地球も火星も中国共産党に支配させてはいけない!!

2018年12月11日 | 国際紛争 国際政治 

狡猾残忍な中国共産党を崩壊させないと「トータル・リコールのコウヘイゲンの世界になる」

地球も火星も中国共産党に支配させてはいけない!!




ファーウェイ事件、中国の猛反撃は「この日」に行われる可能性

12/11(火) 7:00配信

現代ビジネス
ファーウェイ事件、中国の猛反撃は「この日」に行われる可能性

写真:現代ビジネス
孟晩舟副会長の電撃逮捕

 表面的には、一企業の経営者が捕まっただけだが、いま中国は、そして世界は、重大な岐路に立たされている。

 それは、20世紀後半にアメリカとソ連が、半世紀近くも冷戦を繰り広げたように、21世紀前半の世に、アメリカと中国との「新冷戦」が全面的に展開されるかどうかという瀬戸際だからだ。

 12月1日、カナダのバンクーバー空港で、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長(46歳)が逮捕された。トランジットで立ち寄った空港で、アメリカの要請を受けたカナダの警察当局に身柄を拘束されたのである。

 華為は、中国共産党創建97周年の記念日にあたる7月1日に、30年も本社を置いていた広東省深圳市の通称「坂田」から、隣接する東莞市の郊外、松山湖の畔に引っ越したばかりだ。

 敷地面積1.26㎢もあるその豪華壮麗な「華為村」は、「華為の公主」こと孟晩舟副会長の好みで設計されたと噂されている。

 華為は、2017年の売上高6036億元(約10兆4300億円)、従業員は世界約170ヵ国・地域で18万人を超える。その世界最大の通信器機メーカーを、創業者で父親の任正非(74歳)から近々引き継ぎ、会長に就任すると目されていたのが、長女の孟副会長だったのだ。

 今年1月に深圳を訪れた時、あるIT企業幹部は、次のように語っていた。

 「創業者の任正非は、坂田の本社でも、上海や南京のオフィスでも、必ず中庭に池を作って、黒鳥(黒天鹅)を飼わせていた。訪問する者は誰もがギョッとするが、任正非は、『(不吉の象徴である)黒鳥を目にすることで、『最悪の事態』を常に肝に銘じておけるのだ』と、社員たちを戒めていた。

 だが『公主』(孟副会長)は、黒鳥が苦手で、松山湖の新本社では飼わないのではと言われている」

 この「黒鳥問題」がどうなったのかは知らないが、案外と「華為の守り神」だったのかもしれない。

 ともあれ、孟副会長の電撃逮捕が、「華為帝国」ばかりか、習近平政権に与えた衝撃は、計り知れない。

 話は、いまから一年前に遡る。昨年11月にトランプ大統領が訪中した後、アメリカは中国に対して、危機感を強めるようになった。

 このまま行けば、アメリカが第2次世界大戦以降、保持してきた世界の覇権は、中国に取って代わられることになる。なぜなら現在の中国は、前世紀のソ連の軍事力プラス日独の経済力を兼ね備えているからだ。

 おまけに人口も14億と世界一なので、有為な人材に溢れている。経済的、技術的、そして軍事的に、アメリカが中国に追い越されるのは、時間の問題かもしれなかった。

 経済的には、現段階で中国のGDPは、アメリカの3分の2程度まで来ていて、このペースで進むなら、10年以内に逆転する。軍事的には、中国の軍事費はアメリカの3分の1程度まで来ていて、東アジア地域に限定すれば、やはり10年以内に逆転する。

 さらに、経済分野と軍事分野よりも先に逆転しそうなのが、技術分野なのである。その転機になりそうなのが、2019年。なぜなら、来年は「5G元年」を迎えるからだ。

アップルが出遅れている…

 5Gとは何か? 第5世代移動通信システムのことで、このシステム導入によって、世界で第4次産業革命が起こる。つまり、われわれの生活が一変するのだ。

 具体的には、大容量、超高速、多数同時接続、超信頼性、低遅延といった最先端の通信技術だ。総務省もこの10月に、ガイドラインを作った。

 総務省「第5世代移動通信システムについて」2018年10月3日
http://www.soumu.go.jp/main_content/000579865.pdf

 2019年に技術面で米中が逆転することは、5G技術の象徴とも言えるスマホを見れば、一目瞭然である。下図は、今年第3四半期(7月~9月)の世界のスマホの販売台数シェアである。

 華為は13.4%で、アップルの11.8%を抜いている。実は、第2四半期の時点ですでに追い抜いていたが、さらに差が開いている。4位の小米(シャオミー)と5位のOPPOも中国勢なので、3社合わせて29.8%と、世界の市場の約3割を中国が握っている。来年は中国勢が、いま以上に世界の市場を席巻することが予想され、5割前後まで行く可能性がある。

