日曜日 02/13・朝刊朝日の切抜き 2011年02月13日 13時02分23秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問 11年2月13日 日曜日 02/13・朝刊朝日の切抜き 一面記事 エジプト関連
日曜日 02/13・各社社説 2011年02月13日 12時43分45秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問 11年2月13日 日曜日 02/13・各社社説 今日は6社全社がエジプト革命についての社説でその他は、日露外相会談が2社と日豪EPA関連の社説1社のみだった。 兎に角、エジプトは軍が中立を守ったので、あまり多くの血を流さずにすんだと言うことは喜ばしいことだといえる。 ネットの時代には入り、多くの情報が簡単に手に入る時、強権政治をしている多くの国々は戦々恐々としているのは間違いない。 一方日本の政治を眺めていると、昔のようにデモで政府を脅かす若者がいなくなったということは良いことなのだろうか。 老いると気持も体も萎えてくるのが情けない。 明日は、新聞休刊日なので各社社説はお休み 朝日新聞(社説) その1 エジプト革命―自由と民主主義の浸透を(全文はここからお入り下さい) 若者たちが立ち上がり、それに市民が合流した。30年続いた強権支配は18日間で崩れた。民衆の支持を失った権力者の哀れを印象づけたエジプトのムバラク大統領の辞任だった。 前夜に演説し、辞任を否定した。ところが翌日、副大統領から退陣を発表されることになった。 100万人の市民が連日、カイロのタハリール広場に集まって「大統領の辞任」を求めた。デモが全国に広がってはもつはずもない。20世紀末の東欧を思い起こさせる民衆革命である その2 日豪EPA―首相の決断は本物か 日本と豪州の経済連携協定(EPA)交渉が10カ月ぶりに再開した。4年前に始まった交渉は、豪州が強く求める牛肉や乳製品の関税撤廃を日本が拒んだため妥結のめどが立たず、棚上げ状態となっていた。 交渉の重みは以前よりずっと増している。菅直人首相が参加意欲をみせている環太平洋経済連携協定(TPP)の前哨戦だからだ。 読売新聞(社説) ムバラク辞任 文民政権への移行を速やかに(全文はここからお入り下さい) 30年の独裁に終止符が打たれた。国民の大統領退陣要求デモが続いたエジプトで、ムバラク大統領が辞任した。 「現代のファラオ」と呼ばれた権力者も、民衆のエネルギーに抗(あらが)うことはできなかった。 副大統領の発表によれば、大統領権限は軍の最高評議会に移譲された。政権移行プロセスは軍主導で進むことになる。 日露外相会談 「領土」前進へ粘り強く交渉を(全文はここからお入り下さい) モスクワで開かれた前原外相とラブロフ露外相との会談は、北方領土問題で双方が従来の主張を繰り返し、平行線をたどったまま終わった。 メドベージェフ大統領の北方領土訪問以来、日露関係は険悪さを増し、領土問題での進展は、期待しにくい状態に陥っている。 しかし、このまま放置しては、お互いの利益にはなるまい。あらゆる機会を見つけて協議を続け、解決の糸口を探るべきである。 毎日新聞(社説) エジプト革命 変わるアラブの模範に(全文はここからお入り下さい) まるで大河のようだ。膨れ上がる民衆が口々に大統領辞任を訴えて行進する。首都カイロの広場でも、大統領宮殿の前でも。これほど大規模で怒りのこもった集会を、アラブ世界では見たことがない。しかも、抗議行動は最後まで平和的だった。エジプトの市民たちが粘り強い抗議によって約30年に及ぶムバラク時代を終わらせ、新たな歴史のページを開いたことを高く評価したい。 ◇民衆の怒りを軽く見た ◇湾岸諸国の改革も必要 産経新聞(社説) 日露外相会談 共同開発拒否の姿勢貫け(全文はここからお入り下さい) モスクワで行われた日露外相会談で、前原誠司外相は「北方領土は日本固有の領土」として「法と正義」に基づく交渉を求めたが、ロシアのラブロフ外相は「受け入れられない」と拒み、完全な平行線に終わった。 北方四島の軍備増強など実効支配を強化し領土問題を棚上げするロシアの姿勢を一層鮮明にしたが、日本は歴史を捏造(ねつぞう)した不法占拠の固定化を許してはならない。領土問題の「国際化」などを進める一方、ロシアの管轄を前提とした共同開発を受け入れてはならない。 ムバラク辞任 民主改革の平和的履行を(全文はここからお入り下さい) 「アラブの盟主」を自任するエジプトのムバラク大統領が辞任した。約30年に及ぶ強権的な政権が1月下旬以来の民衆のデモによってあっけなく崩壊した印象が強い。 代わって全権を掌握したのは、デモに対し中立的立場をとった軍の最高評議会である。政変が新たな流血を生まなかったことは諒(りょう)としたいが、オバマ米大統領が「終わりではなく始まり」と指摘したように前途は多難だ。国際社会を挙げて民主改革が混乱なく実行されるよう促したい。 日経新聞(社説) エジプト国民が覆した世界の独裁の常識(全文はここからお入り下さい) エジプトのムバラク大統領が辞任した。1月25日に始まった反政府デモは、30年近く続いた独裁体制を18日間で倒した。驚くべき速さだ。インターネットを通じて広がった国民の連帯による独裁打倒は、これまでの国際政治の常識を変える。 アラブで最大の人口を抱え、地域の安全保障の要であった国の激変は、中東をめぐる国際関係に大きな影響を及ぼすが、国際社会は変化を歓迎し、民主化が着実に進展するよう支援していく必要がある。 体制移行の課題も多く 国民に資する援助に 東京新聞(社説) 週のはじめに考える 民衆革命が見据える壁(全文はここからお入り下さい) エジプトの民衆革命はムバラク独裁体制崩壊の先に何を見据えているのでしょうか。その帰趨(きすう)はグローバル社会が模索する新国際秩序も左右しそうです。 国のかたちが変わる局面です。安易な比較は慎むべきですが、いまだ帰趨定まらないエジプトの民衆革命を見る国際社会の目には、どうしても二つの革命の残像が重なります。欧州に民主化のドミノ現象を起こした東欧革命。そして、イスラム原理主義を掲げたイラン革命です。 ◆エジプトのネット革命 ◆グローバル化の新たな壁 ◆世俗社会との共存モデル 日曜日 02/13・朝刊朝日の切抜き・一面記事・エジプト(ここをクリック)