快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

漆塗りのVaio

2006年07月03日 | その他のアレ
君主「・・・・で、試験はどうだったんです?」
戯休「・・・・話続くんかい!? 勘弁してくれよ・・・・。」
女王「八月になれば判ることですし、とりあえずは良いではないですか?」
戯休「うう・・・・。 あんた、エエ人や・・・・。」
姫「そうですわね。 残念会は八月まで我慢しましょうか・・・。」
戯休「!!??」
執事「・・・・・容赦ないですな・・・。」
侍「・・・・・・・ヒデェ・・・。」
修道女「でも、この間も話に出ましたが、資格を持つのはやっぱり良い事ですし。」
戯休「出来る事なら受かっていたいものだけど・・・・。 受かった所で二次試験があるんだけどな。」
司祭「クックック・・・。 それは面倒くさいですね?」
姫「受かっていれば二次試験、落ちていれば二級の試験という事ですわね。」
執事「しばらくはコンスタントに試験があるのですなぁ・・・。」
戯休「俺等は手に職を持つといっても、証明できるのは確かに資格だけだからな。」
女王「試験面接に建物を持っていく訳には行きませんからね。」
修道女「そういう意味では作品が持ち運べる方などは比較的実力がアピール出来る事になるんでしょうか?」
君主「漫画の持ち込みとか、な。」
侍「逆に言い訳出来ない事態に陥る可能性もあるけどな。 やはり一長一短かな。」
姫「そういえば、今日こんな記事がありましたわ。『DVD200万台突破スーパー・サンクス・キャンペーン』だそうですよ?」



侍「へぇ・・・。綺麗なもんだ・・・。」
姫「いやですわ、侍様♪」
修道女「・・・・姫様の事ではありませんので。」
姫「むー。」
女王「ベタな小話はともかく、中々に雅ですね。」
執事 『・・・しれっとキッツイですな。』
司祭 『ククッ・・。 我々も注意しませんと・・・。』
君主「ドライブだけ漆塗りにしてもどうかとは思うが・・・。 キャンペーンの試みとしては面白い。」
戯休「そういえばさ、ウチの家族って、結構木曽福島に行ったりするんだが、そこに懇意にさせてもらってるお店があるんだ。 そこで昔、漆塗り仕上のVaioを見せて貰ったのを思い出したわ。」
侍「漆塗りのVaio!? にわかには信じられませんが・・・。」
姫「よりにもよってVaioというのが余計に信じがたいですわ・・・。」
修道女「実は見本とかで、販売はしてなかったとか?」
戯休「いや、してた。 ソニーから許可が下りたんだって。 それ自体がビックリだよな。」
女王「PCにも塗れるものなんですね・・・。」
戯休「結構塗れるんじゃない? そこでは色々な物への塗装について相談にのりますってあったけど・・・。 伝統の上に胡坐をかかずにアイデアを出すその姿勢が何より凄いと思ったな。」
執事「ふぅむ・・。 これこそ手に職を持つという事ですかな・・。」
君主「いや、間違いなくそれ以上だろう。 とかく伝統工芸は保守的なのが殆どだし、そうでなくては守れないものもあるからな。」
司祭「ククッ・・・。 実物を見てみたかったですね・・。」
修道女「どんな感じに仕上がってたんですか?」
戯休「元はB5ノートだったな。 505だったと思う。 で、天板及び液晶ディスプレイ周りは赤い漆、キーボード周りや下部は黒い漆だったっけな・・・。 天板の蒔絵も良かった。 Vaioロゴを残しつつ、質素に仕上てあったな。」
姫「まあまあ、確かに素敵ですわ・・・。」
女王「もう販売していないんでしょうか・・・。」
戯休「どうだろう? 実際に塗っている物を販売はしてないかもね。」
君主「しかし、個人的に持ち込んで塗って貰う事は可能なんですね?」
戯休「可能だろうけど、きっと保証が利かなくなるんじゃないかな。」
執事「では、前述の物はどうだったんですかな?」
戯休「それは正式な認可品だから、ちゃんと修理してくれるってあったよ?」
侍「あ、値段はどうだったんです?」
戯休「そりゃあしたと思うよ? でも、そのフルセットで40万位だったような・・? うろ覚えですまんけど。」
姫「安くは有りませんけど、納得できる値段ですわ。」
戯休「そこもそうだけど、結構檜の風呂に塗るって言う依頼が大きいらしくてね。 成程、其処じゃないけどもネットとかでそんな見積もりをしますっていうのがあったよ。」
司祭「浴槽にですか・・・。 アレルギーの方は注意が必要ですね?」
君主「いや、それぐらいは影響はないんじゃないか?」
修道女「そんなことはありませんよ。 どんなに微量でも、アレルギーを持たれている方にとっては大問題です。 量云々ではないです。」
侍「そうなると、PCでも問題がある場合があるって事か・・・。」
戯休「うん。 綺麗だからって何でもかんでもって訳にはいかないね。」
司祭「主殿は何か塗って貰いたい物でもありますか?」
戯休「俺? そうね・・・。 君主を塗って貰いたいなとは思う。」
君主「俺、ですか? 何故?」
侍「そりゃあ、如何せん無骨だしな、外見。 まぁ俺も人の事は言えないけど。」
修道女「でも、私達の中では一番適役ですよね。 下地も木製ですし。」
執事「そうですな。 側面などは段も模様もないですからな。 漆で仕上がっていればさぞや美しいでしょうな。」
姫「私、ピンクの漆が良いと思いますわ♪」
女王 『娘よ、そんな漆はありませんから・・・・』
君主「いや、だからといって・・・。 勘弁して下さい。」
戯休「勿論しないよ。 音にもかなり影響するだろうし。 良くなるかも、というよりは悪い方へ転ぶ可能性が高そうだしね。 何より、残念ながら支払えるだけの資金が折り合いつかないだろう。」
司祭「ククッ・・。 成程。 美しさは認めるものの、実際の金額に見合う価値までは見出せないというわけですね?」
戯休「残念ながら。 大体、フロア型のスピーカーを塗ったら幾らするか恐ろしくて考えられないよ。 それだけの金が揃えられるなら、別の有効利用があるって事さ。」
修道女「残念ですね。 それも綺麗でしょうけど・・・。」
戯休「幸運なことに、俺は漆のアレルギーは無い。 だから器とか箸とか、そういった日常品で触れ合う事ができる。 それで十分じゃない。」
侍「そうですね・・・。 でもパソコンはやっぱり良いって思いますよ。」
姫「出来ないのを承知で提案しますけど、MacBookPro等如何でしょうか? きっとお似合いだと思いますわ♪」
修道女「あ、いいですね。 あのようにフラットな面が多いデザインなら映えますよ、きっと。」
戯休「そういった、本質とは無関係な所に投資できるようになって、初めて景気も上向きって言える様な気がするな。」
君主「本質とは無関係ですが、所有する満足度は格段に上がりますからね。」
女王「安ければ良いと言う事ではないですから。」
侍「情けは人の為ならずという言葉があるよな。 お金もそういった趣味にに投資する事で市場が動いて、いつかは自分の業界を潤してくれるかもしれない。」
戯休「乱暴な言い方だけどな。 でも、どこかでお金が動かないと停滞した経済は動かない。 それは本当だよな。」
司祭「ククッ・・。 二人とも、オヤジ臭いですよ?」
戯休・侍「・・・・ほっとけや。」


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