「肺がん患者にヤジ」の自民議員が元社長 ジョイフル、将来の「全面禁煙化」表明

2018年06月21日 | 政治社会問題
「肺がん患者にヤジ」の自民議員が元社長 ジョイフル、将来の「全面禁煙化」表明

6/21(木) 17:44配信 ITmedia ビジネスオンライン
「肺がん患者にヤジ」の自民議員が元社長 ジョイフル、将来の「全面禁煙化」表明
ジョイフルの店舗外観(=公式Webサイトより)
 自民党の穴見陽一衆院議員が、受動喫煙対策が議論された衆院厚生労働委員会(6月15日開催)で、参考人の肺がん患者が意見を述べている最中に「いい加減にしろ!」などとやじを飛ばしたと報じられた。穴見氏はファミリーレストラン「ジョイフル」の元社長。ジョイフルは「あくまで国会議員として述べたもので、当社とは無関係」とした上で、店舗の全面禁煙化を進める方針を明らかにした。

【穴見議員のプロフィール。「大分がん研究振興財団」の理事も務める】

 穴見議員のヤジはBuzzFeed Japanが21日に報じた。

 報道を受け、Twitterなどでは「次回の選挙では落選させるべきだ」「責任を取って辞職すべきだ」「(やじを飛ばした)意味が分からない」――といった批判が殺到した。

 穴見議員は21日午後に公式Facebookを更新。「心からの反省と共に深くおわび申し上げる」「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いで呟いた」と釈明した。

●渦中の穴見議員はファミレス「ジョイフル」元社長

 渦中の穴見議員だが、実は全国に計801店舗を構えるファミリーレストランチェーン「ジョイフル」(福岡証券取引所上場)創業者の長男で、2003~08年と11~12年の2度にわたって社長を務めた経歴を持つ。

 現在は「相談役」ながら代表取締役であり、17年12月末現在で95万5300株(3.2%)を保有する第4位株主(個人では2位)でもある。

●現在のジョイフルは「分煙」のみ

 ジョイフルは現在、全面禁煙化は行っていない。直営店の732店舗のうち308店舗では、「気流を調整して煙が禁煙席に流れない仕組みを設けている」(広報室)というが、残る424店舗とフランチャイズ店では、席を分けた分煙にとどまる。ネット上には、「禁煙席に煙が流れてくる」「服がたばこ臭くなる」といったレビューが投稿されている。

 同社によると、穴見議員は喫煙者だという。こうした店内の状況は、同議員の“喫煙者を必要以上に差別すべきではない”との価値観が多少なりとも影響しているのだろうか。

●ゆくゆくは全面禁煙化を

 ITmedia ビジネスオンラインの取材に対し、ジョイフルは「今回の件は非常に申し訳なく思っている。だが、衆院厚生労働委員会での発言はあくまで国会議員として述べたものであり、当社とは無関係だ」(広報室、以下同)と回答した。

 「『分煙できていない』との批判は承知しており、真摯(しんし)に受け止めている」とし、「今後は分煙化の仕組みを整えるつもりだが、ゆくゆくは全面禁煙化を進めたいと考えている」という。

 全面禁煙化に踏み切る要因は「(飲食店など屋内施設を原則禁煙とする)『健康増進法改正案』が今国会で成立間近になっていることを踏まえたため」というが、「実施の時期や具体的な計画については答えられない」とした。

 今回の問題が、ブランドイメージや来客数に影響を及ぼすのではないか――という質問に対し、同社は「さまざまなご意見があったことは事実」と回答。飲食店チェーンが相次いで完全禁煙化を進める中、ジョイフルは「完全禁煙化」を実現できるか。
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「吉田沙保里」が政界進出? 立憲民主党がオファーを画策

2018年06月21日 | 政治社会問題


「吉田沙保里」が政界進出? 立憲民主党がオファーを画策
6/20(水) 16:59配信 デイリー新潮
「吉田沙保里」が政界進出? 立憲民主党がオファーを画策
吉田沙保里
 禊を済ませたかと思われた栄和人監督(58)が結局解任され、至学館大学レスリング部の次期監督には吉田沙保里(35)の名前が挙がっている。この急展開に困惑しているのが、あの立憲民主党。目玉候補として引っ張り出そうと、吉田に熱視線を送っていたというのだ。

