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ウクライナ人国際政治学者のグレンコ・アンドリー氏(35)が17日、ツイッターを更新。親露派で知られる日本維新の会・鈴木宗男参院議員の主張に反論した。
宗男氏は16日、自身のブログに「ウクライナ紛争の報道で、ロシアが攻撃しウクライナ人が何人亡くなったというニュースは出るが、ウクライナの攻撃によりロシア兵、ロシア人が何人死んだというニュースは出ない。
メディアは公平とか公正を旨としてと、よく使うがウクライナ問題に関しては圧倒的にウクライナの報道量が多いと感じる。
こうした流れに視聴者も段々引きずられ、ウクライナに同情が寄る面が出てくるのではないか」と記し、〝ウクライナ寄り〟の報道に不満を記した。
かねて宗男氏の発言に異論を唱えているグレンコ氏は「これもまた、すごい出鱈目を平気で言いますね。責任が問われない事を知っているからです」とツイート。
「ロシア人の死者をウクライナ軍は毎日発表し、毎日メディアに取り上げます。(ただ、敵の被害を多く見積もるのは戦争の常識だから、その数字を3、4割減で見た方がいい)」と反論した。
続けて「もし民間人の死者について言うなら、そもそもそれは少ないので、ないものを取り上げようがありません。
出る時は取り上げられています。
なぜ少ないかというと、ウクライナは軍事施設しか攻撃しないので、ロシア民間人の死者は基本的に出ません。
それに対して露は常に集中的にマンションを狙っています」と説明。
ウクライナとロシアの攻撃対象の違いを挙げ、宗男氏の主張に異論を唱えた。