 すでに日本でも、華為のスマホがアップルのiPhoneを逆転する現象が起こっている。12月6日付『ニフティニュース』は、次のように報じている。

 〈 国内のスマートフォン市場でiPhoneの人気は圧倒的だ。全国の家電量販店やネットショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」をもとに算出したスマートフォンの日次販売台数ランキングでは、常に過半数をiPhoneが占める。9月の新iPhone発売以降は「iPhone 8」がキャリア別に1~3位を独占する状態が続いている。

 しかし、“12月4日”にその不動のランキングに変化が起こった。11月30日に発売したファーウェイの「HUAWEI Mate 20 Pro(Mate 20 Pro)」が「iPhone 8」を抜き、1位にランクインしたのだ。(以下略) 〉

 私は先週、某先進国の外交官から、興味深い話を聞いた。

 東京にあるその大使館では、外交官に一人1台ずつ、中国メーカーではない携帯電話を支給している。ところが、外交官の夫人や家族が使っているスマホを調査したところ、トップは華為だったというのだ。自費で買うなら、コストパフォーマンスのよい華為に流れていくというわけだ。

 さらに、12月3日付『ブルームバーグ』は、「アップルの高速5G対応スマホ、投入しばらく先送りへ」と題した、次のような興味深い記事を出している。

 〈 米アップルは、来年稼働する次世代高速通信、第5世代(5G)ネットワークに対応する新型「iPhone(アイフォーン)」の発表を少なくとも2020年まで先送りする計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 アップルが5G対応機器の発表を遅らせる間に、ライバル企業のサムスン電子などが顧客獲得で優位に立つ可能性がある。匿名を条件に述べた関係者によると、アップルは3Gと4Gが導入された時と同様、5Gもサービス開始から1年程度は時間を空け、その後で対応する主力製品を投入する見通しだ。

 アップルはこれまで、新ネットワークに対応して競合他社がいち早く売り出すスマートフォンはサービス範囲などを巡り問題が発生しがちなため、消費者は新製品にあまり飛び付かないと想定してきた。同社の予想は的中したが、5Gの場合は通信速度が飛躍的に向上することから、様子見という決断はリスクとなる可能性がある。アップルにコメントを求めたが返答は得られていない 〉

 アップルが5Gで、後塵を拝している理由は、2点考えられる。

 一つは、これまで何度か報じられてきた、アップルとクアルコムとの特許料を巡る争いだ。後述するように、5Gスマホで、アップルはクアルコムの標準符合を利用することになるわけだが、アップルとクアルコムが、特許料を巡って、いつまでたっても折り合わないのである。

 もう一つの理由は、アップルの「社風」だ。創業者スティーブ・ジョブス亡き後のアップルは、「攻め」よりも「守り」の会社に変わった。韓国や中国の会社が新技術を搭載したスマホを出しても、それらを研究した上で、その新技術をさらに完璧にしたオシャレな新製品を出せば、これまでは市場は取れた(アップルの社風については、今年日本でもベストセラーになった『GAFA 四騎士が創り変えた世界』(東洋経済新報社、2018年)に詳しい)。

 ところが、1Gの電話機能、2Gのショート・メッセージ機能、3GのツイッターなどSNS機能、4Gの映像機能と進化してきた携帯電話において、これまではアップルの「後出しじゃんけん商法」が通用したが、来たる5G時代においては通用しない。なぜなら従来型の「段階的進化」ではなく「革命的飛躍」が起こるため、多くの消費者は先に出た製品に飛びつくことが予想されるからだ。

 華為が5Gスマホを発売し、世界の市場を席巻する足掛かりにしようと見積もっているのは、2019年夏である。アップルよりも約1年早いわけで、この差は決定的だ。

技術覇権をめぐる戦い

 中国の企業経営者たちと話していると、「三流企業は製品を作り、二流企業はブランドを広め、一流企業は標準を握る」と言う。この言に従うなら、中国企業はいま、三流から二流に移りつつあるが、一流には至っていない。この流れを一気呵成に進めてしまうのが、2019年の5G時代の到来なのである。

 5Gの標準となるシステム符合は現在、次の3つが競い合っている。

 ①アメリカのクアルコムが主導するLDPC
②フランスが主導するTurbo2.0
③華為が主導するPolar

 決戦の場は、ITU(国際電気通信連合)が主催する「WRC-19」(2019年世界無線通信会議)である(開催日は未定)。

 その前に、関連する世界41ヵ国・地域の大手関連企業606社が加盟する「3GPP」(第三世代協力プロジェクト)が、「技術提案書」をITUに提出することになっている。

