA11、MA12は完成後は見えなくなるので省きます。
パーツを切り出す際に、次のステップ8のパーツの一部も一緒に切り出して保管しました。
組み上がりました。 (続く)