 ***

「来年夏に行われる参議院選挙に、吉田選手を出馬させたい。衆議院副議長で党の重鎮である赤松広隆議員が、目玉候補にしたいと画策していたのです」

 と明かすのは、ある立憲民主党の関係者だ。なんでも赤松議員は愛知県レスリング協会の名誉顧問で、地元の至学館大学とも縁があるそう。支持率が伸びない同党の救世主として、吉田に秋波を送っていた。

「半年ほど前、赤松さんから“沙保里ちゃんが出てくれないかな”と言われたことはあります」

 と、至学館大学の谷岡郁子学長(64)は赤松議員から“オファー”があったことを認める。だが、吉田は政治に興味がないそうで、

「出馬は120%あり得ないと思います」

 さらにそこに来ての“監督就任説”浮上……。政界進出は難しそうな展開だが、果たして枝野幸男代表らは吉田を口説くことができるのか。6月21日発売の週刊新潮で報じる。

「週刊新潮」2018年6月28日号 掲載



y****** | 5分前
いい加減政治もできない票取り人選はやめてもらいたい。
全く税金の無駄遣いだし、世界から政治がどんどん遅れてしまう。

今は中国やヨーロッパ、アメリカがごたごたしている重要な時期。
大局を見定め、正しいかじ取りをしてもらわないととんでもないことになりかねない。

自分とお友達の金もうけのための”政治屋”も願い下げだが、政治の役割もわからないタレント議員はもっと願い下げ。決して出ないで戴きたい。
日本の明るい未来のために。

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返信0
shi........ | 11分前
もういい加減役立たずのタレント議員を出すのは止めてもらいたい。税金の無駄遣い。


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がん患者にヤジ 穴見陽一議員がFBで謝罪と釈明「心から反省」「喫煙者を必要以上に差別すべきではない」

2018年06月21日 | 政治社会問題
がん患者にヤジ 穴見陽一議員がFBで謝罪と釈明「心から反省」「喫煙者を必要以上に差別すべきではない」

6/21(木) 15:47配信 スポニチアネックス
 受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を審議した衆院厚生労働委員会で、がん患者が参考人として発言した際に「いい加減にしろ」などとヤジを飛ばしたとして患者団体が反発している、自民党の穴見陽一衆院議員(48)が21日、自身のフェイスブックを更新。謝罪と釈明をした。

 患者団体によると、今月15日の委員会で、日本肺がん患者連絡会代表の長谷川一男さんが、屋外の喫煙場所について「なるべく吸ってほしくないが、喫煙者にとって吸う場所がないと困るという気持ちも分かる」と話した際に、ヤジがあった。

 穴見氏は「お詫び」と題したコメントを発表。「この度、去る6月15日に行われた衆議院厚生労働委員会において、参考人のご意見の際、私が『いい加減にしろ』といったヤジを飛ばしたという報道がありました。まずは参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くお詫び申し上げる次第でございます」と謝罪。

 「もちろん、参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶいたものです」と釈明し「とはいえ、今後、十分に注意して参りたいと存じます。この度は誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を繰り返した。

 穴見氏は大分1区選出で、ファミリーレストランを展開する「ジョイフル」代表取締役相談役。

 長谷川さんは「最初は信じられなかったが、ヤジが複数回あって、自分に向けられたものだと分かった。とても悲しい」と述べた。
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受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」

2018年06月21日 | 政治社会問題
受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」
6/21(木) 7:01配信 BuzzFeed Japan
受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」
肺がん患者が意見を述べている最中にヤジを飛ばした自民党の穴見陽一衆院議員
受動喫煙対策が議論された衆院厚生労働委員会で、6月15日、参考人として招かれたがん患者が意見を述べている最中に、自民党の穴見陽一議員が「いい加減にしろ!」とヤジを飛ばしていたことがわかった。

