関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

《いい加減にしなさいよ》

2011年11月01日 | コラム
#66=2997
2011年10月31日付
《いい加減にしなさいよ》
 大阪府知事として中小企業むけ制度融資の大改悪を試み、「君が代条例」で教職員に斉唱を強制した橋下徹氏が、22日辞職しました▼そのまま元の芸能活動にでも戻ってくれたらと思いますが、うわさどおり大阪市長選挙への出馬を表明しています。空席の知事には自分の配下を出馬させるそうです。これで11月27日は、府知事と大阪市長のダブル選挙になりました▼橋下氏は、この選挙で大阪都構想や職員・教員を強制的に隷属させる条例制定を掲げていますが、とんでもないことです。首長の独裁は住民を不幸にするだけです。これは大阪だけの問題ではないでしょう。民主党にあいそをつかし、政治不信に陥っている国民の隙間につけこみ、「地方からの改革」などと聞こえのよいスローガンで、住民と行政を対立させる新たな政治手法です▼その裏には本当の狙いが隠されているに違いありません。週刊誌によれば、橋下氏は市長になって現在黒字の「地下鉄民営化」をやりたいのだ、と書いてありました。なるほどそれなら合点がいく。住民の財産を売り飛ばすなら関西財界も応援するだろう。ますます許すわけにはいきません▼大阪の民商の仲間たちは、知事には弁護士の梅田章二さん、市長には前市議の渡司考一さんを推薦して奮闘しています。

写真は〈東京有楽町のガード下〉

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