あの「グリコ森永事件」をもとにした小説が原作なんだとか…
未解決事件、どう解決つけるのでしょうか?
京都でテイラーやってる曽根は、
ある日、父の遺品からカセットテープと黒革の手帳を発見します。
黒革の手帳には、
英語がびっしり、頑張って読んでみたら、
オランダで起きたビール会社社長の誘拐事件と、
ギンガ、マンドウに関してのメモ…
カセットには幼い自分が流行歌歌ってて…なつかしーなと聞いてたら、
なぞメッセージをしゃべっとる。
調べていくと、
グリコ森永事件にたどり着き、
脅迫に使われた音声のうちの一つが、まさにそのカセットに吹き込まれた自分のボイスだったのでした。
黒革の手帳は父の兄のものではあるが…
身内が?
伯父が?
あの事件に?
曽根は苦しみ、真実をしろうと、父の幼なじみを訪ねます。
ちょうどその頃、
平成も終わりやし、今こそあの事件の真実を探そうや。
と、とある新聞社が企画し、
記者の阿久津が情報をもとにイギリスへ取材へ行きます。
で、
お互い出会い…
ほかの脅迫に使われた、犯人のうちの一人の子供である姉弟がいることを知ります。
色々複雑…
あの事件、
殺人は起こったわけでなし、身代金の受け取りもなし…
どーも、世間騒がせて、
株価下落させて…
(株でもーけるためにーやってたみたいよ?)
あの時代の前、
学生運動の若者が日本の権力に戦って敗れてな…
一発かましたろかい…的な感じで、
あんたの伯父さんが考案したんや。
あんたの声をカセット撮ったんだわたしや。
わたしも結婚するまえ学生運動の闘志でな。
伯父はんとは同志やったんや。
おとーはんには内緒やったが。
インテリと…
お金欲しさのヤクザが
間違ったケミカル起こして起きてしまった事件で、
内部抗争になり、仲間が殺され、
もう、終わりや。
イギリスへ逃げた伯父は、殺された仲間の妻子に金あげて、逃げ出させたと思っていましたが、その妻子はヤクザに捕まって地獄の日々を過ごしていたのでした…。
え?俺、悪いことしとらんが…
日本の権力と戦ったんやで?
😅
しとるやろ!!!
リベンジ…しても
新たな傷が増えるだけなんで、
誰も恨まず…
心にヴァルハラを持って生きたいと思いました。
考えさせられるお話でしたねぇ…。
姉弟の弟は、いまさらだけど、
幸せに
なって欲しい…。
中華料理店の老夫婦の元に戻って、幸せな家庭気づいて欲しい…
と思った次第でした。
(あ、でも実のオカンとも再会したなぁ〜)
面白い映画をありがとうございました😊