受動喫煙対策をめぐっては、昨年5月の自民党厚生労働部会でもヤジが問題になった。大西英男衆院議員が職場での受動喫煙対策を訴えた三原じゅん子参院議員に「(がん患者は)働かなくていいんだよ」とヤジを飛ばし、謝罪した。

受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案は、飲食店内は原則禁煙にする当初の厚生労働省案に自民党が反対。一定面積以下の店は「喫煙」「分煙」などと表示すれば喫煙可能にする対案を出すなど自民党の抵抗が続いてきた。

その後、妥協案として、客席面積が100平方メートル以下の店を例外とするなどの経過措置が設けられた政府の現改正案が出され、がん患者らから「骨抜きにされた」と批判を浴びていた。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」
15日の厚生労働委員会で自身がつけていたコルセットを外して見せながら、受動喫煙の被害について訴えた長谷川一男さん。ヤジはこの後に行われた質疑の時に浴びせられた。
喫煙者にも配慮した答弁の最中に
ヤジは、自身もステージ4の肺がん患者で、日本肺がん患者連絡会理事長の長谷川一男さん(47)が意見を述べている最中に飛んだ。日本維新の会の浦野靖人議員が、屋外で吸うことに対する考え方を質問し、それに答えていた。

長谷川さんは「原則としては屋外でもなるべく吸ってほしくないというのが肺がん患者の気持ちではある」と述べたうえで、「やはり喫煙者の方がどこも吸うところがないじゃないかとおっしゃるのもすごくよくわかります」と喫煙者の思いにも配慮した発言をした。

その直後に、議員席に座っていた青いシャツ姿の議員から「いい加減にしろ!」とヤジが飛んだ。

長谷川さんはBuzzFeed Medicalの取材に「最初は何が起こっているのかわからなかった」とヤジについて振り返る。そして、そのまま次のように意見を続けた。

「そういったことで、屋外の喫煙所を作る、増やしていくというのは一つの方法ではないかと考えてはいます。しかしながらそれも一時的なもので、なんとか数年経った後にそういったところもなくしていくことができればいいんじゃないかなと個人的には思っております」

すると、再び青シャツの議員から「いい加減にしろ!」とヤジが投げられた。別の自民党議員はヤジを飛ばす議員を見ながら笑っていた。

長谷川さんが、病気のために脆くなった骨を守るコルセットを外しながら、受動喫煙による被害の実態を必死で訴えた後に行われた質疑だった。

委員会を傍聴していたBuzzFeed Medical記者と他の複数の出席者が、この議員が穴見議員だと確認した。


「こんな人が国民の健康を守る法案を審議しているのか」
ヤジを言われた瞬間は何を言われているのか理解できなかったという長谷川さんは、その後、残念な気持ちが湧き起こってきたと話す。

「私以外の受動喫煙に反対する医師にも文言はわかりませんがヤジを飛ばしていました。一部の国会議員は、意見を聞くために呼んだ参考人に対しても、自分の意見と違うとヤジでプレッシャーを与えるものなのかと驚きました」

「こういう人が、国民の健康を守る大事な法案を審議しているのかと思うと残念でなりません」

やはり参考人として呼ばれ、長谷川さんの隣の席に座っていた全国がん患者団体連合会理事長の天野慎介さん(44)も、長谷川さんにヤジが飛ばされたことに、一瞬耳を疑った。

「参考人として招かれ、体調が良くない中をおして出席したがん患者に、ヤジを飛ばすとは驚きましたし、悲しく信じられない気持ちでした。受動喫煙対策はマナーの問題に止まらず、国民の命や健康に関わる問題であり、受動喫煙に苦しむ患者やこれから苦しむかもしれない国民のためにも、真摯に向き合った議論をしてほしい」と話している。

自民党の別の議員によると、穴見議員は喫煙者だという。

BuzzFeed Japan Medicalは、穴見議員の秘書に複数回、電話で取材を申し込み、秘書からの要請で、16日に穴見議員に発言の意図などを聞く質問状を送った。

20日までに回答はなく、秘書は「回答するかどうかもわからない」と話しているが、ヤジについて否定はしていない。

岩永直子


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