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あの林檎で万有引力を発見したという伝説のある、
理数系が苦手な人々にすら超有名な、英国の物理学者・数学者です。
伝説の林檎の木の枝が、「挿し木用に何処何処に贈られた。」
なんてニュースを聞く事がありますが、「果実は食ったらマズイ」とも聞いた事があります。
砂糖とレモン汁を大量にブッかけて焼き林檎にして、シナモンまぶしても食べられたモンじゃないのでしょうか?
作者は試してみたいのですが…。
先週、大家さんの奥さんから林檎を2つもらいましたが、
ジョナゴールドではなくて、歯応えが固い品種なので、
焼き林檎にしようと思いつつ、ニュートンさんの林檎にも思いを馳せてみるのでした。
「トリシャンカノ紳version.」の中では、ウォルター・シャンディが妻のエリザベスに対して、
田舎で主治医の力を借りて次男を産むようにと説得する時に、ニュートンの言葉が引き合いに出されます。
「科学は産みの苦しみそのものを減らす事はできないとしても、危険を減らす事はできるのだ。」
とウォルターが言うのですが、それに対してエリザベスは、
「― それは神様がお許しになられたのかしらね?」
と言い返すのです。そしてウォルターは、
「科学とは神が人間に与えた物だ!かの偉大なるニュートンも、
〈科学の一歩一歩は我らに神の存在を知らせてくれる。それ故に科学は尊い。〉と言っているぞ!」
と喚くのでした。
エリザベスときたら、「そんな人知らない。いつの何処の人?」
なんて事言っちゃってるのでした。
ウォルターは、
「何を言うかバカタレめが!英国の歴史的著名人の上位10名に絶対入るだろうし、今でも生きておるわ!」
と憤慨するのでした。
エリザベスは、しょーもない夫の扱いには慣れているので、
「あ、そっ。」
とそっけない調子でその場を済ませ、テラスで椅子に座って刺繍をしていたのですが、
「寒くなって来て、体にさわるから中に入る。」
と言って、そそくさと立ち去ってしまい、椅子の片付けはウォルターにさせてしまうのでした。
ニュートンさんが子供の頃というと17世紀の半ばで、「魔女狩り」や「宗教裁判」が欧州で最盛期でした。
ハリソンさんの生きていた頃には、「啓蒙思想」やら「科学の発展」などによって、
人々の心理に変化が起こり、大分下火にはなって来ていました。
でも、実際は18世紀の終わりまで「魔女裁判」は行われていて、宗教裁判も1834年まで続くのでした。
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「最後の魔女」の名誉回復が行われたのが、この間ニュースになっていたな。
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拷問の上、公開で首を切られたんですって。
今だったらセクハラ+パワハラって事で、オヤジの方の首がぶっ飛ぶわよね。
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作者はありましたね。今は平和でいいわな~。
ランズバーグ夫人がそう思った理由については、後から埋めて行く事になると思います。
ハリソンさんは、何て答えるのでしょうか?
〈次回の更新予定は12月の6・7日〉