ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 千の風になって

2006-05-27 06:33:46 | 
           風音さんからYへ
         



原詩者不詳の詩です。

残された者にとって心癒される詩です。

たくさんの訳詩が有るそうですが、ここでは新井満の日本語詩を。

☆ 千の風になって

私のお墓の前で 泣かないで下さい
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になってあなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないで下さい
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

あの大きな空を 吹きわたっています




この写真も風音さんの写真です。






◇ 次は「千の風になって」の原詩と、原詩に最も近い訳を。
   訳詩 鎌 章二郎

  a thousand winds(千の風)

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.

私の墓石に佇んで 涙しないで下さい
私はそこに眠っていないのです

I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.

私は千の風です
私は雪の上のダイアモンドです
私は豊穣の実りに降りそそぐ陽の光です
そして秋には柔らかな雨に姿を変えます

When you awake in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet bieds in circlid flight.
I am the soft sters that shine at night.

私に逢いたいときには 静かな朝に起きて来てください
私は沈黙の上昇気流となって 弧を描く鳥たちと共にいます
夜は星になってあなたを見ています

Do not stand at my grave and cry,
I am not there, I did not die.

墓石の前に佇んで 嘆かないで下さい
私は死者として そこにはいないのですから




23日に届いたピッコログリーンのトルコ桔梗は
まだ美しく咲いています。


どちらの訳詩も好きです。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
・・・! (春堤)
2006-05-27 17:02:24
この詩の感じ・・・

すごく わかります。

大好きな その人を 思ったとき

ここに あの人は いてくれる。

同じ景色を見て、同じことを感じることができる。

涙は自然に流れてくるけど、優しい気持ちになれる。

そんんな 時が あります。

返信する
優しい詩ですよね。 (kk)
2006-05-27 22:14:37
大空を自由に駆け回る風、雪や陽の光、

柔らかな雨の中にいる、と思うと救われます。

そう信じられたら良いな。



今日は出掛けた帰りに「千の風になって」の絵本を

買って来るつもりだったのに、遅くなってしまい

買いそびれました。

明日は本屋さんに行って来ます。

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先ほどは (風音)
2006-05-29 10:56:56
ありがとうございました。

一生のおまもりにさせていただきます。

Yちゃんのやさしさを

いつも感じています。

ほんとにやさしくてあたたかな・・

とてもだいじな

ずっとおともだちです。

返信する
ありがとう。 (kk)
2006-05-29 21:44:43
空を見たとき、涙で曇って

よく見えませんでした。

 

Yの願い、聞いてやってね。



風音さんと私を最期に引き合わせてから

逝ってしまったのね。



「Kちゃんの旅行記のホームページ。

もう見た?

ままのところにリンクしたって書いてあったけど

よくわかんなかったので送るね。」



とYからパソコンに送信してきたのが22日の13時09分です。

あなたのHPを急いで教えて来たのが最期のメールでした。







昨日から今日にかけて

涙が良く出る日でした。



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