今年は、ここまでです。
第19話は、 「 真の才能 」 というタイトルで、
ハリソンさんが甥っ子ジョージさんの家で、
フランスとイタリア旅行の計画を述べて協力を得られる話と、
去年の年末に、第14話で出て来た、
あのベケット書店の意地悪っこ~い、
出版部門責任者さんとの和解の話が描かれます。
で、その先は、第1部フランス通過編完結までに、あと4話ほど残っていて、
〈 第20話 〉
プロヴァンスに一行は入りますが、
ハリソンさんが風邪を発病、
従者マルセル君が再登場して、
「 トイレの神様 」
しちゃいます。
〈 第21話 〉
マルセル君が薬屋さんで買った飲み薬の包み紙に書いてある文章を、
ハリソンさんが気になって仕方がなく、
続きを探して来いとマルセル君にワガママを言うのでした。
〈 第22話 〉
マルセル君は薬屋の娘と親しくなり、
娘はマルセル君からハリソンさんが作家だと聞いて、
自分の不幸話を聞いてもらおうとするのでした。
〈 第23話 〉
マルセイユでイタリア行きの船を待つ一行は、
パリへと向かう旅ピン芸人の青年と出会います。
才能があると見込んだハリソンさんは、
青年に援助を申し出、
マリアンヌさんが勤めているカフェ・ブルトンへ行くようにと
言うのでした。
…なんだけど、ネームはとっくにできてんだけど、
絵はこれから描く予定なんだぜ~。
それなのに、作画者の尼将軍さんが、
ユージン様みたいにさ、
「 私は外国の歴史モンじゃなくて、日本の等身大の女性を主人公にした漫画が描きたくなったのっ! 」
― なーんて、言いだしているのでした。
どーやら、転職を繰り返し、次から次へと来る縁談を破談にしまくる、
猫飼いで、破壊派無頼アンOLを描きたいらしい。
全然今風のフツーのOLっぽくねーよ!
ま~、来年、できる限りの事はやってみます。
で、この4話のどこかで、トリストラム・シャンディさんの正体が半分くらい分かる事となります。
第19話 「 真の才能 」 は、1月1日 ( 土 ) に予告編、
本編は、1月2日 ( 日 ) に開始する予定です。
去年は、暗いトーンで終わりましたが、今年はほのぼのトーンで終われました。
それでは、よいお年を。