関東暮らし

関西人から見た関東暮らしの出来事を記す

なくせ!原発 1万人集会(福島)

2011年11月03日 | 日記
10月30日は福島で行われた
「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を! 10・30大集会インふくしま」
に参加してきた。
福島駅から車で西に30分ほどの
「四季の里」という広場で行われ、
全国から1万人が集まった。


庄條徳一JA福島中央会長から、
馬場有浪江町長、
菅野典雄飯舘村長、
佐藤栄佐久前福島県知事、
志位和夫共産党委員長
までがあいさつに立つなど、
さまざまな立場や考え方の人たちが
幅広く集まった集会だった。
家族ぐるみの参加もめだった。


福島では、災害が今も続き、
この先いつまで続くかわからない、
という実感だった。
そして、「子どもたちを守りたい」
という思いが最大の一致点として、
これからの政治も大きく変えていく
力になるだろうと思わせる内容だった。
秋の紅葉が始まりかけた福島の風景は、
美しく豊かな装いだったが・・・。
一方、事故を起こした原発では、
再び「核分裂」が発生していることが判明。
そんな中でも、玄海原発の再稼働が強行された。
何ということだ。
またしても、原発依存症候群に
陥っている連中の巻き返しと
情報隠しが始まっている。
「子どもたちを守れ」の問いかけに
彼らはどう答えるつもりなのだろう。

集会に参加したその日、訃報が入った。
西宮で長い間地域活動を共にした女性が亡くなった。
2年間、病院での闘病生活の末だった。
家族ぐるみのつきあいだった。
子どもたちも産まれた時からお世話になって、
まるで本当のおばあさんのうようだった。
31日のお通夜には、
私の妻と娘、息子も参列し、
涙したと連絡があった。
その人は、川辺ひかるという名前で新聞に文書や写真を投稿したりしていた。戦前の京都生まれで、学生のころには、1953年の11月11日の、「わだつみ像」歓迎行動を京都府警が暴力的に弾圧した「荒神橋事件」の渦中にもあったということを聞いたことがある。英語も堪能で、高い見識をもちつつ、市民の生活目線で社会変革をめざしたすばらしい人だった。
ご冥福を祈りたい。

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