関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《最後まで「あきらめない」といっても》

2012年02月01日 | コラム
#76=3007
2012年1月23日付
《最後まで「あきらめない」といっても》
 新年早々うれしい話題が駆け巡りました。10日、女子サッカーの澤穂希選手(日本代表・INAC神戸レオネッサ)が、世界のサッカー選手の最高峰といわれる「FIFA(国際サッカー連盟)最優秀選手賞」(バロンドール)の栄冠に輝きました。昨年7月の女子ワールドカップの優勝とそこでの大活躍が評価されたようですが、それにしても快挙に次ぐ快挙です▼サッカーを知っている人に言わせれば、「あのメッシ(アルゼンチン代表で3年連続バロンドール受賞)と並ぶ称号を得るなど想像もつかない事態」だそうです。競技人口最大のサッカーですから、おそらく大人から子どもまで世界中で最も多くの人に長く知られる日本人になることでしょう▼欧州・南米主導のサッカー文化圏から見ても、日本サッカーの急速な発展とそれを引っ張る澤選手の存在、「最後まであきらめない」姿勢が導いた奇跡的なプレーと勝利は驚きだったのでしょう▼同時に、女子の最高監督賞を佐々木則夫氏が受賞、フェアプレー賞が日本サッカー協会にもたらされました。今後の日本スポーツの国民的発展に生かされることを期待したいものです▼ところで、同じ「あきらめない」でも「ネバー、ネバー」と叫んだ首相の場合は、国民生活を破壊する筋違いのこだわりです。

写真は〈東京・板橋(2011年12月年末警戒)〉

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