 中国は、国際標準の獲得に向けて、工業情報化部や国家標準化管理委員会などが中心となって、国を挙げて取り組んでいる。例えば最近でも、11月28日に関連組織のトップ約300人が北京会議センターに集結して、「標準化戦略国際研究討論会・中国標準化専門家委員会学術会議」を開いている。

 フランスは、周知のようにマクロン政権が、毎週土曜日の「黄色いベスト」デモで危機的状況に陥っていることもあり、失速気味である。そのため5Gの標準は、「クアルコムvs.華為」の一騎打ちの様相を呈している。

 つまりアメリカとしては、第2次世界大戦以降、保持してきた技術覇権を、今後とも保持し続けるには、華為を叩き潰すのが最も早道なのである。

 というわけで、今年は主導権争いが激化した。4月16日、アメリカ商務省は、華為に次ぐ中国第2の通信機器メーカーのZTE(中興通訊)に対して、強烈な制裁を発表した。同社が、イランや北朝鮮に製品を違法に輸出していたとして、すべてのアメリカ企業に対して、ZTEと取引することを禁じたのだ。

 この措置によって、部品の3割近くをアメリカ企業に頼っていたZTEは、ノックアウト寸前に陥った。2017年の売上高1088億元(約1兆7800億円)、従業員数約9万1000人という巨大企業が倒産すれば、中国の損失は計り知れなかった。

 ところが、アメリカはZTEをノックダウンさせずに、救済したのである。ZTEは6月12日、「アメリカ商務省と和解に達した」と発表した。60日以内に罰金10億ドルを支払い、90日以内に預託金4億ドルを拠出することや、30日以内に全取締役を交代させるといったことが条件だった。

 なぜアメリカは、わずか2ヵ月足らずで矛を収めたのか? この一件を調べていくと、興味深い証言をする関係者が現れた。

 「ZTEが許されたのは、密かにアメリカ商務省との司法取引に応じたからだ。アメリカ商務省が本当に欲しかったのは、イランとの不正取引などに関する華為の内部情報だった。ZTEは、アメリカ側が有用と思える華為の情報を提供したため、短期間で『執行猶予付きの釈放』が認められたのだ」

 この証言の真偽は不明だ。だが、確かな証言者であることと、「華為vs.ZTE」の「30年戦争」を振り返ると、さもありなんと思えてくるのだ。この2社は、1980年代半ばに広東省深圳市で興った会社だが、まさに「犬猿の仲」と言ってよい関係だからだ。

 華為は、1987年に、人民解放軍の技師出身の任正非が設立した民営企業である。毛沢東元主席を崇拝する任正非の「毛沢東思想を商業化する」という強烈な個性に率いられて、「軍隊式経営」と「狼性文化」(狼のように激しく市場を取りにいくカルチャー)によって発展していった。同じく毛沢東元主席を崇拝する習近平主席がバックアップしていることもあって、いまや世界最大の通信機器メーカーになったが、株式を絶対に公開しないことで知られる。

 これに対して、ZTEは、1985年に深圳市政府が設立した国有企業である。香港市場と深圳市場に上場しており、どちらかといえば、李克強首相に連なる中国共産党のエリート組織の共青団(中国共産主義青年団)との関係が深い。日本で言うところの「お公家集団」のようなイメージの会社だ。

 この両社は、技術者の引き抜き合戦や、技術・顧客の奪い合いなど、「30年戦争」を繰り広げてきた。そのため、12月1日に起きた任正非の長女の孟晩舟・華為副会長の逮捕の背景に、この両社の確執と、それを巧みに利用したアメリカという構図があったとしても、不思議ではないのだ。

技術力は軍事力なり

 ところで、アメリカが華為を潰したいように、中国もまた、クアルコムさえいなければという思いが強い。

 今年に入って、シンガポールに本社を置く半導体メーカーのブロードコムが、クアルコムを1170億ドルで買収することを提案した。これは史上最高額の買収劇と話題になったが、3月12日にトランプ大統領が、この買収を禁止する大統領令に署名した。2日後の3月14日、ブロードコムは「クアルコムの買収提案を撤回する」と白旗を揚げた。

 トランプ大統領がわざわざ大統領令に署名したのは、「国家の安全上の理由」だった。具体的に当時、俎上に上っていたのは、もしもこの買収が成立したなら、ブロードコムを通じて、クアルコムが持っている5G関連の技術情報が、華為に流出するという懸念だった。もっと合法的に、華為がブロードコムの買収に乗り出すかもしれない。この業界では、買収合戦は日常茶飯事だからだ。

