漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

第14話 おまけ

2009年06月27日 17時38分36秒 | 第14話/黄昏のエア
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 第17話から作画の方は、完全に尼将軍様におまかせする事にしました。

 第17話では、この物語のメイン・ヒロインが登場すると前に書きましたが、 
彼女がその 「 スプレー白薔薇の君 」
もしくは、 「 うなだれた聖母百合の君 」 です。

 彼女、小柄でマッコテ可愛らしい容姿なのですが、
抱っころりんしているのはライオンのお子ちゃまで、
後には、 「 親ライオンさえビビらせた 」 という伝説を轟かせてしまったくらいの、
すごい気の強さの持ち主なのでした。

第14話登場人物紹介

2009年06月27日 17時38分22秒 | 第14話/黄昏のエア


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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 「 めぐり逢う魂 」 は、第7話にも書きましたが、
シドニー・ソーホーさんが、60年の年始に発表して、
トリストラム・シャンディさんに売り上げが大負けしてしまったという、
内容はほとんど 「 18世紀英国版冬のソナタ 」 といった純愛小説です。

 アラベラさん、インド在住時代の実らなかった悲しい初恋と、
両親から受け続けた理不尽な仕打ちへの恨みが原因で、
現在の彼女の周りにいる心優しき人達を振り回し、
チョン・ユジンさんのように自覚もなしに 「 魔性の女 」 となってしまっているのでした。

第14話は7月4日 ( 土 ) からの開始予定です。


第14話/黄昏のエア 予告編

2009年06月27日 17時37分59秒 | 第14話/黄昏のエア

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



川べりに腰掛けて
遠くに沈む夕陽を
黙って見つめていた
もう二度と恋などしないと

日が暮れて
夕闇も鐘の響く街を
優しく包み込んで
ああ、鳥たちも岸へと帰る

喜びも悲しみも
最後の輝きの中へ
溶けて行く

光る星
ひとり辿る家路
あの橋を渡って



 ハリソンさんは、アラベラさんの書いたこの詩、
「 黄昏のエア ( アリア ) 」 を読み、
果たして彼女が自分に恋をしているのか不安を感じるのでした。