3月22日(水)8時に起きて、さっそくWBC テレビ中継を見る。予想通りの手に汗
を握る緊迫したゲーム。1点先制されたすぐ裏で、村上の本塁打などで逆転、すごい。
ダルビッシュがホームランを打たれて1点差に詰め寄られたが、3-2で逃げ切った。
最終回に二刀流の大谷投手が登板。9回裏の2死で迎えた打者は大谷選手のチームメ
イトで、アメリカ軍団の主将を務めるトラウト選手。大谷投手が見事に三振で仕留め
たときは、鳥肌立ったねえ。一人で観戦していたが、大声で「やったー」と叫んで、
拍手喝さいしていた。
今回のWBCではヒーローは大谷、ヌートバー、村上、岡本の各選手たちが挙げられる
が、私は最大のヒーロー(MVP)は栗山監督だと思う。全戦全勝したのは、選手たち
の活躍はもちろんだけど、選手起用から作戦・指揮した栗山監督の手腕も特筆に値す
る。その栗山監督は辞任するという。本当のご苦労様でした。
試合後、高ぶっていた気持ちおさまって、体中の力が抜けてしまった。でも心地よい。
<WBC優勝、カナも応援していたネ>
<岩合さんの世界ネコ歩きにも興味>
気分よく夕餉の食材買い出し。今夜は豚肉の生姜焼き、キノコのアビージョ(ハイカ
ラな名前だねえ)、焼きナスの焼肉タレ煮(ブロガーさんの献立をまねて)、サツマイ
モのレモン煮、惣菜1点。
23日(木)9時半に起きて雨戸を開けたら、小雨が降っている。菜種梅雨と言うか
ら、こんな一日になるという。
WBCを制覇した侍ジャパンの快挙で日本列島がまだ興奮冷めやらない中、岸田首相がウ
クライナから帰国した。
今回のウクライナ電撃訪問、よくやったというべきだろう。G7の議長国としての義務
感もあったろうけど、インド公式訪問の帰途、密かに民間ジェット機に乗りかえてのポ
ーランド経由してウクライナ首都キーウへ。ゼレンスキー大統領と会談し、帰国した。
安全対策上、側近のごく一部しか知らされなかった、典型的な隠密外交であった。
かつて隠密外交で、国を動かした日本の首相は2人いる。
中国を訪問、毛沢東主席、周恩来首相と会談し懸案の日中国交を開いた田中角栄首相
(当時)、日本国民を拉致して厳しく対立している北朝鮮に乗り込み、日朝首脳会談
して金正日に日本人13人を拉致したことを認め謝罪させ、5人を帰国させた小泉純
一郎首相(当時)。
岸田さんの電撃訪問も、危険を顧みず戦火のウクライナに乗り込み、ゼレンスキー大統
領に復興支援の約束をしたことは評価されるべきだ。この訪問が、どのような実を結ぶ
か待たなければならないが、破壊しつくされたウクライナの復興に必ず役立ち、世界か
ら評価されるだろう。大震災や台風で破壊された街やインフラ復興事業は、経験済みだ
から。