 7月になって、今度は中国側が「仕返し」に出た。クアルコムは、オランダの自動車向け半導体最大手のNXPセミコンダクターズを、440億ドルで買収しようとした。そこへ、中国の市場監督管理総局が、独占禁止法を盾に「待った」をかけたのである。中国の強い反発によって、クアルコムは7月27日、「買収断念」を発表した。

 クアルコムは、2015年2月にも、中国国内で独占禁止法違反を咎められ、60億8800万元(約1000億円)もの罰金を払わされている。換言すれば、中国はこの頃から「クアルコム潰し」に走っていたとも言える。

 今年11月30日、ブエノスアイレスG20の終了後に、世界中が注視するトランプ大統領と習近平主席の米中首脳会談が行われた。会談後に、ホワイトハウスが発表した会談内容のブリーフィングの末尾には、主題の貿易戦争とは一見、無関係なこんな一文が入っていた。

 〈 習主席はまた、以前に承認されなかったクアルコムによるMXPセミコンダクターズ買収の計画を、再度承認することは可能だと述べた 〉

 すなわちアメリカは、貿易戦争だけでなく、技術覇権戦争でも、中国側に「通牒」を突きつけたのである。

 そして、この米中首脳会談の直後に起こったのが、孟晩舟・華為副会長の逮捕劇だった。ちなみに、アメリカの報道によれば、米中首脳会談が終わるまで、側近たちはトランプ大統領に、「孟晩舟逮捕」を秘密にしていたという。

 こうした流れを見てくると、アメリカと中国は、貿易戦争の「上の段階」にあたる技術覇権戦争に突入したと見てよいだろう。

 当面は「5G戦争」である。技術力は軍事力なり、というわけで、覇権国のアメリカとしては、もはや看過できなくなったのである。


中国の反撃はクリスマスに?

 12月8日、土曜日にもかかわらず、中国外務省の楽玉成副部長が、カナダのジョン・マッカラム駐中国大使を召還し、孟晩舟副会長を即刻、釈放するよう要求した。

 翌9日には、アメリカのテリー・ブランスタッド駐中国大使を召還し、同様の要求を行った。

 北京を代表する新聞『新京報』(12月9日付)は、「孟副会長は、今年5月に甲状腺を除去する手術を受けており、拘留は健康的問題にも関わる」と報じている。

 今後の中国の戦術としては、しばらくの間は、こうした抗議を続けていくだろう。そうやって時間稼ぎをしながら、本格的な「反撃策」を練っていくというわけだ。

 もしも中国が、アメリカとの全面的な技術覇権戦争を決断したとしたら、そののろしを上げるのは、アメリカのクリスマス休暇の時期の可能性が高いのではないか。アメリカの対応が、一番手薄になる時期だからだ。

 いずれにしても、2018年の「乱の師走」である。そして2019年は、「大乱の亥年」になりそうな予感である。

 
【今週の推薦新刊図書】

 『東京「近未来」年表』
著者=山田順
(さくら舎、税込み1,620円)

 光文社の名編集長としてならした山田氏は、58歳で退職してから、著書を量産している。その多くが、暗澹たる日本の近未来を予測したものだ。私はお会いするたびに、「もっと日本人が元気になる楽観論を書いてください」と言うのだが、「悲観論には未来を変える力があるが、楽観論にはそれがない」と仰って聞き入れない。そんな山田氏が、今後10年に東京で起こることを1年毎に詳述したのが本書である。2021年に不動産大暴落、2022年に観光立国終焉、2023年に個人資産蒸発……。近未来の「山田史観」は、まさに「良薬口に苦し」である。

近藤 大介

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中国で日本人に懲役12年判決…「スパイ活動」

2018年12月11日 | 国際紛争 国際政治 

中国で日本人に懲役12年判決…「スパイ活動」

12/11(火) 7:19配信

読売新聞

 【北京=比嘉清太】2015年6月に北京市で中国当局に拘束された札幌市の男性(73)に対する判決公判が10日、北京市の第2中級人民法院(地裁)であり、スパイ活動を行ったとして懲役12年の実刑と個人財産20万元(約325万円)の没収を言い渡された。日本政府関係者への取材でわかった。

 スパイ容疑などで日本人が拘束される事件が15年以降相次ぎ、これまで8人が起訴されており、判決が出たのは4人目となる。

 関係者によると、札幌市の男性は航空会社勤務の経験があり、中国で人脈があったとされる。どのようなスパイ活動を行ったと判決で認定されたかは明らかになっていない。



支那に、日本企業関係者など10万人滞在してるそうだが<<何かあれば人質だ>>

日本政府など危機管理ができてないので当てにしては駄目だ。

まあ、、強欲経団連の社員だので自業自得か?

