ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 口ずさむ歌

2007-01-23 23:33:05 | 
夕食の買い物の道すがら、
声を出して歌っている自分に気が付きました。


千のか~ぜ~に、千のか~ぜになって~
あの 大きなそ~らを~ 吹きわたっています~♪

同じフレーズを、何度もなんども・・・

以前に「千の風になって」の詩をブログで紹介した時は

「そう思いたい
 でも信じられない」

という思いでした。
でも、やっと私自身がその歌を受け入れたのだと・・・
繰り返し口ずさんでいる自分に気が付いた時、そう思いました。

昨年の夏は一人でいるとき、別の歌を歌っていました。


”あんなに愛した思い出を忘れはしないでしょう
 山越え遠くに離れても 
 海の彼方遥か 別れても 

 時には思い出すでしょう
 冷たい人だけど
 あんなに愛した思い出を忘れはしないでしょう”


自分で歌おうなどと意識しないのに
勝手に口から飛び出していたのです

なんで私はこんな歌を歌っているのか?
考えた時、きっと自分の今の心境なのだと思い当たりました。

誰が歌った歌なのか、何という題名なのか
思い出せなかったけれど 意識の何処かに残っていたのでしょうね。

人間の記憶力って凄い神秘! 
それがあの時期に、表面に無意識から押し上げられて 
わたしが浮かんで来た曲をうたう!

繰り返し繰り返し 食事の支度しながら
飽きずにそのさわりだけくちずさんでいました。
ああ、私は今、そう思っているんだ。
あんなに愛した思い出を忘れない。
恋愛の歌かもしれないけれど、
その時に自分の気持ちにピッタリの歌が、
自然に出てきたのです。

「意識」している気持ちの下には
何倍もの「無意識」の意識がある。

その中で自分の溢れる気持ちを表現する何かを
探していたのでしょう。

まだ冬だけれど、自然界では
春の準備がとっくに始まっています
桜の枝の先には もう蕾が出来ていて
やわらかい穂先になっているし・・・

おととしの11月、娘の空手の師匠から送られてきた
シクラメンは、遅ればせながら花を持ち
根元には小さい蕾がいっぱいあって咲くのを待っている!



春待つ心はあるけれど・・・






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4 コメント

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感じましたか? (春堤)
2007-01-24 12:29:34
口ずさんでいる時・・・
ふっ と・・・
千の中の やさしい風? 空気? 感じませんでしたか?
きっと 春は やってきます・・・。

写真のつぼみ・・・ よく 気がつきましたね!!
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感じました (kk)
2007-01-24 20:38:43
大きな空をふきわたる風のなかに、
優しいまなざしを感じてはいるのですが・・・

歌っていいですね。
口ずさむだけでも、どこか癒され
風をかんじているような気がします。

今日は今年初めて野菜市に出かけました。
その後、友人と二人で外食と無駄使いの買い物。
ずいぶん気分転換になりました!
家の中にこもっていては
風を感じられないですよね!!

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Unknown (うらら)
2007-01-24 21:29:20
どうしてこんなに思いを込められた唄が出来あがるのでしょうか、思わず、
耳をそばだて全身で聞いってしまいます
もうなんの解説などいりませんね、それぞれの自分の胸に響くのですね

 離別(イビョル)ですね

  貴方の噂を風が運んでくる夜は
  寄せては返す淋しさに心を揺らすでしょ
  流れ行く月日がすべてをかえるでしょ
  ・・・・ ・・・

最愛の妻に先立たれた方がこの歌を聞かれて
号泣されました
私も大好きな唄です

こんなコメントはいけなかったです…ね
すみません
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イビョル! (kk)
2007-01-24 23:20:02
そういえば離別「イビョル」でしたね。
おかげさまで思い出しました。
ありがとうございます!
昔聴いていた時は覚えるつもりは全くなかったのに
知らぬ間に覚えていたみたいですね。

最愛の妻に先立たれた方のお話、教えていただいて良かった!
読んで私も涙がぼろぼろでしたが、感動と共感の心暖まる涙でした。

昨年の夏から、今でも時々口ずさんでいます。
私も大好きな歌になりましたが
この次はどんな歌を歌っているやら・・・



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