房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

アメリカイヌホウズキ(亜米利加犬酸漿)

2018-10-14 10:14:21 | 写真
いつもの散歩コースからちょっと違う、ただわき道をちょっと入っただけで見慣れない植物を目にすることがあります。
アメリカイヌホウズキが、ひと株ありました。
北アメリカ原産のイヌホウズキです。ナス科ナス属の一年草の帰化植物です。1951年に兵庫県尼崎市で見つかったのが最初と言われていますので割りと新しい帰化植物ですね。

花を見ればナス科とすぐにわかります。葉っぱはホウズキに似ています。
イヌホウズキのイヌは「否・イナ」からきているらしいです。イナ・ホウズキがイヌホウズキですね。「似ているけどホウズキではない」と言うことらしいですけど、それならわざわざ「イヌ」を付けなくてまったく違う名前を付けてあげればよかったのにと思います。

「ナス科は毒がある草」と言われるようにこのイヌホウズキ・アメリカイヌホウズキも全草有毒です。全草とは、根・茎・葉・実すべてをさしますので注意してください。



イヌホウズキとアメリカイヌホウズキの区別はつきにくいです。

写真のようにガクが反っていないのがアメリカイヌホウズキです。イヌホウズキは反り返っています。



写真のように花がひとつのところから分かれているように見えるのがアメリカイヌホウズキです。イヌホウズキは列をなすようにわかれています。

実が球形で光沢があるのもアメリカイヌホウズキの特徴です。イヌホウズキは少し縦長の球形の実をつけます。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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