関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

消費税増税反対の毎日。黄金の夕焼け

2012年07月30日 | 日記
翌6月18日は、私の新聞づくりの最後の「校正作業日」。1日中印刷所での仕事だった。思えば、たったの2年間だったが、毎週よく通ったと思う。つくった紙面は約100号。これで、コラムを書く必然性がなくなった。

6月19日から、私の机は本館の3階に移った。
20日は、朝から健康診断だったが、緊迫した情勢に呼び戻され、検査は途中で中断、残りは翌日に行った。この日から国会への出勤が始まった。出勤といっても就職したわけではなく、衆議院で審議されていた「消費税率を引き上げる法案」の採択反対の運動である。連日各地から集まってくる署名と要請団を受付して、国会議員要請行動を案内したり励ましたりの活動が任務となった。
野田内閣・民主党は、「消費税の増税はしない」の公約を破り、増税反対の世論に背を向け、民自公3党だけで合意(密室談合)という国会ルールを破って、しゃにむに増税法案を衆議院で採決してのだが、大量の造反組を生み出し、事実上の「分裂・解党過程」に入っていった。
こうしたことの背景に、国民の意見や声を国会に届けるという地道で粘り強い運動があったことは、間違いない。その声を届ける活動を支えてきたものの一つが私たちの運動だった。
最近の、「原発再稼動反対」の首相官邸前デモは、こうした既存の運動の枠におさまらなかった人たちが、自分で自分の声を政府に届けようと行動している。それが20万人規模にまでなっているところに、現在の政治の救いがたい混迷が現れている。

こうした活動を毎日繰り返し、夕方には新宿駅西口で街頭宣伝のマイクを握っている自分がいた。街頭でしゃべるなどは何年ぶりだろう。口を開くたびに言い間違えの連続だ。

〈東京の夕焼 6月20日〉

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