習政権の大誤算、強気の姿勢が招いた「中国離れ」
北海道大学公共政策大学院専任講師 西本紫乃
2016年06月09日 16時03分
無断転載禁止

 このところ中国外交は失点続きである。中国のあまりに強引な姿勢が嫌気を誘い、台湾に独立志向の強い民進党の 蔡英文 政権が誕生した。5月に日本で開かれた主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)では南シナ海における中国の海洋進出問題が取り上げられ、首脳宣言に「懸念」が盛り込まれた。欧州ではこれまで親中派と見られていた国々が距離を置き始めている。今月7日には東シナ海で中国軍機が米軍機に異常接近した。国際社会の「懸念」には耳を貸さず、強硬姿勢を続けてきた中国だが、世界のあちこちで静かに「中国離れ」が進行している。この背景を中国事情に詳しい北海道大学公共政策大学院専任講師の西本紫乃さんに分析してもらった。

香港、台湾に現れた変化

 6月4日、天安門事件から27年のこの日、香港では今年も事件で犠牲になった人々に対する追悼集会が開かれた。参加者の数は12万人にも上ったが、昨年と比べて1割近く減った。これまでこの集会の主要な参加グループだった学生たちが今年は参加を見合わせたためだ。

 香港の若い世代が今回の天安門事件追悼集会に参加しなかったのは、中国の民主化に対する期待が薄れたこともあるが、それ以上に、彼らの目指す方向が香港における民主の実現という、より密接に自分たちの将来にかかわる問題になったからだ。「香港は香港、中国は中国」と割り切った考え方をする人が若い世代を中心に増えている。

 中国離れは香港だけの現象ではない。台湾でもまた、若い世代を中心に「台湾は台湾、中国は中国」と、中国と自分たちを切り離して考える人が増えている。

 蔡総統は5月20日に行われた就任式での演説で、「台湾は民主を宗旨とし、人権や自由という普遍的な価値を大切にしてきた。この価値観を共有できる米国や日本、欧州各国との友好関係を大事にする」と明言した。蔡総統の言葉には、彼女を総統に押し上げた台湾の人々の気持ちが反映されている。

 中国発の問題がいち早く顕在化するのが、香港や台湾だといわれる。天安門事件の追悼集会、蔡政権の誕生、一見関係なさそうな二つの出来事だが、習近平政権下の中国とは距離を置くという点でつながっている。

 目覚ましい経済発展で中国は豊かになった。国が豊かになれば、個人の意見がより尊重されて多様性が受け入れられるようになっていく。ところが、習政権下では、情報統制や伝統的な道徳観念を押し付ける政治宣伝など、政治権力が人々の生活の身近なところにまで介入し、全体的な社会統制の強化がなされている。

 つまり、時代の流れに逆行しているのである。そうした中国の現政権の強権的なやり方への反発が、香港や台湾の人々の「中国離れ」となって現れているのだ。

崩れ去った「穏健な大国」イメージ

 中国の強引なやり方は外交にも及ぶ。強硬姿勢をとり続ける中国とそれに対抗しようとする国々が火花を散らしているのが、南シナ海問題である。

 6月3日から5日にかけて、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(英国際戦略研究所主催、シャングリラ・ダイアローグ)では、米国のカーター国防長官と中国の孫建国・統合参謀部副参謀長との間で「孤立するぞ」、「孤立などしていない」、「ルールを守れ」、「押し付けのルールなど受け入れない」という激しい応報が繰り広げられた。

 孫副参謀長はこの会議で強気の姿勢を崩さず、中国の立場を強く主張し、舌戦では負けてはいない。しかし、米中対立の構図が国際社会の中で強く印象付けられてしまうことは、大局的な目で見れば中国にとって不利に働く。

 中国はこれまで「穏健な大国」というイメージを盛んに宣伝してきたが、そうした自己イメージとの矛盾が明らかになってしまう。それだけではない。他国にとっては、経済的なパワー以外の魅力に欠ける中国と米国との対立構造が鮮明になってしまうと、米国への配慮から中国との関係に及び腰となる事態を招きかねないからだ。

 6、7日に北京で行われた第8回米中戦略・経済対話では、開幕式に習主席が出席し、「目の前の問題に目を奪われて戦略的な判断を誤らないようにすべき」「意見の相違や敏感な問題を適切に扱わなければならない」などと述べた。

 南シナ海問題を中心とした米中対立をこれ以上、悪化させたくないとの中国側の思惑がうかがえる。この一方で、7日には東シナ海で中国軍機が米空軍の偵察機に異常接近している。国家のメンツにこだわる中国が海洋主権に関する問題で簡単に妥協するとは考えにくいが、今年の米中戦略・経済対話での習主席の発言が、単なる祝辞ではなく「重要講話」とされていることは、注目すべきかもしれない。

