関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

稲荷山から座談会までの一週間

2011年11月23日 | 日記
またしても、久しぶりの日記になった。
13日は何故か伏見の稲荷山にいた。
30数年前には、すぐ近くに居たのに、
ふもとの神社しか行ったことがなく、
かの有名な赤鳥居の山は今回はじめて歩いた。


やはり「おどろおどろしい」


幾つあるかわからないほど密集した赤鳥居の一つ一つに社名が刻んである。
ということは、その一つ一つに人生や商売の歴史が詰まっているのだろう。


商売の神様と言われてきた由来は知らないが、
なぜ、人は鳥居を立ててきたのだろう。


商売を続けることとは、心に負荷を与え、
いつしか「神」との交流を望むようになるのだろうか?
などと考えると、人間がつくり続けてきた山の雰囲気に呑まれてしまいそうになった。


山の茶屋でそばを食べた。
歩いたことも手伝ってか、観光地で食べたそばでは、めずらしい美味しさだった。
久しぶりの本格的関西風そばつゆを呑みきった。


下界に降りてから、そそくさと四条へ、
いつもの喫茶店で、コーヒーを飲みながら1時間ほど過ごした。


14日は、3000号の最後の校正。
印刷所で11時頃まで立ち合いが続いた。
まあ、これで一区切りついた。

18日は、新年号用の「座談会」
お茶の水近くのホテルの会議室で2時間あまり。
大震災と原発事故からの、復興と「地域振興」、
そして増税やTPPという2012年の難題にどう向き合うのかという難しい話題だったが、
京都から来ていただいたO田先生からは、
新しい息吹と共同の広がりによって、
単純な想像を超える変化があるという展望が語られ、ほっとした思いになった。

21日、広島県北部方面で地震発生。
奥出雲町の名前もTVで出たので、心配になったが、
ほどなく様子がわかり一安心した。

気がつけば12月が目前。ずいぶん寒くなった。
ぼちぼち暖房具でも引っ張り出そうか