気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 九七式中戦車(久保田車) 完成です!!

2025年02月01日 | ガルパン模型制作記

 組み立て完了から一か月ほど保管し、次に製作した名倉車の組み立て完了を待って、2輌をまとめて塗装しました。私の製作において知波単学園チーム車輌は塗装カラーを統一しますので、茶色カラーはミスターカラースプレーの43番ウッドブラウンで吹き付け、迷彩のうちの緑色は525番、522番は土地色にて筆塗りしました。迷彩パターンは劇中車およびガルパンアハトゥンクの公式設定資料図を参考にしました。

 

 続いて主砲の砲身部分と基部を55番のカーキで塗りました。

 

 この3色迷彩の状態で一日置いて乾燥させました。

 

 分断色の黄帯を4番の黄色で塗りました。塗料の粘度を上げてから塗りましたので、一回で上図のように仕上がりました。久保田車の黄帯は僚車のよりもやや太いので、それに合わせました。

 

 車輪類を取り付けました。順番を間違えないように気をつけました。車体の迷彩と転輪の色分けは必ずしも繋がっていませんが、とにかく劇中車に合わせておきました。

 

 車外装備品のうち、左側面にセットされる鶴嘴とシャベルを取り付けました。木製部分は44番のタン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 右側面にはジャッキとパールを取り付けました。ジャッキは55番のカーキで塗りました。パールは28番の黒鉄色で塗りました。

 

 28番の黒鉄色で塗装した履帯を装着しました。今回のドラゴンキットの履帯パーツは部分連結式で、曲げを付ける治具も付いていて組み易かったのですが、連結部のモールドとダボ穴がしっかりしているために塗装後の取り付けも驚くほどスムーズでした。

 

 背面のワイヤー、ワイヤー固定具のパーツを取り付けました。ワイヤーは28番の黒鉄色で塗り、三色信号灯の右灯は47番のクリアーレッドで塗りました。三色信号灯の中央灯は525番の緑、左灯は49番のクリアーオレンジです。停止灯はワイヤーに隠れてしまっていますが、47番のクリアーレッドで塗りました。

 

 車体に砲塔をセットして、迷彩模様の繋がりをチェックし、ずれたりしている箇所はタッチアップして修正しました。

 

 今回の久保田車は迷彩パターンが西絹代車に似ていますが、分断色の黄帯は曲がりくねっていなくてストレートに近いため、塗り易かったです。

 

 校章マークは砲塔の左右側面にあります。モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.8」に知波単学園チームの校章マークが豊富にありますので、サイズを測って適当なのを選んで貼りました。

 

 最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 なかなか良い雰囲気です。車体各所の有頭鋲がそれらしい感じで日本戦車らしさを醸し出しています。履帯のたるみ具合もリアルです。

 

 九七式中戦車の適応キットはタミヤ、ファインモールド、ドラゴンの3種類が知られるので、作り比べてみようと旧砲塔タイプと新砲塔タイプとを3輌ずつ、3社の製品で順に製作しましたが、今回のドラゴンの製品が全体的に日本軍戦車らしさをよく表現しているように思いました。

 個人的な感想を述べますと、タミヤはさすがに昔の製品なので細部に甘い所があり、ファインモールドは細部に拘るあまりに全体的にモールドが繊細に傾いて全体に華奢な感じがあります。今回のドラゴンの製品が細部表現、モールド、雰囲気において最も実車に近い雰囲気をまとっているように感じます。3社の製品の中では一番新しいキットであり、最新の考証なども盛り込まれているからでしょう。

 

 以上で、知波単学園チームの久保田りんの搭乗車、九七式中戦車チハ(旧砲塔)が最終章仕様にて完成しました。製作期間は、2022年5月17日から20日まででした。組み立ては5月20日に完了し、次に製作した名倉車の組み立て完了まで保管して、7月11日から7月19日まで名倉車とともに塗装しました。

 迷彩塗装は、一色ずつ塗って乾燥させ、更に1日寝かせた後に次の色を重ねる、という方法でゆっくり進めましたので、塗装だけで9日を要しました。塗装後の組み立てには1日を要しました。
 数あるガルパン車輌のなかで、知波単学園チームの戦車は最も迷彩が複雑で塗り分けも車輪や装備品にも及ぶので、組み立てよりも塗装が大変です。逆に言えば、知波単学園チームの車輌の迷彩がこなせれば、他の車輌の塗装が楽に思えてくるでしょう。

 使用キットはドラゴンですが、最近の新製品であり、作り易さや扱いやすさに重点が置かれてパーツも適切な数におさえられ、組み立て易いキットになっています。履帯も部分連結式で、たるみを付けるための治具も付いていて、組み合わせ部の凹凸がしっかりしていて繋ぎやすい造りになっています。

 総じて、九七式中戦車の適応キットとしては、現時点で最上の製品ではないかと思います。が、生産数および流通量が少ないためか、模型店ではなかなか見かけず入手も困難なほうに属するようで、それのみが残念な点です。

 


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