 前回、中国で開催された2014年の米中戦略・経済対話の時も、習主席は開幕式で挨拶したが、この時は祝辞の扱いで「重要講話」ではなかった。今回、「重要講話」の位置付けになっているということは、米国との対立を避け、問題の落としどころを探ろうとする今後の外交方針を示す国内向けのメッセージの意味があるのではないだろうか。

 5月26、27の両日に開催された主要国首脳会議の首脳宣言では、名指しは避けながらも、中国による鉄鋼の過剰生産と海外での廉価販売に「懸念」が表明された。

 この問題は米中戦略・経済対話でも取り上げられ、米国は中国に減産措置を取るよう要求した。中国がもたらす鉄鋼市場の混乱は欧州各国をも巻き込む問題であり、これまで経済関係を重視して中国寄りの立場をとってきた欧州でも「中国離れ」を招きかねない。中国にとっては新たな頭痛のタネだ。


習政権の外交、三つの柱

 習政権の外交スタイルは、習主席自らが各国に赴き中国の力をアピールするアグレッシブな姿勢が特徴だった。しかし、ここにきて成果が上がらないばかりか、各国の「中国離れ」のリスクを招く要因になっている。

 習政権の外交方針には(1)主権を堅持する毅然とした姿勢を貫く(2)責任ある大国として振る舞う(3)新たな国際秩序の構築へのチャレンジ――という三つの柱があると思う。

 (1)は執政党としての共産党の正統性に関わるテーマで、国民に向けたアピールの思惑が強い。今日、(1)に関する習近平政権の妥協のなさが香港・台湾の人々の「中国離れ」を加速させ、南シナ海問題の解決を難しくしている。

 この方針を貫くことができなければ中国国民に弱腰と見られかねない。だが、あまりに強硬過ぎて中国の国際社会での立場が気まずくなるようだと、中国国民もそれを批判的に見るようになり、政権にとってはむしろ負の影響しかもたらさない。そういったジレンマを抱えているのだ。

 (2)も(1)同様に、習近平政権が国家をまとめるために打ち出している大きな物語「偉大な中華民族の復興」の延長線上にある外交方針だ。「一帯一路」構想や「シルクロード基金」などスケールの大きな計画を打ち出し、中国が積極的に周辺の国々に対して開発の援助を行っていくことが、地域をリードする大国の役割責任だとしている。

 ただ、こうしたプランは中国側の思惑が先行して進められることもままあり、相手国の財政状況などによっては中国から融資を受けたとしても開発計画の実行や資金返済ができるか、という点で実現可能性に疑問符が付くことも多い。

 (3)は習政権が打ち出した第2次世界大戦の戦勝国が国際社会をリードしていく資格があるとする国際秩序観で、昨年5月のロシアの戦勝70周年軍事パレードに習主席が出席したことや、昨年9月に中国が華々しく実施した抗日戦争勝利記念日軍事パレードに象徴される。

 ただ、欧米との間の「大国関係」が微妙な雰囲気になってきたことから、最近はあまり持ち出されなくなった。既存の秩序への挑戦は先進各国の警戒感を招きかねないが、新興国のリーダーとしての役割は中国の強みを打ち出せる外交方針でもあると思う。

 例えば、昨年1月にパリでイスラム過激派によるシャルリー・エブド襲撃事件が起きた際、欧州では事件をきっかけに「言論の自由」と「テロ反対」を訴える世論が大いに高まったが、中国はこれに異論を呈した。

 ウイグル問題を抱える中国も、テロには反対だが「言論の自由」があれば他の宗教を侮辱してよいのか、欧米列強の中東支配がイスラム過激派を生み出す根本原因になったのではないか、と世界のムスリムの言葉を代弁する立場をとった。

 これは国内に4000万人のイスラム教徒を抱える中国ならではの視点である。先進国以外の国々の意見や要求を代弁することが中国にはできるのだ。

9月のG20サミット、成功のカギは……

 中国の外交方針の三つの柱のうち、(1)と(2)は中国の自国の都合が強く押し出されている印象が強い。しかし、(3)についてはそれが他の国々のためであり、中国の影響力獲得という思惑や自国のみの利益を確保するという狙いが排されているのであれば、国際社会はむしろ積極的に中国に期待すべきなのかもしれない。

 9月には中国がホスト国となり、杭州でG20サミットが開催される。G20は先進国以外の国々も交えた話し合いの場であり、中国にとってはこれまで重ねてきた外交上の失点を帳消しにする絶好のチャンスでもある。

 ただ、このチャンスが生かせるかどうか、各国の「中国離れ」を食い止めることができるかどうかはまだ分からない。中国がG20を成功に導くカギは、自国の都合優先の外交を見直し、国際ルールを尊重して各国の利害に歩み寄れるかどうかにかかっている。問題は中国がそれに気付くかどうか、である。


