ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ おふくろさんの歌

2007-03-07 03:58:26 | 歌、コンサート、舞台
最近テレビのワイドショーに頻繁に出て来る森進一と
作詞家川内康範の行き違い。
見るともなく見ていると、長い軋轢の歴史が有ったそうですね。
森進一が歌詞にない台詞とつけて歌っていること、
最近まで気がつきませんでした。

この争いがテレビで騒がれる直前の、NHKの歌謡コンサートで
「おふくろさん」を歌ったのを珍しく聴いたけれど、
前に余計なことばがあって煩わしいかな?とおもいました。
あの「おふくろさん」の詩はあれで確かに完成形で
余計なものは何一つ付け加える必要はないですね。

最近の森進一の歌、いまひとつも、ふたつも、感動しない。
実に曖昧な表情をしていて歌に魂がこもっていない。
声も出ない日が多い。

この話題に関連して森進一の初めのころの「おふくろさん」
がテレビで流されました。
心を揺さぶる真情のこもった歌でした。
10年以上前はこんなストレートなおふくろさんを歌えたのに
今の歌は初心を置き忘れたあげく、真実を見失っている感じです。

彼の歌には好きな歌が沢山あります。
「襟裳岬」とか「さらば友よ」「北の蛍」など・・・
彼じゃなければ歌えない歌をまた歌ってほしい!
今の森進一じゃなく、魂を込めて歌って欲しい!
あの若い頃の瑞々しい心に戻って再出発してほしい。

師に叱られたことを良いチャンスにして、心から謝罪して
小細工などすることなく、本物の歌手に戻って欲しい。
森進一の亡くなったお母さんが、川内先生の口を借りて
叱っているのだと気がついてほしいです。

川内康範も心の健康状態が心配です。
世間に向かってあそこまで怒りを顕わにするかと、
家族は心配していると思います。

非は森進一にあるけれど、彼ら2人から離れて
「おふくろさん」はもう歴史も有るし一般大衆のものになっている。

それを忘れて自分だけの歌と錯覚して争うのも・・・考えものだけど!!



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うらら)
2007-03-07 11:22:35
本当!!
同感です、私の歌の教室
(先生がコーラスの出身で叙情歌が多いのですが)
ヤッパリ皆同じ事を言います
“ゆうすげの恋”“それは恋”“命かれても”ナドナド
「良い歌ね~誰の歌!?」
森進一が唄うと、くど過ぎて(それがイイと言う人も一杯いるでしょうが)脳が素通りします、
素人が普通に唄うと、皆で感動したりして…(笑)
ニュースキャスターの鳥越サンは「セリフは彼が考えたのではなく事務主の…云々」とかばっていますが
作詞者の彼が以前から駄目だと云っているなら
公の場所では止めるべきです
自己過信も程々でないと自分を見失う様です
でも、世間は森進一がカワイソーと思う人も多いようで
日本人の考えも何処かで少しずつ変ってきているのですね
返信する
第一印象 (春堤)
2007-03-07 12:56:07
ニュースを見て すぐに 思ったのは
「直接会って話せばいいのに・・・」 でした。
代理人・弁護士・・・通じて きちんと 説明をしたはず
なんて・・・
人間 大きくなると なんでも 人任せにするんだから・・・
返信する
Unknown (kk)
2007-03-07 19:23:46
脳が素通り、というのがいかにもうららさんらしくて
思わず声を出して笑ってしまいました!
最近特にくどい感じが強調されているような!
あのようなかすれ声は、若い時はそれなりに色気もあったけれど、
歳を取ると難しい気がしますね。
素人が力まずに唄うと良い唄なのでしょうね!
歌のお教室の皆さん、レベルが高い方ばかりなのでしょうね。
聴いてみたいな~♪

台詞は彼がかんがえたのではなく云々て鳥越さんが言っていましたか?
そうかもしれないけれど、それは浅知恵ってやつですよね。
あんなになると直言してくれる人も居なくなるんでしょうか。
詩、曲、歌い手の三つが揃ってヒットした歌なのだから、
原型を大事にしていただきたいものです。

返信する
春提さんへ (kk)
2007-03-07 19:34:08
そうです!
私も初めてそのニュース聞いたときに感じたのはそれでした。
余人を交えず直接話すのが一番相手の心に届くのですよね。
それを怠り他人任せにすると怖いことになりますね。
ましてやご高齢の大先輩で師匠なら、よけい大事にしなければ・・・
今回は充分身に沁みたのじゃないか、と思いたいです!
返信する

コメントを投稿