昨日硫黄島からの手紙という映画を見ました。重たい題名にもかかわらず若い人も多かったですね。クリンストンイーストウッド監督、アカデミー賞ノミネートと話題が多かったのでしょうか?
下の写真はアメリカに武官駐在したときお子さんに出した絵手紙です。
通常の戦争映画ではなく家族に対する愛情があふれる映画でした。主人公は勿論栗林中将を演ずるわが国きっての国際俳優の渡辺兼さん。かっこいいと言うか迫真の演技です。感動しましたね。
映画の中で彼の放った台詞”余は諸氏に先んず”、つまり自分は兵隊の先頭で戦うというわけです。一兵たりとも無駄に死なせない、1週間で陥落する硫黄島を1ヶ月長引かしたそうです。今時こういった毅然とした高貴な人は政治家の仲にはいませんねー。
この中将は以前アメリカに武官としていったことがあったそうです。それ故アメリカの強さを知っていたわけですね。
戦地の中でも家族や子供に絵手紙を書いていたそうです。幾分フィクションはあるのかもしれませんでしたが、私も硫黄島の戦いがこんな風だったとは知りませんでした。久しぶりに感動しました。
戦争は勿論肯定できませんが、戦死された屍を超えて日本は平和になった。こんな考えも風化してしまいそうですが、久しぶりにいい映画を観ました。アカデミー賞の何とか賞でも取ってほしいですね。
野球だけでなく映画でも国際進出してほしいですね。さしずめ渡辺兼さんには頑張ってほしいものですね。
映画が終わって外に出ると夜になってました。まだクリスマスイルミネーションが残っていました。