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邦人男性、危うく薬物運び屋に=「無料旅行」に応募―タイ

2018年12月11日 | 海外移住で地獄に堕ちたはなし


邦人男性、危うく薬物運び屋に=「無料旅行」に応募―タイ

12/10(月) 15:51配信

時事通信
邦人男性、危うく薬物運び屋に=「無料旅行」に応募―タイ

タイ警察は10日、日本人の男性会社員を覚せい剤の運び屋に利用しようとしたイラン人の男をバンコクで7日に逮捕したと発表した。写真は、タイ警察が公開したスーツケースに隠されていた覚せい剤と染み込ませた服。

 【バンコク時事】タイ警察は10日、日本人の男性会社員を覚せい剤の運び屋に利用しようとしたイラン人の男(43)をバンコクで7日に逮捕したと発表した。

〔写真特集〕何でもお見通し~コカイン密輸男の体内写真~

 男性は日本で「旅行記を書けば旅を無料ででき、報酬を渡す」というウェブサイト上の募集に応じ、バンコクに来ていた。背後に国際的な密輸組織が存在している可能性がある。

 応募した30代の男性は、東京駅で組織の関係者とみられる男から、バンコクまでの往復航空券代などとして40万円を受け取り、5日にバンコクに到着。6日に宿泊先を訪れたイラン人の男に「ドイツ西部フランクフルトまで運んでほしい」と言われ、スーツケースと2000ドル(約22万5000円)を渡された。

 スーツケースには、凍ったように硬い服が入っており、不審に思った男性が日本大使館に連絡。大使館の通報を受けた警察がイラン人の男を逮捕した。

 調べによると、衣服は重さが5.8キロあり、覚せい剤が染み込ませてあった。スーツケースにはこのほか、覚せい剤の結晶2.285キロが隠されていた。日本大使館は「他人から荷物を預からないよう呼び掛けている。今後もタイ警察と協力して日本人の安全を守りたい」と話している。 
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jaz***** | 7時間前

まず現地警察に連絡せず、日本大使館に連絡したことが良かったと思います。
国によっては裏組織と警察や政府が悪い意味で癒着している(日本も大分黒いですけど)パターンがあります。より安全な選択肢を選ぶというのが大事なのかと。
何はともあれ無事で良かった

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返信14
aiu***** | 8時間前

邦人男性は勇気があった。タイ現地の警察に情報が伝わった後、その筋と関係のある警察官に消されていた可能性もあった。

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返信9
ヒギンス | 6時間前

この手の話は東南アジアだと必ずある!!!
経験したのはインドネシアのジャカルタ空港の出国手続き後の待ち時間に成田まで運んで欲しいものが有ると航空会社らしい男から頼まれた。
幾らなんでもさすがに下手をすると成田税関でエライ事になりそうだと考えて拒否した。
その後も他の客に頼んでいたが。
その前に行ったときはそんな事はなかったが、まさか出国手続き後にやられるとは考えもしなかった。
上手い話には必ず落とし穴がある!!!
この人の行動は正しい。どう転ぶかわからない現地警察でなく大使館と言うのも旅なれている証拠だ。
まさかそこから縁もゆかりもないフランクフルトとはさすがに怪しいと思うだろう。ただより高いものはない。

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返信6
bat***** | 9時間前

危機管理の意識が低い日本人は騙されやすいでしょうね。

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返信8
sir***** | 7時間前

基本的にうまい話には乗らないほうがいい、犯罪を犯す恐れもあるし、場合によっては身の危険も脅かされる時もある。

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返信2
SPREA***** | 4時間前

【もしもタイの警察に密告】をしていたなら。今頃
バラバラにされて犬の餌になっていたか?臓器売買
の犠牲者や……海の底だったかもしれないな。

タイは相当な警察幹部まで犯罪組織の連中に買収を
されている可能性も捨てきれないから、かなり危険。
そういう一面もあると覚悟して行くべき。

日本大使館に連絡したのは正解だったな。危険な人
につけられたり、巻き込まれているのでは?と心配
な時には【直接、タイの警察に行ってはダメだよ】

まず、日本大使館に連絡をした方がいい。

577 24

返信1
#override | 7時間前

「ブロークダウン・パレス」という実話をもとにした映画がありましたが同じタイで旅行していたアメリカの女子学生が空港で男性と出会い、
二人とも男性と関係をもって、知らない間に運び屋になってしまい二人とも捕まり刑務所に入って、一人は20年後ぐらいに恩赦で釈放されましたが二人とも無実だったのか、それとも二人とも男性のために運び屋になったのか。事実はわかりません。タイなどの国では薬物は恩赦あるまで何十年も間、刑務所暮らしになるみたいです。


A・オリゼー | 5時間前

タイには関わった邦人がかなり刑務所にいる、仲間入りしなくて良かったね、大使館に連絡した判断は良かった、タイ警察に行くと共犯と思われて逮捕されてたかも?

