☆ 久しぶりに本でも読んで

　　　　　　　このチューリップは集会所前の花壇に植えられていたものです。
　　　　　　　晩秋に咲くチューリップって？

何かと気忙しかったこの頃だったけれど、
やっと引越しの手伝いも済んで、気分はのんびり。

今日は曇り、いつ氷雨が降って来るかという空模様。
本でも読もうか。
林望さんの「イギリスは愉快だ」

前にもこのシリーズは読んだけれど、これは２回目。
優しくて豊穣な文章というのでしょうか。

冷え込むようなロンドンの光景と、イギリスの田舎の
心豊かな人間関係、田園の風景とがとても良い雰囲気を
醸し出していて、しばしその中の登場人物の一人として
一緒に滞在している気さえしてしまいます。

林の中のリス、夕暮れの斜めに差し込む光・・・
子供たちの声・・・
高齢でいて高名な下宿の女主人「ボストン夫人」の大らかさ。

イギリスって良いなあ、とつくづく思ってしまいます。


日記なので今日の我が家のニュースも！

このところ何時も寝込んでいるか、自分の書斎兼倉庫で
引き篭もっているなと思っていたツレアイが、
本を出版出来ることになったそうです。

自費出版のつもりでいたところ、ちゃんとした出版社から
出せるそうで・・・
引き篭もりじゃなくて文章を書いていたんだ！
知らなかった！

今日は元気良く、溌剌とした調子で帰宅しました。

昨日まではいつ倒れるか、
私が未亡人になるのも近い将来だと、
覚悟を決めなければ・・・と思っていたのに！

共著だし、趣味骨董の類の本なので売れるかどうかは
二の次にしても、この所暗い話ばかりだったので
これは我が家にとって嬉しいニュースでした♪
さっそく娘にも報告しました。

あ、彼はむかし画商をしておりました。
今でも画商の監察を持っております。
ツレアイの部屋の夥しい本は９割がその関係のものです。
引越しの度にあまりの本の多さに、みんなが敵意さえ持って
いましたが、それが今役に立ったということでしょうか。

本当になったら、それは嬉しいな！
まだまだ、なかなか信じられない！