世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

(^。^) 越冬ツバメ/森昌子

2023-01-05 17:25:36 | 連絡
(^。^) 滑舌 歌唱 腹筋トレ 脳トレ洋楽 足裏マッサージ 散歩 縄跳び 黒木瞳 舘ひろし 中村雅俊

(^。^) 越冬ツバメ/森昌子

 
 

(^。^)ボヘミアン/葛城ユキ

2023-01-05 17:20:24 | 連絡
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(^。^)ボヘミアン/葛城ユキ


 
 

(^。^)昭和枯れすすき/さくらと一郎

2023-01-05 17:16:00 | 連絡
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(^。^)木綿のハンカチーフ/太田裕美

2023-01-05 17:11:46 | 連絡
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(^。^)木綿のハンカチーフ/太田裕美


 
 

スターリン時代と変わらぬ、「絶望」のロシア兵運用法2022年12月25日高野凌 (定年バックパッカー)

2023-01-05 15:01:01 | 連絡
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高野凌 (たかの りょう)
定年バックパッカー
1953年、横浜生まれ。69歳。
神奈川県出身。
大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。
2014年春から海外放浪生活を始める。
放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。
ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。
身長170センチ、57キロ。
獅子座。
A型。
現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人

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筆者はバリ島に10月17日~12月15日の2カ月間滞在した。
12月1日までに見聞した亡命ロシア人については「ロシアン・コミュニティー潜入記(前半、後半)」の2回にわたり現地報告した。
その後2週間でさらにロシアン・コミュニティーの実態が浮かび上がってきたので追加報告する次第。
 なお、バリ島在住ロシア人の総数については諸説あるが、ウンガサンのゲストハウスで同宿したモスクワ出身カメラマンのN氏が事情通の在住ロシア人がしかるべき筋から聞いたという5万3000人が実態に近いと考える。
ウクライナ侵攻直後のバリ島在住ロシア人が3万人という現地新聞の数字から、その後の日々のロシア人入国者の状況を加味すると5万人超が妥当と思われる。
〇変貌するオーストラリア人天国のチャングー
バリ島のチャングはビーチリゾートとして開発されオーストラリア人を中心とする欧米系白人若者が毎晩乱痴気パーティーをする〝クレージー〟な地域として知られていた。
12月3日、昼前にスポーツバーを覗くと大型画面でストックカーのレースとクリケットを中継していた。
 30代のカップルがビールを飲みながら談笑していたので話を聞いた。
ポールとサラは典型的なオージー(オーストラリア人の愛称)でありメルボルンから休暇でバリに来た。
ちなみにスポーツバーの看板に出ていたAFLについて聞くとオーストラリアン・フットボール・リーグの略でありアメリカンじゃないと笑った。
このスポーツバーでは他にスーパーラグビー、ラグビー・チャンピオンシップなど豪州人向けのプログラムを中継している。
つまりこのスポーツバーは豪州人御用達なのだ。
2人は何度もチャングーに来ているが、今年はロシア人が圧倒的多数派となっていることに驚いたという
チャングーの閑静な住宅街の一角に幼稚園から10歳までの子供を預かるプレイ・スクールがある。
沢山の遊具を備えた室内遊戯施設があり、休日には一般開放している。
受付嬢によると本来近隣のオーストラリア人家族の子どもたちを対象にプレイ・スクールを開いたという。
しかしこのプレイ・スクールでも現在では半数以上がロシア人の子どもたちという。
土曜日の朝、インドネシア人が運転する大型四駆で乗り付けたのはロシア人の両親と子供たち3人だった。
〇富裕層専門不動産業者のお得意様はロシア人と中国人
チャングーの目抜き通りに洒落た不動産屋があった。
英語の屋号も洒落ており邦訳すると『贅沢な夢の隠れ家』となる。
素敵な女子が1人で留守番をしていた。
オーナーは英国人で海外の顧客回りをしているので、普段はセールスマネージャーのマニス嬢が1人で切り盛りしているという。
 この不動産会社は海外富裕層の我儘な要望に応えるべく設立されたもので、主としてネットを通じて海外顧客から引き合いがくる。
顧客の基本的要望に沿って物件を探し更に詳細要求に応じて改装・増築するという。
チャングーの中心地では新規物件はほとんど出て来ないので、最近は近隣の新興ビーチリゾートで地主と交渉してヴィラを建設することが多いという。
 オーナーは現在ヨットハーバーの建設を計画中とのこと。
地中海などの高級リゾートでは大型ヨットや豪華クルーザーが停泊できるヨットハーバーが必ずある。
何人かの富豪からの要望を受けて建設用地を物色している。
〇まる賃貸物件は月額家賃40~80万円が中心
今年はバリ島に移住してきたロシア人が投資目的で物件を探しており対面で交渉することも多くなったよし。
顧客としては多い順にロシア人、中国人、英国人、オーストラリア人という。ちなみに日本人は実績ゼロ。
韓国人家族とインド人ビジネスマンが先週物件を探しに来たが彼らの希望するレベルの物件は扱っていないのでお引取り願ったという。
賃貸物件は月額家賃40~80万円の価格帯を中心に扱っており、3日前にロシア人のヤングファミリーが2カ月契約(延長条項付き)で成約。
参考までに賃貸物件はバリ島では契約期間×月額家賃を一括前払いする商習慣である。かれらはドバイにも別荘を所有している富豪。
また昨日は中国本土の富豪の顧客から1~2ヘクタールの土地を探すよう依頼が来たので現在複数の地主に打診中とのこと。
1アールの土地でも地主は将来の値上がりを見越して売り惜しむので成約の可能性はほとんどないようだ。
〇コワーク・スペースで仕事に励むロシア人のデジタル・ノマド
インドネシア政府は海外のITエンジニアなどのいわゆるデジタル・ノマドを誘致するために『デジタル・ノマド・ビザ』を創設するべく準備中である。
2023年春には正式に導入される見通しだ
バリ島にはこうしたデジタル・ノマドの需要に応じてコワーク・スペースを備えたカフェ・レストランが多数ある。
筆者が面談した亡命ロシア人の半数近くはこうしたデジタル・ノマドであった。ITエンジニア、プログラマー、ウェブデザイナー、グラフィック・デザイナー、フォトグラファー、テレマーケッター、ネット広告デザイナーなど多岐にわたった。
ビーチ近くのカフェ・レストランは急増するロシア人デジタル・ノマドを受け容れるべく改装中であった。
チャングーの閑静なエリアにある、その名も『トロピカル・ノマド』という地元では有名なカフェ・レストランでは、12月上旬の時点で毎日平均60人~80人の来客があるが、そのうちロシア人デジタル・ノマドは70%程度とのこと。
筆者が訪問した時も2人のロシア青年がPCでテレビ会議をしていた。
またロシアン・カップルがガーデンテラスでゆったりとPCで作業していた。
 ガーデンおよび1階の屋内エリアは規則上お喋りもOKであるが、客はほぼ全員PC画面に向かって黙々と作業中であった。
2階は貸切のプライベート・ルーム。
マネージャーによると12月中旬から1月の繁忙期は毎日平均200~250人のデジタル・ノマドが訪れると見込んでいるという。
〇不動産投資の儲け話に群がるロシア人
12月4日。ハバロフスク出身のエンジニアY君34歳は同宿のアラフォーのロシア人夫婦と一緒に不動産投資の説明会に出かけた。
翌日Y君に聞くと、プレゼンターはバリ島在住のリトアニア人で20人の参加者は全員ロシア人。
案件はチャングー近くの新興ビーチリゾートに25年の長期契約で土地を借りてヴィラ15棟を建設して、一部を販売し残りをリースするという不動産投資プロジェクト。 
バリ島のあちこちに不動産開発業者によるホテル、ヴィラ、ゲストハウスなどの開発プロジェクトの看板が出ており出資者を募っている。
参考までにインドネシアでは外国人の土地所有は禁止されているので外国人投資家の場合は25年契約で土地を借りてホテルやヴィラを建てるのが一般的である。
 Y君によると質疑応答の大半はこうしたインドネシアの法律的制約に関するものであったという。
年率30%の投資収益が期待できるという触れ込みで参加者のロシア人は熱心に質問していたと。
投資セミナーの最前列に陣取った全身入れ墨のスキンヘッドの〝新ロシア人〟(ソビエト崩壊後に暴力でのし上がったロシアン・マフィアを意味する呼称らしい)が騙されまいと要所要所で怖い顔で詰問したおかげで、プレゼンターがバカ丁寧に説明してくれたので、Y君もインドネシアの不動産関係法律や取引慣行が理解できたと喜んでいた。
Y君の友人夫婦は投資することを決めたそうだ。
〇バリ島の不動産投資に群がるロシア人は亡国の非国民なのか
 ロシアン・マフィアやオリガルヒのように非合法にロシア国内で収奪した富を海外に投資するのは自己の保身が目的であろう。
しかしY君の友人夫婦のように合法的に営々と貯めた資金を海外の不動産投資につぎ込むというのはロシアという国家の将来を見限ったということであろう。
 ウクライナ侵攻後に国外脱出したロシア人は1600万人とも報道されているが、持ち出した資金のうち海外に投資される金額は莫大であろう。
国民の資産が国家の再建に向かわず海外に資本逃避する国家に未来はない。
 筆者は1987年から3年半イランに駐在した。
イランでは1978年のイスラム革命で数百万人もの富裕層が財産を持って米国や欧州に亡命した。
その後イランの革命政権は再三にわたり富裕層の帰国と国内投資を呼びかけたが、当然ながら亡命イラン人は革命政権の要請を無視した。
現在でも多少なりとも財産を持つ階層は海外投資に熱心であると聞く。
イラン経済が何年経っても低迷している所以である。
〇ロシアはスターリン時代から何も進歩していない

