房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

12年前

2007-01-18 21:42:42 | 神戸
12年前、おっちゃんは千葉市の花の博覧会の仕事で海浜幕張にいました。

まだ、ママとは知り合っていないときです。

ママは、実家の東灘区から出て大阪よりの西宮市に住んでいたそうです。


朝のニュースで京都で震度5。


上司が淡路から出てきた人で、両親兄弟が淡路に住んでいます。

上司の奥さんから、ポケベルが入り、

奥さんから「震源は淡路で震度7。三宮は壊滅状態。」と知らされ、

上司は、何度も公衆電話に走って連絡するも電話がつながらりません。

淡路・神戸の情報はラジオ以外に入ってこない。

15時前に連絡がとれて、全員無事で被害もそんなになかったと言う事で、

みんなで、「よかったね」と声を掛け合いました。


それでも、大都市の地震被害など日本中誰も経験も想像もしたことがなかったから、

ラジオから伝わってくる、どんどん増えてくる被害者の人数からは、

神戸はどうなってるか想像も出来なかったです。


夕方、会社に戻ってテレビをつけると、

都市が燃えている!

高速道路が倒れている!

「そんな・・・」みんな言葉が出ませんでした。


千葉は、1987年に震度5の千葉東方沖地震を経験していましたから、

地震に対して他人事ではなく、千葉の街とオーバーラップさせていました。

それは、日本人全員がいつ大地震が起きてもおかしくないと思ったはずです。


しかし、残念ながら、その逆の、

自分の町は大丈夫とも思ったはずです。


神戸のあと、仙台、新潟、博多・・・


神戸の教訓を行政が真剣に考えて欲しいと思います。



千葉市の地震対策費は2600万円です。

90万市民にひとりあたり30円弱の予算です。

マリンスタジアム等の施設使用料からの収入は年間70億円です。


たぶん全国の行政は、1月17日だけのモニュメントの教訓で、

市民を守る教訓になっていないのでしょう。


もう一度、大地震は日本全国いつどこで起こってもおかしくなく、

市民がひとりひとりが出来ることには限度があることを、

この日に、分かって欲しいです。


話しが、脱線してしまいすみませんでした。



  


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