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返信1

A・オリゼー |2時間前

下手に出頭すると言葉通じず自首して来たと思われる、何故なら邦人が覚醒剤等で多く逮捕服役してる、外人には厳しい。
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popyuranta | 9時間前

なかなかいい仕事だな。思うがほとんどの人は実行までは踏み出さない。

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返信7
nyanyanya | 4時間前

もうちょっと公表の仕方考えてやれば良かったのに……。
「当局が気付き拘束した」という形での発表なら垂れ込んだとはならないので、身辺に危険が及ぶ確率も減るはず。
正確な情報でなくなってもマスクすべきところはマスクすべきと思う。

286 22

返信1
w77***** | 6時間前

恋人タイプの運び屋も注意してほしい。イケメン外国人が女子にナンパして、海外旅行の名目で薬物を女子の荷物として預かて、目的地でバレたら被害者を残して、自分一人で逃げたケースも聞いたことがあります。一部の目的地で薬物販売や輸送さえも確実死刑です。

305 15

返信1
uhm***** | 9時間前

運び屋してたら長い勾留の果に死刑だったかも?

345 24

返信0
***** | 3時間前

日本も薬物には厳しくしたほうがいい。犯罪を抑止する気があるなら厳しくしないと。薬物は他の犯罪を引き起こす可能性大なのに、やめれてない人を執行猶予つけて野に放つのが問題。再犯率が70%以上あるのに不思議で仕方ない。この件については無事でよかったと思うが、そんな話を信じてタイまで行くのもどうかと思うが。

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返信1
h_i***** | 8時間前

タダより高い物はないね。
海外で麻薬絡むと死刑がザラにあるから
危なかったな。

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返信0
yoh***** | 9時間前

この30代男性の身の安全を、日本政府はきちんと保障してあげてもらいたい。

380 43

返信3
航路 | 3時間前

海外ではこういうことは珍しいことではなく、日常茶飯事におきているらしいが、日本人はそういう経験が少なく、疑うことを知らない民族なので、いつの間にか犯罪人になり、やがて犯罪意識もなく重ねているうちに彼の国では死刑をされるようなことも起きている。だから、うまい話には裏が必ずあり、やがて死を求められることになる。これは自覚と自制が不可欠であり、納得できないことはやらないことが肝心だ。

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oto***** | 4時間前

まず甘い話しには裏が有ると思ってのるな!タイ、外国は麻薬は死罪やからね。
金はどうした?
現金と麻薬の末端価格をパーにしたんだから、この後裏組織にマークされ消されなければよいが。
届けたのは良い選択だが以前にブツを受け取るのは意識が甘い。カタギなのか?元その系の人物なのかわからないが。


taku | 3時間前

大体、タダで海外旅行に行くなんて裏がある事が分からない歳じゃねえだろう。こんな話に乗る馬鹿が居るんだ。

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nam***** | 4時間前

日本人は馬鹿だから一番騙しやすい。

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mav***** | 3時間前

昔、韓国の空港の預け荷物の受け取りで、色身が殆ど同じで同じサイズのスーツケースを並べられたことが有る。
あれはわざと間違えるように仕向けていることは一目瞭然だったから、本当に韓国人ってクソだと思った。
大韓航空のビジネスのサムギョプサルも、スジだらけで食えたものじゃない。
リアルに吐き気しますよ。
早く国交閉ざして欲しいわぁ。

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pun***** | 4時間前

日本を出て始めて自分の国(家)の有り難さが解る。
頼るのは大使館なんだよ
国内でクソみたいな文句言って、「海外では」とか言ってる奴等は日本から出ていけ。

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リン | 4時間前

馬鹿な話。無料のような話に乗ること自体が馬鹿だ。しかし、おとり捜査としては使えると思う。

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soo | 4時間前

お前は大馬鹿者だ。誰が『無料旅行』なんかさせるか、
万一中国で捕まったら言い訳なし、即死刑。

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kcr***** | 3時間前

イラン人ろくな奴いないぞ
オレも20年前カオサンの両替屋で並んでたら
持ってた一万円札を見せてくれと後ろに並んでたイランに言われたからチラッと見せてやったらよく見たいから触らせてくれと言い出した
アホかお前は持ち逃げするに決まってるだろ
ナメてんじゃねーよって突き飛ばしてやった
あいつらキチ害だからハエたたきで叩き崩したらな分からないからな
気をつけなあかんよ
コメント
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