ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 絵本のお話し

2006-02-10 03:23:32 | 本、映画
 春の兆しの写真を撮ろうと、バッグの中にカメラを入れて勇んで家を出ました。
その前に、(えーと、銀行に行って手続きをして、いつもの八百屋さんで白菜漬を買って、
紀伊国屋(本屋さん)で孫に「読み聞かせお話し集7巻」を買い足して、と!)と別な用事を
している内にすっかり、写真を撮ることなど忘れてしまいました。
絵本には全てを忘れる魔法がかかっているのです。 

絵本売り場ってとっても楽しいところなのですよ!
絵が童話的(当たりまえか!)だけれど、なんともみんな個性的です。
ページを開けると、もうその本の中にあなたも私もいるのです。
そこはすっかり夢の世界。

そう、カタツムリになったり、ピーターラビットになったり、リスさんにも、
ぐりとぐらにも、花咲爺さんにも、何にだってなれるのです。
(シンデレラや白雪姫が出ないのは家に男の孫しか居ないからでしょう。)
宝の山に踏み込んだ気持ち!!!!!
う~~~ん、ここに居続けするか、この本みんな買占めたい!

目の前にある可愛い雰囲気の本を手に取りました。
両開きの絵の中にお話しはたった一行しか書いてありません。
ページを捲っていくとその本の雰囲気の中に入り込んでしまいました。
不思議な絵本。
「君のいる場所」、台湾の絵本作家、ジミー・リャオの作品です。
原題は「向左走・向右走」。パラパラと立ち読みしてしまいました。

古いアパートメントに住んでいる男女。
彼は玄関を左に曲がる癖があり、彼女は右に曲がる癖がある・・・
から始まるストーリーはジンと胸にしみ込んできます。 
ちょっと哀しくて美しい、これは大人の絵本ですね。
他にも彼の本は何冊も有って、選ぶことが出来ないほどステキです。
プレゼントとしても喜ばれそう。


アラアラ、今日は7巻を買いに来たのだっけ。
次の場所に移動したら、ここにも沢山の絵本が。
「アンデルセン童話」「グリム童話」「イソップ童話」この三冊も魅力的。
日本のお伽噺に出て来る絵よりずんとバタ臭い感じです。ヤッパリネ。
こっちにしようかな?と迷いましたが、やはり「読み聞かせ」の7巻に決めました。 
「何冊も買う」という選択肢もありましたが、それでは
アチコチと気が散るので、順番に買おうっと。
私の為には「栄養と料理」。 新しい料理も覚えたいし。

インフルエンザで3日間の学級閉鎖の孫がやって来ました。
エネルギーを持て余しているけれど、外で遊ぶ訳にも行きません。
家の中で飛び跳ねたり、後ろから飛び付かれ転びそうになったりと、元気な孫の
被害にあいました。
「飛び跳ねては駄目よ。静かにしなさい
 
これでは堪らないと、買って来た7巻を見せると
「おむすびころりんは国語の時間にやったよ。おむすびころりんすっとんとん、と
穴の中に落ちるのでしょ。」と楽しそうに口ずさみます。
「おむすびころりんすっとんとん」二人で何度も繰り返すと楽しくなりました。
今は日本の昔話も教科書に載っているのですって。
「おむすびころりんすっとんとん、おむすびころりんすっとんとん」
次に読むお話しは「見るなのざしき」にする?




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