3月4日(土)9時10分に起きる。少し寒いが、外は気持ちの良い穏やかな晴天。
春はもう後戻りせず、定着したかな。
午後1時過ぎから、タイガースVSオリックスのオープン戦をテレビ観戦。沖縄のキ
ャンプを打ち上げ、甲子園にお目見えのタイガースがオリックスを迎えての一戦だ
ったが、打線が振るわず、4-2で負ける。
スタンドには久しぶりのトラ戦士を見ようと、たくさんファンが詰めかけたのに、
残念だった。声出し応援鳴り物もOKになったとかで、活発な声援が茶の間にも伝
わり、負け試合だったけど気持ちよかった。まあ、徐々に調子を上げて、開幕本
番に間に合えばよろしい。
5日(日)9時起きる。薄曇りで少し冷たいが、午後からの暖かい日差しを予感さ
せる朝だ。
今日は一日中ほとんど外出もせず、読みかけの文庫本を手に取り、過ごす。日曜日
の主夫業返上の日は、メリハリのない時間をだらだら過ごしたので、なんとなく罪
悪感がする。
Yahooニュースによると、名作絵本「モチモチの木」(岩崎書店)の滝平二郎さん
の表紙絵をプリントしたTシャツが、評判になってよく売れているそうだ。購買者
は30~40代前半の男性が主で、絵本を読んだ(読んでもらった)ノスタルジーを
感じて買っているとTシャツ開発者は、ブームを分析しているという。
我が家でも子供が小さかった頃、毎晩読まされた懐かしい絵本。段ボールにしまっ
ていたのを取り出して読んだ。
夜中にセッチン(トイレ)にも行けない臆病な5歳の豆太が、大事なジサマァの急病
で怖い夜道を寝巻とはだしのまま駆けて、医者を連れてくる。読み聞かせる子供たち
も、豆太と必死に掛けたのだろうか。何度読まされたことか。
同じ段ボール箱に、ウクライナ民話の「てぶくろ」、ロシアの「おおきなかぶ」「マ
ーシャとくま」(いずれも福音館書店)などの絵本もあった。
ロシア、ウクライナともに豊かな民話の国。トルストイをはじめロシアの作家や作曲
家は民話で育ち、国民の意識形成にも民話なしには考えられないといわれる。
絵本を見ながら、プーチンの無茶苦茶な侵略で、破壊と殺戮が繰り返されているウク
ライナに、思いを馳せる。
<「モチモチの木」の表紙絵>
<ページを開くと・・・>
<ロシア、ウクライナの民話絵本>