12月4日。サヌールへ移動するためY君と別れの挨拶をした。
ハバロフスク出身の朴訥なエンジニアであるY君はロシアの現実を悲観していた。
ロシア・ウクライナ双方からのニュースを毎日フォローしているY君は、
ロシアの悪名高い民間軍事会社ワグネルが囚人部隊を編成して前線に投入していると語った。
ワグネルは囚人に対して戦時ボーナス支給と服役免除を約束して戦闘に参加させている。
 実際の前線での戦闘では、ウクライナ軍に突撃を命じられた囚人兵はバタバタと倒れるが撤退できない。
囚人部隊の背後にはワグネルとロシア軍の督戦隊が機銃を構えて控えており、後退すれば背後から銃撃されるからだ。
第二次世界大戦でジューコフ将軍率いる赤軍が、ナチスドイツ軍に対して用いた特攻作戦と全く変わらないとY君は憤った。
独裁者スターリンにとって農村から徴収した貧しい若者が何人死のうとも問題ではなく、自分の地位と権威を保つために共産党の政治将校が率いる督戦隊による恐怖の恫喝で赤軍兵士を戦わせたという。
 戦後権力の座についてスターリン批判を展開したフルシチョフは、そうした督戦隊の政治将校だったとのこと。
 現代のウクライナ侵攻でもプーチンの地位保全のため、囚人兵や無理矢理徴兵された若者が督戦隊の銃撃に怯えながら前線に立たされている。
ロシアは80年経っても何も変わっていないとY君は肩を落とした。
以上 後半に続く